
きれいなお肌というと、多くの方が毛穴レスなツルツルのお肌がイメージするのではないでしょうか。そのせいもあり、「気になる毛穴を隠したい!」と思っている方もたくさんいらしゃいます。
しかし気になる毛穴をメイクで上手にカバーするには、まずは自分がどの毛穴のタイプであるかを知る必要があります。化粧下地の選び方についてお話しする前に、まずは、4タイプの毛穴について説明します。
■毛穴の種類
(1)たるみ毛穴
老化による肌のたるみによって毛穴が開いてしまうことが原因で発生します。鼻の横や頬に多くみられます。形は楕円形や涙型をしており、皮膚を引き上げると毛穴が目立たなくなるというのが特徴です。肌の弾力低下が原因ですが、老化以外でも乾燥で目立つこともあります。
(2)凹凸毛穴・クレーター毛穴
名前の通り、大きく毛穴が開き、凹凸が目立つタイプです。小鼻や鼻の横、頬等におこりやすく、主にニキビの炎症や毛穴の角栓を無理に押し出そうとしたことなどで皮膚にダメージが加わったことによって発生します。
(3)皮脂毛穴
毛穴に角栓が詰まっている毛穴です。Tゾーンや小鼻、顎下に多くみられます。詰まった角栓の上部が酸化すると黒くなってしまいます。特に小鼻の毛穴は他と比べると大きいので黒ずみも目立ち、いちごのような見た目になるので、いちご毛穴とも呼ばれます。
(4)メラニン毛穴
あまり聞き慣れないですが、鼻の横や頬に多く、メラニン色素により毛穴の入り口部分の皮膚に黒くなることで発生します。この場合、角栓を取るケアをしても、原因はメラニンのため、毛穴は黒いままです。
■毛穴の種類別の化粧下地の選び方
いかがでしょうか。思っていたよりも種類がありますよね。毛穴をきれいにカバーするためには、それぞれの毛穴に合った化粧下地を選ぶ必要があります。以下にそれぞれの毛穴を上手にカバーできる化粧下地のタイプをご紹介します。
(1)たるみ毛穴・皮脂毛穴に適した化粧下地
たるみ毛穴や皮脂毛穴におこりやすいプツプツした毛穴の開きが気になる方は、乾燥ケアを行いましょう。皮脂毛穴は文字通り皮脂が多く、一見するとうるおいが不足していないように見えても、インナードライになっている方が多くいらっしゃいます。
化粧下地前のスキンケアでしっかり水分を補った後、化粧下地も保湿効果があるものを選びましょう。お肌の水分保持力を高めることがポイントです。
(2)凸凹毛穴・クレーター毛穴に適した化粧下地
凹凸毛穴・クレーター毛穴は、毛穴をしっかり埋めることでフラットな肌に仕上げます。シリコン系の化粧下地や部分用化粧下地を使用すると毛穴が目立ちにくくなります。たるみ毛穴で、特に毛穴が大きく開いてしまっている部分にも効果的です。
場所により肌質が違う方は、余計な場所には使用しないよう、部分用化粧下地を選ぶようにしましょう。また、シリコン系の化粧下地は、毛穴をうめる効果はありますが、クレンジングをしっかり行わないと毛穴にシリコンがつまってしまう場合があるので注意が必要です。
(3)メラニン毛穴
メラニン毛穴のように黒ずみが気になる毛穴には、イエロー系のコントロールカラーの下地を使う事で黒ずみをカバーすることができます。皮脂毛穴の中でも、角栓の表面黒ずんでいて、黒いプツプツが気になる場合にも効果的です。色が濃いと場合によってはコンシーラーも必要になるかもしれません。
■まずは部分的に試してみる
このように、毛穴の種類によって、適した化粧下地は異なりますが、「鼻は皮脂毛穴、頬はたるみ毛穴」というように、複数の毛穴タイプが存在している方の方が多いと思います。
まずは試しに普段お使いの化粧下地はそのままお使いになり、気になる場所だけ毛穴のお悩みに合った化粧下地を試しに追加して使ってみてはいかがでしょうか。
各メーカーから様々な種類が出ておりますので、お選びになる時はぜひ参考にして頂ければと思います。
※こちらの記事はメイクアップアーティスト/メイク講師の小野寺舞先生にご執筆いただき、ドクターの監修を経て制作をいたしました。
(この記事の監修: サッポロファクトリー皮フ科・スキンケアクリニック 院長 / 松本歩 先生)