姑=夫の母とのゴタゴタは、昔からある話。それでも夫が間に入ってくれれば、姑からいびられてもまだ我慢のしようがありますが、困るのは守ってくれない場合です。
なかには姑をかばう夫もいるほど。その結果、夫に嫌気がさす妻も少なくないようです。

写真はイメージです(以下同じ)
嫁いびりする姑を「悪気はない」と言う夫
「彼はマザコンとは少し違って、母親にベッタリというわけではなかったんです。ただ、お義母さんとの関係で悩んで相談しても、特に何もしてくれません。
上手くいかないから相談しているのですが、なんとかしてほしいと頼んでも、口癖のように『母さんも悪気はないんだ』って。お前の目は節穴(ふしあな)か!って言ってやりたいですよ」
自分の味方を一切してくれない夫のことをうんざりした様子で話すのは、保険会社に勤める赤名瀬里香さん(仮名・34歳)。自宅は義実家から車で1時間半ほどの距離で、2か月に一度は訪ねていたとか。
「息子は姑にとって初孫なので会わせないと文句を言われそうだし、帰省する夫に仕方なく付き合っていただけです。
けど、彼にとって実家は落ち着く場所かもしれませんが、私にとっては、一瞬だって気の安らぐ時間はありません。こっちから『何か手伝うことはありませんか?』と聞いて動かないと、『お客様身分でいい気なものよね』とか言われてしまいますから」
義実家では業者から派遣された家政婦のように忙しく働いていましたが、姑は彼女の仕事ぶりを細かくチェック。
冷蔵庫周りや窓のサッシに付いていたわずかな汚れを見つけては、「こんな手抜き仕事をして」と毎回のように嫌味を連発。お礼の言葉なんて一度も聞いたことがないといいます。
相談した夫から「お前が神経質すぎる!」と
「お義母さんは彼の前では嫌味を言わないようにしていますが、私が義実家でゆっくり休むことなく忙しそうに働いている姿は、夫だって知ってるはずです。でも、お義父さんと一緒で完全に空気状態。お義母さんをたしなめてくれるようなことは、一度もなかったです」
それでも約2か月に一度のことだからと割り切って我慢していた瀬里香さん。ところが、朝から体調が悪かったときがあり、その日は義母に休ませてほしいと話したところ、仮病を疑うような態度で一蹴されてしまったそう。
その件もあって後日、姑の自分に対する態度について夫に相談しました。ところが、明らかにイラついた様子で「お前が神経質すぎる!」と言われてしまったのです。

「それまで、無関心な夫だけど、いざという時には頼りになるはずだと心のどこかで夫を信じていました。
でも、この“お前が神経質すぎる”という一言で完全に裏切られました。夫は義母の肩を持つ人なんだ、って…。一度だけですが寝ている夫の首を絞めている夢を見たこともありました(苦笑)」
そんな夢を見るほど追い詰められていた瀬里香さんですが、それから数か月も経たないうちに新型コロナウイルスの感染が日本でも拡大。夫は医療機器メーカーに勤めていることもあり、病院への出入りも多く、2か月おきの義実家詣も中断することになりました。
完全に想定外の事態でしたが、ここ1年は姑とスマホやタブレットの画面越しでしか会っていないそうです。
「まあ、電話やオンラインでの会話ではやっぱり嫌味を言われますが、今は夫の留守中はなるべく出ないようにしています。
ですが問題は先延ばしされただけで、解決されたわけじゃないので。様子を見ながら夫には姑の話題をたまに出してみたりしますけど、今でも向こうの側に立つようなことを言うんです。
でも、息子もまだ小さいし、私だけでは収入も不安なので、今後も夫婦でいられたらいいなとは思っています…」
ハッキリとは言いませんが、いつかは別れる可能性も考えている様子。姑との関係が悪い妻は世間に大勢いますが、重要なのは夫が妻の味方をしてくれるかどうか。
夫が彼女の気持ちをちゃんと理解してくれるといいのですが……。
―夫・彼氏を殺したいと思った瞬間―
<文/トシタカマサ イラスト/カツオ>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
でも、この“お前が神経質すぎる”という一言で完全に裏切られました。夫は義母の肩を持つ人なんだ、って…。一度だけですが寝ている夫の首を絞めている夢を見たこともありました(苦笑)」
そんな夢を見るほど追い詰められていた瀬里香さんですが、それから数か月も経たないうちに新型コロナウイルスの感染が日本でも拡大。夫は医療機器メーカーに勤めていることもあり、病院への出入りも多く、2か月おきの義実家詣も中断することになりました。
完全に想定外の事態でしたが、ここ1年は姑とスマホやタブレットの画面越しでしか会っていないそうです。
このままでは離婚も…
「まあ、電話やオンラインでの会話ではやっぱり嫌味を言われますが、今は夫の留守中はなるべく出ないようにしています。
ですが問題は先延ばしされただけで、解決されたわけじゃないので。様子を見ながら夫には姑の話題をたまに出してみたりしますけど、今でも向こうの側に立つようなことを言うんです。
でも、息子もまだ小さいし、私だけでは収入も不安なので、今後も夫婦でいられたらいいなとは思っています…」
ハッキリとは言いませんが、いつかは別れる可能性も考えている様子。姑との関係が悪い妻は世間に大勢いますが、重要なのは夫が妻の味方をしてくれるかどうか。
夫が彼女の気持ちをちゃんと理解してくれるといいのですが……。
―夫・彼氏を殺したいと思った瞬間―
<文/トシタカマサ イラスト/カツオ>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
(エディタ(Editor):dutyadmin)