「運動、食事制限を続けているのに、なぜか痩せないし、むしろ太ってきたような…」、実はそれ、貧血のせいです。
貧血というと細い人に起こりがちなイメージがありますが、実は女性の半分以上が「隠れ貧血」なんだとか。隠れ貧血になるとダイエットに悪影響をもたらすだけでなく、美容にも悪影響を与えてしまいます。
そこで今回は隠れ貧血がブス太りに繋がる理由と解消方法をご紹介します。
◆貧血ってなに?
そもそも貧血とは血液に含まれるヘモグロビンが不足し、全身に酸素が行き渡らない状態になること。
女性は毎月生理で血液が失われるだけでなく、環境によって体内環境が変化しやすい特徴があるため鉄分不足になりやすくなります。
鉄分が不足すると、酸素不足になりめまいや疲労感、立ちくらみなどの貧血症状が起こってしまうのです。
◆貧血とダイエットの関係
貧血で鉄分が不足してしまうと、ダイエットにも大きな悪影響を与えてしまいます。
例えば生理中、むくみやすくなることがありませんか?それは貧血により全身に酸素が行き渡らなくなってしまうために起こります。
酸素が全身に行き渡らないと老廃物が溜まりやすくなり、むくみに繋がってしまうのです。
また極端なダイエットをしてしまうと、体の様々な部分が働きにくくなるのだとか。
そのうち体内の酵素1つ「リパーゼ」が働かなくなってしまうと、脂肪を分解しなくなってしまいます。
酵素が働かないため、食事制限をしても脂肪が分解されず、体の中に脂肪を溜めやすくなってしまうのです。
その上、貧血になってしまうと酸素が全身に行き渡らなくなり基礎代謝が低下します。
どれだけハードなダイエットを頑張ったとしても結果はあらわれず、むしろ痩せにくくなってしまうのです。
◆貧血でおブスに
貧血になることで痩せにくい体になるだけでなく、肌も様々なトラブルを起こしてしまいます。
症状として、目元にクマができやすくなり、肌にもくすみがうまれます。
それだけでなく、肌が乾燥してしまうので、間違ったダイエットを行うことでキレイになるはずが逆におブスになってしまいますよ。
隠れ貧血になる前に、しっかり食べてケアをするようにしましょう。
◆貧血に効果的な食べ物
貧血に効果的な食べ物として代表的なのが鉄分。レバーや豚モモ肉、カツオやアサリなど鉄分が多い食品を食べるようにしましょう。
ビタミンCやクエン酸、たんぱく質と一緒に食べることで鉄分の吸収率を高めることができるので積極的に摂るようにしたいですね。
またアボカドに多く含まれている葉酸や納豆やたらこに含まれている亜鉛も女性の体を形成するのに重要な栄養素のため意識的に摂るようにしましょう。
いかがでしたか?
今回は隠れ貧血の悪影響と対策方法をご紹介しました。
せっかくダイエットを頑張っていても隠れ貧血のせいで結果が出ないのは悔しいですよね。
ダイエット中といっても無理な食事制限はリバウンドを招くことにもつながるので、やらない方が得策ですよ。
ぜひ参考にして、隠れ貧血をなくしていきましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

