「便秘が解消されても下腹はポッコリしたまま!どうして?」、それは下垂腸の可能性があります。
今週はポッコリお腹を解消する方法をタイプ別にご紹介します。下垂腸とは胃や腸が本来の位置よりも下がっている症状のこと。そのためダイエットに成功してもお腹だけがポッコリしていることがあります。
「自分は当てはまるのかしら?」と感じる人は多くいるはず。そこでカンタンなチェックリストがあるので自分はどれだけ当てはまるのか見てみましょう。
□ 運動不足気味
□ 猫背
□ 筋肉はない方だと思う
□ 便秘になるとたまに便秘薬にお世話になる
□ お腹を触るとひんやりしている
□ 骨盤が歪んでいる
□ 生理痛がひどい
□ 低体温
いかがでしたか?8つのうち4つ以上当てはまっている人は要注意ですよ。
そこで今回は下垂腸がどんな症状を起こすのか、そして解消方法をご紹介します。
◆下垂腸になる原因
下垂腸になる原因はさまざまですが、大きな原因の1つとして運動不足が考えられます。
特に下半身周りには大きな筋肉があるため、運動不足でたるんでしまうと内臓も下に下がり下垂腸になってしまいます。
また骨盤のゆがみも原因の1つ。骨盤がゆがむと体のバランスが崩れ、腸などの内臓が本来あるべき位置からずれてしまいます。
さらに猫背が加わると、内臓が圧迫されるため下垂腸に繋がるようです。
◆下垂腸の症状
下垂腸になると、腸の動きが鈍くなることから便秘が引き起こされやすくなります。
しかし、なかなか解消されにくいのが難点。さらに老廃物が溜まり、どんどん腸の動きが鈍くなるため、酷い便秘に繋がるのだとか。
また腸が下がることで子宮にも大きな影響が。圧迫されるだけなく、代謝も低下してしまうため、お腹まわりが冷え、生理痛をひどくする場合があるのです。
●骨盤体操で内臓を上げよう
下垂した腸を改善するためにストレッチで筋肉を鍛えていきましょう。
まず仰向けになり足裏を合わせます。次に股関節から脚を広げたらお尻を上げましょう。この時腰が上がりにくい場合はタオルを腰の下においてくださいね。
骨盤を水平に保ったら左右に揺らすことで股関節と内臓の位置を整えることができますよ。
腹式呼吸してリラックスしながら行うようにしてくださいね。
●猫背を解消しよう
猫背になることで内臓をさらに圧迫させてしまいます。猫背を解消して、腸の負担を軽くするようにしましょう。
デスクワークが多い場合は椅子を浅めに腰掛けるだけでも大きく改善することができますよ。
立つ場合はちょっとしたスキマ時間に手を腰に当てて、自分の骨盤が正しい位置にあるかチェックしてみてくださいね。
●インナーマッスルを鍛えよう
下垂腸になる原因は運動不足による筋肉のたるみです。腸が下に下がらないように筋肉を鍛えるようにしましょう。
オススメはヨガ。ヨガをすることでインナーマッスルを鍛えるだけでなく、深く呼吸をすることから代謝アップにも繋がりますよ。
いかがでしたか?
今回は下垂腸を改善してポッコリお腹をスッキリさせる方法をご紹介しました。
少しずつ運動や猫背改善をしていくことでポッコリお腹がペタンコになるだけでなく、生理痛の改善にも役立つので積極的に行いたいですね。
ぜひ参考にして、下垂腸を改善していきましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

