「今週頑張って仕事したから土日はゆっくり寝ていたい」と考える人は多くいるはず。
確かに睡眠は体の調子を整えることができる重要なもの。しかし寝溜めしてしまうと、太りやすい体質を作ってしまうのだとか。今回はなぜ寝溜めがおデブの元になるのか、そしておデブの元になると分かっても「寝たい!」と思う人にオススメの対策方法をご紹介します。
◆寝溜めが疲れ元に
そもそも睡眠は7時間とるのが一番良いのだとか。
睡眠を4時間半とると血液の老廃物をキレイにすることができ、その後2時間半かけて頭の中の整理をするようになります。
しかしそれ以上寝てしまうと体内の生活リズムが崩れてしまい、疲れをとるつもりが逆に疲労感を残してしまうこと。
また腸にも悪影響が。体内時計が乱れてしまい、便秘を引き起こすこともあります。
睡眠不足は体に悪い影響を与えるのは分かりますが、寝過ぎも体に良くないのは意外ですね。
◆寝溜めで質の高い睡眠ができなくなる
ダイエットと睡眠には深い関係があるのを知っていますか?
実は質の高い睡眠をとることで、脂肪燃焼を促進させる「成長ホルモン」を分泌させることができ、脂肪分解や新陳代謝を高めてくれるのです。
この成長ホルモンが分泌されるのは眠り始めて3時間後。しかも深い睡眠になっていなければ分泌されにくいのだとか。
寝溜めをしてしまうと生活リズムが崩れてしまうだけでなく、ダイエットに必要な成長ホルモンの分泌がされにくくなってしまいます。
ホルモン分泌を促すためにも休日と平日の睡眠時間の差をできるだけなくすことが大切ですよ。
◆睡眠不足で食欲増進に繋がる
寝溜めをすると、その日の夜は眠れなくなってしまい、翌日睡眠不足に陥っていませんか?
睡眠不足になってしまうと、「グレリン」という食欲増進ホルモンが多く分泌されるようになり、食べ過ぎを招くことがあるのです。
そのためドカ食いに繋がり、食べ過ぎてしまったことに対するストレスが生まれ、さらに食べてしまう…というような負のスパイラルに落ちてしまうことがあります。
睡眠不足を解消するために、睡眠時間の調整や質の高い睡眠ができる環境を作っていきましょう。
●寝溜めするなら2時間まで
「長々と寝溜めするとデブの元になったり疲れの原因になったりするのはわかったけれど、やっぱり寝たい!」と考える人は多くいることでしょう。
確かに普段の生活で睡眠時間が不足していると、疲れてしまいますよね。
疲れを睡眠でとりたいのであれば寝溜めは2時間までに留めるようにしましょう。
2時間までなら次の日の睡眠の質に悪影響を与えないと言われています。
起きたら朝日を浴びながらストレッチを行う様にしましょう。自然と目が覚めるになりますよ。
●どうしても寝たいときは昼寝する
「起きたのはいいけれど、やっぱり眠い」という人は15~30分間昼寝を行うようにしましょう。
短時間ですが、昼寝をすることで体をスッキリさせることができますよ。
睡眠の質を良くするためにも15時までには昼寝をとるようにしてくださいね。
いかがでしたか?
今回は寝溜めがおデブの元になってしまう理由と対策方法をご紹介しました。
確かに昼まで寝ていると、その後もやる気が生まれず1日が過ぎていくなんてことがありますよね。
しかし、しっかり睡眠時間を決めることでデブ化を予防することができますし、充実した休日を過ごせるようになりますよ。
ぜひ参考にして、夜ふかしを控えて寝溜めをしないようにしましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

