無意識に電車を待っているとき、どんな姿勢で立っていますか?
よくやりがちなのが、片足を一歩斜め前に出した「休めの姿勢」です。両足を寄せて直立しているよりも足を開いていたほうが楽なため、荷物を持っているときなどは、つい休めになりがちです。
そして、休めの姿勢でやりがちなのが、軸脚にばかりに重心をのせた立ち方。それは、もちろん体型を崩す原因です。しかし、代官山山口整骨院・山口良純さんによると、上半身の使い方を少し変えるだけで「休めの姿勢」でも、体型を崩さないバランスのいい立ち方に改善できるそう。
そこで今回は、やってもOKな「休めの姿勢」を教えていただきました。
一方の骨盤に体重をのせた立ち方はNG!
まずは、よくやりがちな休めの姿勢をチェック。どこが悪いのかを確認しましょう。
<これはNG! 下半身太りを招く姿勢>

写真の姿勢は、左の骨盤に体重がのっている状態。
左手に荷物を持っているときなどになりがちな体勢です。
左の骨盤が横に飛び出し、体全体のラインも曲がっていることがわかります。
「この姿勢は、左太ももの外側に極端に負荷をかけています。
そのため、筋肉が使われない内ももはたるみ、負荷がかかる太ももの外側の筋肉ばかりが発達させてしまいます。
それにより外側にムッチリ張り出した、バランスの悪い脚を招いてしまうのです」(山口さん)
上半身を立てるだけで、バランスのいい休めの姿勢に!
では、下半身太りにならない「休めの姿勢」をつくるためには、どうすればいいのでしょうか。
山口さんによると、上半身の使い方を少し変えるだけでOK!
そして、外側に偏ってかかっていた重心を内側に移動すれば、休めの姿勢でも体型のバランスを崩すことはないそう。

まず、矯正前の姿勢は、左の骨盤に体重がのり、骨が飛び出したような状態。この骨盤を右に戻すように、傾いていた上半身をまっすぐに立てましょう。

そして、左足の内くるぶしの下(かかとの少し前のあたり)に体重をのせればOKです。
<矯正後の休めの姿勢>

上半身の姿勢を正し、重心ののせ方を少し変えただけですが、矯正前の姿勢と比べてどうでしょうか。
体のラインもまっすぐになり、休めの姿勢ながらもシャキッとした印象になったことがわかります。
また、矯正前はぽっこりと出ていたお腹や下がっていたヒップもキュッと引き上がることが体感できます。
「女性はもともと骨格上、太ももの外側に負荷がかかりやすく、外側にはムキムキと張り出し、逆に内ももは脂肪が溜まる脚になりがちです。
そのため、日常生活において、このように太ももの外側の負荷を減らし、内側を鍛えるような立ち方を意識することが大切なのです。
それにより、下半身太りを回避できます。」(山口さん)
意識を少し変えるだけだから、簡単! ぜひ、実践してみましょう。