食べても食べても太らないスリムな人っていますよね。
実は太りにくい体質のあの子の秘密は、「呼吸」なのかもしれません。
◆呼吸だけで体質が変わるの？
呼吸なんて、地味で当たり前すぎて意識したことない方が大半でしょう。でも、人は人生のどんな場面でも呼吸とともにありますよね。
だからこそ、正しい呼吸に改善すれば生活のすべてがガラッと変えることができますよ。
現代社会では多くの人が「身体が疲れる間違った呼吸」をしており、様々な不調の根本的な原因は呼吸にあるとさえ言われています。
正しい呼吸に変えただけで身体が内側から活性化させることができ、太りにくくなるだけでなく便秘解消、美肌、肩こりや冷え、さらにうつ改善など様々な効果を得ることができますよ。
◆まずは自分の呼吸をチェック
正しい呼吸をマスターする前に、自分の自然な呼吸を把握しておくことが大切です。
まずは1分間に何回呼吸をしているか数えてみましょう。14回までが良い呼吸といえます。15回以上だった場合、速く浅い、間違った呼吸法の可能性が大きいですよ。
次に呼吸をするとき、胸とお腹のどちらが動くか手を当てて観察してみてください。胸は緊張の呼吸、お腹はリラックスの呼吸です。
◆浅い呼吸の何がいけないの？
先ほどのチェックで間違った呼吸だとわかったとしても、今のままでも生活に支障を感じることはないですよね。ところが、浅い呼吸だと酸素が十分に取り込まれず、全身の細胞に行き渡る量が少なくなると言われています。
その結果疲れやすくなり、抵抗力が落ち、風邪をひきやすくなるだけでなく、老化も促進してしまいます。また、代謝が悪くなるので便秘に悩む人や太りやすい人も呼吸が原因になっているのかもしれません。
◆鼻呼吸を意識しよう
正しい呼吸のためには、鼻呼吸が絶対条件です。鼻から空気が取り入れられると、まず鼻毛がウイルスや花粉をブロックし、さらに奥の粘膜が雑菌を吸収してくれます。
そして適温に調整され、快適な状態で体内に運ばれる仕組みがあります。
一方口は、栄養を取り込むための器官。つまり、空気に含まれるウイルスや花粉などもすべて持ち込んでしまいます。意識して鼻呼吸にチェンジしていきましょう。
朝起きたときに、喉が痛い、唇が乾燥している人は口呼吸をしている可能性が高いですよ。寝ている間は最も無意識で自然な呼吸といえます。
寝ている間に口呼吸をしてしまっている人は、知らず知らずのうちに日頃からそうなってしまっているかもしれません。
◆腹式呼吸
正しい呼吸とは、深くゆったりとした呼吸のこと。深い呼吸のためには腹式呼吸が必要不可欠です。仰向けに寝そべったとき、呼吸のたびにお腹が上下するのがわかると思います。
普通の状態で腹式呼吸ができない人は、まずは仰向けの時に意識して感覚を掴むようにしましょう。もっと手軽に確認するなら、上半身を傾けたお礼の姿勢の時も分かりやすいです。
体内の息をすべて吐ききってから、深く吸い込む癖を付けましょう。
今回は太りにくい体質を作るための呼吸法についてご紹介しました。
「美は呼吸にあり」。見た目も中身もありとあらゆるところが人生で最高の状態になるかもしれません。
場所と時間を選ばない、手軽でお金もかからず効果バツグンな呼吸法改善をぜひ実践してみてくださいね。(エディタ(Editor)：dutyadmin)
