
羊肉を使った焼肉料理ジンギスカンが、今巷でじわじわと人気が高まっていることをご存知でしょうか?
十数年前に一時期大きなブームを呼んだジンギスカン。
中には独特の臭みが苦手で、敬遠されている方もいらっしゃいますよね。
今回は栄養士の横川先生に、改めて羊肉の栄養価、そして家庭でも出来るジンギスカンレシピを解説していただきました。
ジンギスカンとは

ラム(仔羊肉)やマトン(成羊肉)などを野菜と一緒に中央が盛り上がった鉄製の鍋を用いて焼く、焼肉料理です。北海道の郷土料理でもあります。
羊肉の健康効果として期待されるもの

L-カルニチンというアミノ酸の一種が含まれています。L-カルニチンは、体内に吸収された脂肪を細胞内にあるミトコンドリアに送り込む手助けをし、効率よく脂肪の燃焼を促します。
スタミナ増進
高たんぱくでビタミン・ミネラルが含まれ栄養満点、体力やスタミナを強化してくれます。
疲労、ストレス解消
疲労回復効果があるビタミンB1が含まれており、疲労だけでなくストレス軽減にも役立ちます。
冷え予防
羊肉は薬膳では「大熱」に分類され、身体を温めてくれる作用があると言われています。
血を作る機能を高める働きもあり、血流を促し、冷え性予防、生理不順を緩和する効果が期待できます。
貧血予防
鉄と一緒に赤血球の中のヘモグロビンの材料となる栄養素、たんぱく質も含まれていることから、貧血予防にもなります。
羊肉の独特の臭みを消す方法

独特の臭みは、脂肪中に含まれる カプリル酸という脂肪酸が原因になっています。
独特の臭みを消す方法
・明るくさえている肉を選ぶ
・脂肪部分の少ないものを選ぶか、もしくは脂肪は取り除く
・ハーブや香辛料を利用
・アルコールの利用(ワインなど)
・マトンは肉が硬く臭みも強いため、ラム肉を使用する
※ラム:生後1年未満の子羊の肉
※マトン:生後1歳~2歳程度の羊の肉
ご家庭でできる簡単ジンギスカンレシピ

・ラム肉:300g
・キャベツの葉:5枚
・人参:1/3本
・玉ねぎ:1/2個
・もやし:1/2袋
・ししとう:4本
・塩、こしょう:少々
・白ごま:お好みで
・市販のジンギスカンのタレ:適量
(肉が付け込める程度/味付き肉であれば不要)
作り方
1:ジンギスカンのタレに、ラム肉をつけておく。
2:野菜を食べやすい大きさに切る。
3:フライパンにごま油を熱し、菜を炒める。塩・こしょうをふり、器に盛る。
4:続けて同じフライパンにサラダ油を熱し、タレごとラム肉を炒める。
5:ラム肉の色が変わったら、野菜が入った器に盛りつけ、お好みで白ごまをふったら出来上がり。
最後に横川先生から一言
寒い冬はカラダを温めてくれるラム肉はおススメです。
ラム肉は、野菜と一緒に焼いてにんにく醤油で食べるのも美味しいです。ぜひご家庭でも食べてみて下さいね。
(監修:栄養士 横川仁美)