
目のまわりの皮膚は非常にデリケートです。そのため、良かれと思ってしたケアが原因となり、逆にシワを作ってしまったり、悪化させてしまったりする可能性もあるので、慎重に行う必要があります。この記事では、出来る限り避けた方がよい目元のケアと正しいケアの方法を紹介します。
やってはいけない目元のケア
(1)目元のマッサージ
やってはいけないケアとして“マッサージ”と聞くと意外に思う人もいるでしょう。確かに目元以外では問題ないのですが、目元の場合は皮膚が薄いため引っ張ったり、強く押したりすると皮膚が伸び、シワ・たるみの原因になってしまいます。
さらにマッサージの肌摩擦が角質層を傷つけ、水分保持力を下げたり、真皮層のコラーゲン繊維や毛細血管にダメージを与えてしまいます。もともと薄い目の周りの皮膚が、強く力を入れることで血行が良くなるどころか、毛細血管が傷ついてしまうのです。
その結果としてシワができやすくなり、刺激により色素が沈着してくまのもとになります。
(2)強いクレンジング剤でアイメイクを落とす
一般的にクレンジング剤には、界面活性剤や添加物が含まれています。界面活性剤はとても強い洗浄力があるので、アイメイクなどもキレイに落としやすいのですが、肌の角質層の保湿成分も洗い流してしまうので、使い過ぎには注意をしましょう。
正しい目元ケアの方法
(1)目元の血行を良くする
マッサージに頼らずに、目元の血行を良くするにはどうしたらよいのでしょう。血行を良くしたい人は、目元にホットタオルを当ててみましょう。
目元を温めると副交感神経に切り替わるため、リラックス効果もあるので就寝前にするのがオススメです。さらに、温めることで毛穴も開くので、そのあとに保湿効果の高い化粧水やクリームで保湿をすればシワの予防にもつながります。
(2)紫外線対策
紫外線は乾燥を引き起こし、小ジワの原因になります。皮膚が薄く、特に影響を受けやすい目元にはきちんと日焼け止めを塗ったり、紫外線透過率が低いサングラスをするなどして、紫外線対策を怠らないようにしましょう。
(3)クレンジング剤と洗顔料を選ぶ
目元のクレンジングや洗顔には、界面活性剤が多く含まれていないものを使いましょう。オイルタイプは洗浄力が強い分、界面活性剤も多く含まれています。また、使用する時は目元を強くこすらないようにしましょう。マスカラもお湯で落とせるものを使うなど、出来る限り目元の皮膚の負担を下げるようにしましょう。
(4)乾燥対策
紫外線や加齢からくるお肌の乾燥は、放っておくと小ジワやシミの原因になってしまいます。セラミドやコラーゲン配合の化粧品を使い、しっかりと保湿することが大切です。
特に目元のシワが気になる方は、『シワに効果的なアイクリームの正しい使い方』の記事もぜひ参考にしてください。
(この記事の監修: カリスクリニック 院長 / 出口正巳 先生)