(写真提供:佐沼津島神社)
新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、新年三が日(1~3日)の初詣の人出は全国的に激減。東日本の神社や寺など代表的な初詣スポットでは昨年に比べて3割程度の人出にとどまったとみられる。
そんな中、宮城県の神社が、お守りを特例で全国発送開始する取り組みが話題を呼んでいる。
■毎年の恒例行事が困難に
1614年に伊達政宗の命令により現在地に遷座し、2023年に御社殿竣工100周年を迎える宮城県登米(とめし)市の佐沼津島神社。仙台地区からも参拝客がやってくるため、今年は分散参拝を呼びかけた。
(写真提供:佐沼津島神社)
宮司は「毎年実家に帰省し、正月に地元の神社で参拝することを恒例にしていた人たちも多いはず」と話す。しかし、今年はコロナ禍で恒例行事を行うことが困難な状況だった。
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■コロナ禍での期間限定
そこで、この神社ではコロナ禍の特例措置として、15日から希望者に対してお守りの全国発送を開始。全国8万社の神社を包括する組織「神社本庁」には、「通常お守りは参拝した人のみに渡す」という決まりごとがあるという。
この神社でもかつては「お金を現金書留で送るから、お守りを送ってください」というリクエストが入ってもすべて断ってきた。今回の措置はあくまでも特例で、コロナが終息するまでの期間限定となる。
■約50種類のお守り
津島神社では、お守りメーカーとコラボした「キティお守り」・「トーマスお守り」・「ランドセルお守り」や合格お守り、恋愛成就お守りまど約50種類を取り揃えている。
(写真提供:佐沼津島神社)
しかし、宮司は「通信販売のようなことをしようと思っているのではない。あくまで困っている方々を助けたい一心」と語る。そのため、現金書留のみを扱い、クレジット決済等は一切行わない。この理由は現金書留で送られたお金を神前にお供えするためだ。
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