こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。なかなか落としにくい下腹のお肉。ヨガでは丹田(下腹の奥)を意識しながらポーズを行うことが多く、また逆さになるポーズもあるため、重力によって落ちがちなお腹を持ち上げることもできます。今回は、ヨガのポーズで下腹を引っ込める!をテーマにお伝えいたします。

ネコの伸びのポーズ
「日本人の8割は腸が下垂している」という内科医もいるくらい、実は内臓が下垂してしまうことがあるようなのです。下垂すれば当然下腹も出やすくなります。ヨガで、体を上下ひっくり返し、内臓の下垂を元に戻す刺激を与えるポーズをご紹介いたします。
正座をして前に両手を伸ばすお祈りの姿勢から、ぞうきんがけをするように両手を前にスライドしながらお尻を上に突き出します。背骨はしなり、胸は床に近づいて広がります。
お尻が上で頭が下という体勢になるため、下垂した内臓を上に持ち上げ、うっ血した下腹の血の巡りを良くします。

下を向く犬のポーズ
ネコの伸びのポーズから、両つま先を立て、床を押してお尻を持ち上げます。体全体で正三角形の形を作るようにします。犬や猫が伸びをしているような形で、お腹や背中を伸ばしているように見えます。
このポーズも、お尻が上で頭が下になり、内臓の下垂を防ぎ、内臓を本来の位置にリセットするイメージを持ちやすくなります。内臓が下垂する理由のひとつには、腹筋が弱くなることが挙げられるので、この後リセットした内臓を、本来の位置にキープするための腹筋を使うヨガポーズをご紹介します。

立ち木のポーズ
片足立ちをするポーズは、体勢が不安定になるため、胴体を安定させようとしてお腹の奥の腹横筋という筋肉がよく働きます。腹横筋は、内臓を持ち上げウエストを作るインナーマッスルです。
立って片足裏をもう一方の足の内側へつけるか、ももの付け根に引っかけるかして合掌します。反対脚も同様に行います。足の位置は無理をせずできる位置を見つけます。

椅子のポーズ
片足立ちと同様、つま先立ちのポーズも体勢が不安定なので、胴体を安定させるためにお腹の奥の筋肉が使われます。
両腕を前に伸ばしてつま先立ちになり、遠く後ろにある椅子に腰を掛けるつもりでお尻を引いていきます。ポーズをキープしながら下腹を引き締め、呼吸をゆっくりと繰り返します。息を吸いながら立ち上がって、吐きながらかかとを下ろします。
バランスを取る時に、下腹の奥・丹田を意識をすると行いやすくなります。

ねじりのポーズ
地面でも、椅子に座っていても構いません。座面もしくは地面についている2つの骨盤の骨・坐骨をまっすぐ下へと刺すようにイメージをして自然に座ります。あぐらでも、膝を立てていても構いません。
息を吐きながらまっすぐに立てた背骨を右へとねじり、左手で右膝を引き寄せたり、右手で背もたれや床をつかむようにしながらねじりを深めます。
骨盤から背骨をまっすぐ垂直に保ちながらポーズと呼吸をつづけ、息を吸いながら元へ戻ります。反対側も同様に行います。
内臓がマッサージされ、下腹の血行が良くなり、姿勢を整える筋肉が刺激されます。

おわりに
いかがでしたか?普段の生活にはない新鮮な刺激を、下腹に与えられたのではないでしょうか。逆に言えば、普段いかに下腹をゆるませて生活をしているかが分かります。
使われない筋肉があるということは、その分を腰やももなど周りの筋肉が肩代わりをして疲れているということでもあります。体のバランスを整えるヨガで、下腹も引っ込めてしまいましょう。
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