「あれだけダイエット頑張ったのに、結果が出ない」という人はもしかしたら間違ったダイエットを行っているのかもしれません。
せっかく一生懸命頑張ったとしても、間違った知識で勘違いし、無駄な努力をしてしまったら悲しいですよね。それどころか、ダイエット中に溜め込んだストレスが出てしまい、リバウンドしてしまう可能性もありますよ。
そこで今回は、よく勘違いされるダイエットをする上での間違いをご紹介します。
無駄に苦しんだりせず、効率的にダイエットしていきましょう。
◆「肉を食べたら太る」は間違い
「ダイエット中だからカロリーの高いお肉はガマン、野菜中心の生活をしよう」というのは大きな間違いです。
お肉に含まれているタンパク質を減らすと筋肉も作れず、髪や爪の生育も悪くなり、パサパサな状態になってしまいますよ。
またタンパク質を減らすことで、筋肉が衰え関節に負担がかかってしまいます。その上肌トラブルも起こりやすくなるため、タンパク質を減らすと「痩せる」どころではなく、「老ける」に繋がってしまいます。
脂っこいカルビをビールと一緒に夜遅く食べたりするのはさすがにNGですが、禁止する必要はありません。
赤身の肉やムネ肉、ささみなど脂質の低いものを選ぶようにしましょう。
◆「糖質制限すれば痩せる」は勘違い
最近では糖質制限ダイエットが流行していることもあり、白いごはんさえやめれば痩せられる、と安易に糖質制限をする人もいるようです。
しかし、それは勘違いです。炭水化物を摂らなくなると、頭に栄養が回りづらくなり、疲れやすくなります。
疲れてしまうと運動もできませんし、ぼーっと一日中だらだら過ごすことになります。
これでは代謝も上がらず、結果として体がたるんでしまうだけです。
どうしても糖質制限をしたい場合は、短期間で行うこと、全てカットするのではなく、量を減らす程度に留めましょう。
◆「汗を出せば痩せる」というわけではない
食べ過ぎてしまったから、太ってきたから、とサウナで汗を流して痩せたつもりになる人もいます。
しかしそれは水分量が減っただけで、脂肪が減っているわけではありませんよ。
ボクサーなどのスポーツ選手は水分を制限してギリギリまで体重を減量したりしますが、一般人は真似してはいけません。水分不足になると体を壊す危険のほうが大きくなります。
水分量による体重の増減は気にせず、汗をかいたら水分摂取を心がけましょう。
◆「筋トレは毎日やればいい」というのは勘違い
筋肉トレーニングを始めたばかりの人は、やればやるほど痩せられる気がしてついつい根を詰めてしまいます。
しかし、筋トレというのは筋肉を傷つけるものです。
つまり傷ついた筋肉が修復するときに組織が大きくなって、筋肉が作られていきます。
修復するのを待たずにトレーニングをしてしまうと、むくみが生じ逆に太ってしまう可能性が高くなってしまいますよ。
そのため、筋肉が修復される時間を十分取ってあげる必要があります。
筋トレは最初は週に3回ほどに抑え、間を十分に空けて筋肉を上手に作っていきましょう。
◆「果物は痩せる」は間違い
ヘルシーな食事、というと最初に思い浮かぶのがサラダや果物です。
しかし、果物は糖質が多いため、食べて痩せるものではありません。
体の中の栄養バランスを整えるためには必要な食物ですが、たくさん食べれば太る原因に繋がりますよ。
あくまでデザートの変わりとして食べるようにし、痩せるからと思って食事にプラスして食べるのはやめましょう。
100g~200gを目安に食べるのがオススメですよ。
いかがでしたか?
今回はダイエット中に起こりがちな勘違いをご紹介しました。
ダイエットをするときは、体のことについてある程度の知識を持っておくのが大事です。
「ダイエット=体重が減る」ではありません。筋肉量を落とさず、脂肪だけを少しずつ消費するためには、タンパク質も炭水化物も脂質も大切ですよ。
ぜひ参考にして間違ったダイエットをしないようにしてくださいね。(エディタ(Editor):dutyadmin)

