
生理中はイライラしてしまうことも増えるため、女性の肌は荒れやすくなります。その原因は生理によるホルモンバランスの直接的な影響だけでなく、「ストレス」も関係しています。
生理周期でストレスがたまりやすいのは?
生理周期の中で肌荒れが起こるなど心身が不安定になるのは、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモン量の急な変化によるものです。
このうち、心身ともに不安定な状態になり、吹き出物やニキビ、シミ、そばかす、むくみなどはプロゲステロンが多く分泌されるためです。プロゲステロン自体は生殖機能の活動において必要なものです。プロゲステロンの分泌が高まるのは「黄体期」と「月経期」。この時期は、体や肌の不調が現れることでイライラして気分が落ち込みやすくなります。また、ストレスによってさらに肌荒れを促進させてしまう「負のスパイラル」を生んでしまうことがあります。
ストレスがもたらす肌への影響
ストレスによる肌トラブルを招く原因は「自律神経の乱れ」です。
ストレスが溜まり、自律神経が乱れることで家でも心身をリラックスすることができず、質の悪い睡眠、ターンオーバーの乱れ、代謝の低下などにより、すこやかな角層を保てなくなり、乾燥や刺激に弱い敏感な肌になります。ストレスにより肌全体の機能が下がり、トラブルが起こりやすい状態になります。だからこそ、生理中はストレスを溜め込まないように過ごすことが重要なのです。
生理中は、とにかくリラックスして過ごす
イライラを少しでも和らげるためには、さまざまな方法があります。趣味など好きなことをすること、アロマや深呼吸もリラックスできる方法です。
軽い運動も気分転換にもなり、血行も良くなるため、ストレス解消と肌トラブル防止につながります。運動が苦手という方であれば、バランスのとれた食事や身体を温める入浴、規則正しい生活習慣を心がけるだけでも違います。その他、自分なりのストレス解消法を見つけて実践していきましょう。
また、生理中は、ホルモンのバランスや血流が乱れがちになるため、仕事やプライベートも無理をせず、ゆっくりと休息をとるようにしましょう。
(この記事の監修: しのぶ皮膚科 院長 / 蘇原しのぶ 先生)