
冬場の乾燥で、かかとがガサガサになってしまうことありますよね? 放置すると、ひび割れして痛い!なんてことも。
また、ガサガサを何とかしようと「フットケア用品」でゴシゴシすると、今度は角質が分厚くなる…という辛い経験も多いはず。
今日はそんな皆さんのために、かかとケアの方法と予防法など、すぐ使えるお話を医師の原先生に詳しく説明してもらいました。
かかとが硬くなるメカニズム

かかとが他の多くの身体の部分と異なり、硬くなるのは起立、歩行などによって刺激を受け続けることで厚みが増すことが原因と考えられます。
また、乾燥なども原因の1つです。
硬くなったかかと対策1:軽石

軽石でケアをするメリットとしては、やはりどこでも手に入りやすく手軽だということが挙げられます。
旅行先などでケアをするにも持ち運びやすいということがありますね。
デメリット
お風呂などに入り、ふやかした後に濡れた状態でごしごしこすると角質を無理に削り落としてしまうリスクがあります。
使用する際の注意点
軽石はできるだけソフトなあたりのものを使い、1~2週間に1度程度の使用頻度にとどめることです。
削りすぎを防ぐ為にも湯船に入る前に使用し、ごしごしこすらないようにしましょう。
硬くなったかかと対策2:スクラブ

かかとの角質ケアの方法としては、比較的かかとに優しく、角質のはがしすぎが起こりにくい初心者向けの方法といえるでしょう。
デメリット
角質が除去できた、というすっきり感が感じづらい方がいるかもしれません。
使用する際の注意点
軽石の場合と異なり、フットスクラブを使用するときは、足がふやけないくらい濡らすこと、こすりすぎずに優しくマッサージするようにしましょう。
硬くなったかかと対策3:やすり

かかと専用のやすりは効果が実感しやすく、また用に作られているので使用しやすい上に繰り返し使え、手軽に持ち運べるといった利点があります。
デメリット
慣れるまで加減が分からないと目の粗い面と細かい面の使い分けが分かりにくかったり、削りすぎてしまったりすることが懸念されます。
使用する際の注意点
角質が厚くたまっているときは、一度のお手入れですべて無理に削り取ってしまおうとせず、数回に分けてきれいにするようにするとよいでしょう。
硬くなったかかと対策4:ピーリング

様々な製品、ジェルやパックなどが販売されており、お肌に合わせて好みのものを選ぶことができます。
デメリット
ピーリングパックの場合、時に角質が時間経過とともに必要以上にはがれすぎてしまうことがあります。
使用する際の注意点
お肌に直接つけるものだけに、刺激を感じたり、違和感がある場合は使用を中止するようにしましょう。
かかとが硬くなりやすいタイプ

■かかとが乾燥している
■素足にサンダルなど、クッション性のない履きものを履いていることが多い
かかとの角質異常で懸念される疾患

かかとが異常に角質化する場合には、いわゆる水虫、足白癬の可能性が考えられます。
治療法
皮膚科では、白癬菌を顕微鏡で確認したあと、抗真菌薬を用いて治療することになると思います。
かかとが硬くならないために出来る予防法

日頃から、かかとを保湿したり、裸足にサンダルといったかかとに刺激の強い状態をできるだけ避けることなどが挙げられるでしょう。
最後に原先生から一言

角質が分厚くなってくると足のにおいの原因にもなります。定期的なケアとケア後の保湿が何よりも大事です。
また、なかなかよくならない場合は医療機関の受診をおすすめします。
足白癬の検査を受けたり、角質ケアに効果的な尿素配合クリーム、保湿剤など、症状にあった外用剤などを処方してもらえます。
(監修:医師 原かや)