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モンスター義母、産院で「寝巻き代?おかしいやろ」とキレる。闘う嫁の日々 « ビューティ

時刻(time):2020-11-13 08:03源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
嫁姑問題は令和になった今も、大きな悩みのひとつです。 義母がたとえ“いい人”でも、帰省や贈り物など何かと困ることもあるのに、トンデモなく強烈な義母だった場合には…。 大阪のとある市内の、義実家から自転車で10分の距離に家を構え、夫と3人の子どもと暮らす日常と、ぶっ飛んだ義母への愚痴をユーモアをまじえてつづる、義実家撲滅Twitterアカウントで人気の
 嫁姑問題は令和になった今も、大きな悩みのひとつです。

 義母がたとえ“いい人”でも、帰省や贈り物など何かと困ることもあるのに、トンデモなく強烈な義母だった場合には…。

 大阪のとある市内の、義実家から自転車で10分の距離に家を構え、夫と3人の子どもと暮らす日常と、ぶっ飛んだ義母への愚痴をユーモアをまじえてつづる、義実家撲滅Twitterアカウントで人気のばたこさん(@bametutai)。広く共感を集め、フォロワーは4万6千人です。

 義実家との終わりなき闘いの日々は、『お義母さん、ちょっと黙ってください―くそばばあと私の泥仕合な日々―』として書籍化されました。

 そんなばたこさんに、義母の暴走&旦那のおとぼけぶりが伝わる面白いエピソードを紹介してもらいました。(以下、ばたこさんの寄稿です)

ばたこ「お義母さん、ちょっと黙ってください―くそばばあと私の泥仕合な日々―」新潮社

ばたこ「お義母さん、ちょっと黙ってください―くそばばあと私の泥仕合な日々―」新潮社

姑と嫁の戦いは永久に続く


「姑は古い女って書くやろ、新しい者と古い者は分かり合われへんねん。あきらめ。」

 猪突猛進、周囲のことは考えず、己の信念のみで突き進む義母にほとほと疲れ果てた私が、職場の大先輩に相談したときに言われた言葉です。

 そう、その言葉通り、私と義母は分かり合えません、おそらく永遠に。

 私達は日々衝突していますが、義母が譲ることはないので、私が諦めるしかありません。私の義母は、日本国民の“THE 大阪のおばはん”イメージをそのままに、ちょっと意地悪と厚かましさを加えたような人です。嫁いだその瞬間から、今まで、そしてこれからも、私と義母の戦いは続いていきます。





義母のやばさは公的な機関で果敢なく発揮される


義母、姑、彼ママ

写真はイメージです(以下同じ)

 みなさん、一度は病院や市役所で訳のわからない理屈でごねている人を見たことがあるのではないでしょうか。窓口やクレーム対応係をしている方は日々そんな人達との対話を強いられていることと思います。

 私の義母も自分の思いひとつで、市役所の窓口にて謎理屈をこねていました。私の義母はマイナンバーカードをなにか全く理解しておらず、7の連番を要求したのです。窓口の方は丁寧に優しく対応してくれましたが、義母は始終よく分からないことを言っていました。税を納めているという自信が彼女をモンスターに成長させてしまったのだと思います。

 このマイナンバー騒動は拙著『お義母さん、ちょっと黙ってください―くそばばあと私の泥仕合な日々』で詳しく書きましたが、義母はまるで自分のことしか考えていないのです。旦那にこの騒動のことは伝えていません。私の期待する言葉が返ってこないことが分かっていたからです。

病院でもお客様根性で怒りをむき出しに


病院 モンスターぶりは病院でも発揮されます。私は入院などする度に“病気を診てくれて、お世話までしてくれて本当に感謝です、私の生命は病院のおかげで保たれています”と感謝の気持ちでいっぱいになるのですが、義母は違います。お客様根性が身体の隅々まで染み込んでいるのです。

 私が切迫早産で長期入院したとき義母は「こっちが服代を払うのはちがうんちゃうか」と窓口で言い出しました。この日の義母は会計に含まれる入院着のリース代に異常な怒りをむき出しにしていました。

「言ってくれたら服ぐらい持ってくるやん、家に寝間着いっぱいあるで」「服代毎日っておかしいやん、だって毎日新しいやつくれたわけじゃないやん」と言う義母を私は必死で制しました。「お金を払いたくないわけじゃない、おかしいんじゃないですかって教えてあげてる」と義母は怒りながら一人タクシー乗り場に行きました。もちろん会計は私です。そんな義母なんです。

 これは旦那に伝えましたが、「オカンは昔っからお金を大事にするからな」と、やっぱり期待する言葉は返ってきませんでした。旦那は物事をなんでもポジティブにとらえがちです。







旦那は義母譲りのポジティブ


スマホでゲームをする夫 税金やら原稿を書くためにパソコンを使ったりする関係で、本を出版することを旦那には伝えました。もちろん、義母や旦那の愚痴をしこたま書いたことは内緒のままに「私が書いた文章が本になる」とだけ申し伝えました。

 旦那は「よかったやん、チャンスの神様には前髪しかない、嫁ちゃんにとって良い経験になると思うがんばって」とどこかで聞いたようなアドバイスをくれるだけで、内容については特に興味はなさそうでした。育児エッセイだと思っていたのかもしれません。

 一応旦那のことも書いてあることを伝えると「本は本、俺は俺、なにを書かれようがそれは変わりない事実」となんだか良い風にまとめていました。
「俺の愚痴を書いてそれで嫁ちゃんの気持ちが晴れたら、その方が俺にも優しくできるやん、その上原稿料まで貰えるなんて最高やん」と言い、「俺が電車で老人に席を譲った話はもう書いた?」とネタまで提供してくれるようになりました。

 旦那はそういうポジティブなところがあります。自分の目の前にあることだけを信じて突き進んでいます。旦那のそんな姿を見る度に義母の気配を感じています。




怒りの気持ちは今日も大空に



 そんな義母と旦那は私を困らせることが多々あります。彼らは私の穏やかな日常に、苛立ちの波風を立たせ、不穏の竜巻を起こします。

 twitterで家族の愚痴を言うと「なぜ離婚しないのですか」と聞かれることがありますが、離婚しないために呟いているのだと思います。私の中に起こった腹立たしさを呟くことで、ガス抜きをして、また生活を送ることができています。

 twitterは井戸端会議的存在です。なので今後も軽率に「義母をハルカスから打ちあげました」と呟きます。我が家から見える高い高いハルカス。もちろん打ちあげたりはしませんが、そんな妄想をすることで私の心は救われているのです。

【ばたこ】
大阪のとある市内の、義実家から自転車で10分の距離に家を構え、夫と3人の子どもと暮らす主婦。Twitterの義実家撲滅アカウント(@bametutai)にて日々つぶやくツイートにファン多数。140字でまとまらない義母や旦那の愚痴、自分の思い出を綴ったnoteも人気。




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