こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。ピラティスは、セレブやスポーツ選手が行う敷居の高いイメージのある方もいるのではないかと思いますが、実は元々は身体が思うように動かなくなってしまった人(兵隊)のリハビリとして用いられていたという歴史があり、今でも先進的な整形外科ではリハビリプログラムに入っています。そんな事情からも分かるように、ピラティスは体型をシェイプしたりスポーツパフォーマンスを上げたりする以前に、神経や脳の指令が筋肉に伝わるようにするトレーニングでもあります。とても神経や脳を使うので、体を使った集中力が養われます。今回は、ピラティスで脳や神経を鍛えて、集中力をアップする効果について、お伝えします。

イメージと実際の違い
ふとショーウィンドーに映った自分の姿を見たら、とても姿勢が悪かった、顔つきが悪かった、などという経験はないでしょうか。自分ではいい姿勢でにっこりしているつもりが、実際は違う。
ピラティスでも、イメージした動きと実際の動きが違うということがよくあります。それをイメージ通りに修正していくというのが、ピラティスの練習です。
それが、脳と神経と筋肉をつなぎ、正確に動きを再現する力をつけてくれます。正しくできるようになるまでは、何度でも身体に集中して取り組むので、集中力がつきます。
座骨を寄せる
それでは、実際にピラティスの身体の意識と動きの練習をしてみましょう。
固い椅子に座った時に、ゴリゴリとした左右のお尻の骨が当たるのが分かるでしょう。これらを座骨と言います。座骨同士を互いに寄せてみましょう。
最初はとても難しく、できているのかどうかも判断がつきづらいものですが、ある時からピンと来るようになります。骨盤の引き締めになります。

肩甲骨を下げる
肩の後側についている肩甲骨。これが背中に沿ってするりとお尻の方へ下がり、お尻のポケットにしまうイメージで動かします。
これも、肩と言えば上げる動きしかイメージがしづらいこともあって、最初は難しいすが、肩甲骨の下に重りがついていると思って、スルスルと下げようとしているうちに、徐々にピンと来るようになります。

おわりに
いかがでしたか?普段意識して動かさない場所を意識し、普段使わない筋肉を使うのがピラティスの特徴でもあります。
普段の動きと違う、初めての動きを覚えるには、道のない場所に指令が通るための道を作るのに、少し時間がかかりますが、自分の身体が思ったように動いた時は爽快です。コツコツと実践してみて下さいね。
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