「お腹と腰が痛い」「激太りした」「イライラしてしまう」「食欲が収まらない」と嫌なことが起こりがちな生理期間。
ホルモンバランスの崩れや体の冷えによってこれらの症状が起こってしまいます。特に生理前はホルモンバランスが崩れ、水分を溜めやすい体になることから、むくみ太りにつながりやすくなります。
しかし対策をすることで、辛い生理期間を乗り越えることができますよ。
そこで今回は生理期間を楽に乗り越える方法をご紹介します。
◆ビタミンB6摂取でストレス軽減
生理前から生理が終わるまでの間は、とにかくストレスが増えがち。
ストレスが増えると、ニセの食欲が生まれ、ドカ食いに繋がることがあります。
そこで、にんにく、バナナ、マグロ、大豆などに豊富に含まれているビタミンB6を摂取するようにしましょう。
ビタミンB6には「セロトニン」というイライラを沈めるホルモンを分泌させる効果があります。
セロトニンが減少し続けると頭痛も発生することから積極的に摂取していくようにしましょう。
◆食前に豆乳を飲んで食欲抑制
食前に豆乳を飲むと血糖値の上昇が緩やかになりますし、満腹感を覚えやすくなるので食べ過ぎを防いでくれます。
豆乳に含まれるイソフラボンは女性ホルモンの一種エストロゲンと働きが似ているのだとか。
そのため、バランスを崩しがちな女性ホルモンのバランスを整える働きを持っています。
しかし、飲み過ぎると、ホルモンバランスを崩す可能性があるので、200ml以上は飲まないようにしましょう。
◆体を温めて痛みを軽減
生理が始まると、多くの人がお腹の痛みに辛い思いをしているのではないでしょうか?
そもそも生理痛が起こる原因の1つに「冷え」があげられます。
体が冷えると血行が悪くなり、経血が上手く外に出せなくなります。すると「プロスタグランジン」と呼ばれる物質が分泌され、痛みを強くしてしまうのです。
カボチャや玉ねぎ、ごぼうのような体を温めるものを食べるようにして冷えを解消するようにしましょう。
◆ツボ押しでむくみ解消
生理中のお腹も痛くなるのはもちろん、足もむくみで痛くなることがあるのではないでしょうか?
特に仕事中はどうすることもできず、辛い思いをしている人は多くいるでしょう。
そんな人にオススメなのがツボ押し。「血海(けっかい)」「足三里(あしさんり)」を刺激して解消していきましょう。
血海は膝のお皿の上にあります。内側の角から3本分上がった所にありますよ。一方で足三里は膝の皿の下から指4本分下がった、くぼんでいる場所です。
どちらのツボも生理痛の改善とむくみ解消に役立つので、ちょっとしたスキマ時間に膝周りのマッサージを行うようにしましょう。
◆たっぷりの睡眠で体のバランス調整
生理中、多くの人が眠気に悩んでいるのではないでしょうか?
ホルモンバランスの変化や体力の消耗により、眠気を引き起こしています。
眠気を覚ますために間食や我慢をする人がいますが、酷いようであればいっそのこと眠って過ごしましょう。
しっかり眠ることで体を十分に休めることができるため、ストレスを軽減することができますよ。
また深い睡眠は成長ホルモンの分泌を促すことから脂肪燃焼を促す効果があります。
寝付きを良くするために、ストレッチで体をほぐしたり、ゆったりした音楽を聴いたりとリラックスできる環境を作ってくださいね。
いかがでしたか?
今回は辛い生理期間を楽に乗り越える方法をご紹介しました。
否定的に捉えるのではなく、プラス思考になることで楽に過ごすことができますよ。
ぜひ参考にして生理期間を乗り越えてくださいね。(エディタ(Editor):dutyadmin)

