
産後は昼も夜も赤ちゃんの世話に追われて、自分のために時間を持つことが難しいですよね。出産後に鏡をゆっくりと眺めたことがない、というお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、産後の時期だからこそ気をつけたいことがあるのです。
産後美容の5つのポイント
いつまでもキレイな女性でいるためには、産後に美しさを取り戻すケアをすることが大切です。しかし、じっくりと美容に時間をかけることはできません。産後の美容ケアは、ポイントを絞って要領よく行いましょう。
・規則正しい食生活
産後は慢性的な睡眠不足になるうえ、途切れることのない育児で疲労も溜まります。出産という一大イベントを終えたばかりの身体はまだ完全に回復していません。そのようななか、母乳で赤ちゃんに栄養を分け与える必要もあります。
栄養不足にならないように規則正しく栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。特に、出産で失われた鉄分やカルシウムを意識的に摂取することをオススメします。
・スキンケア
最低限のスキンケアをするとしたら、保湿が最優先です。肌のあらゆるトラブルは潤い不足からきているので、保湿は欠かすことができません。軽くマッサージをして血行を促進すればシミやくすみに効果的です。
可能であれば、血行促進のためにも半身浴をしてみてはいかがでしょうか。リラックス効果も得られて一石二鳥です。
詳しくは『産後の肌にはどんなクリームが良い?』をご覧ください。
・適度な運動
産後1ヶ月間は思いどおりに外出ができないので運動不足になりがちですが、まだ無理は禁物です。産褥(さんじょく)体操など軽めの運動を、体調をみながら少しずつ始めましょう。
また、授乳すると1日に600〜800キロカロリーの消費が見込めます。しっかり栄養を摂って軽く身体を動かしながら、健康的に元の体重にゆっくりと戻していきましょう。
詳しくは『産褥期の正しい過ごし方』をご覧ください。
・骨盤ケア
出産時に一度開いた骨盤が元通りにきちんと閉じないと体型が崩れるだけでなく、腰痛の原因にもなります。またこのような歪みを生じると血行を阻害して、冷え性や生理不順、肥満などの原因になることがあります。骨盤ケアは、骨盤まわりが柔軟である産後に正しく行う必要があります。
詳しくは『美しいママになる産後のボディケア』をご覧ください。
・バストラインのケア
女性ホルモンによって乳腺が発達したバストは、重さが通常の3〜4倍になります。その重さや大きさによって大胸筋や皮膚が伸び、卒乳後に垂れやしぼみを引き起こすのです。急激に乳腺を退化させないよう卒乳は3ヶ月以上かけてゆっくりすると良いでしょう。また、バストの大きさの変化に合わせてブラジャーも変えることも大切です。
産後美容を始めるタイミング
産後1ヶ月は、美容よりも身体を休めることが重要です。できるだけ周りの人に手を貸してもらうなど、出産で酷使した身体を気遣ってください。この時期はバランスの良い食事をとりながら、可能な範囲でスキンケアをする程度にとどめましょう。
悪露がなくなってきて体調も回復してきてから、産褥体操や骨盤ケアなどを始めます。しかし、無は禁物です。体の調子を見ながら、ゆっくりと行ってください。
(この記事の監修: 矢追医院 院長 / 矢追正幸 先生)