
増やせばいいわけじゃないんです
女性にとって、美しさの源として知られているのが、2つの女性ホルモンうち「エストロゲン」。中には「ひたすらエストロゲンを増やせば、キレイを手に入れることができる!」と思っている人も少なくありません。

しかし、ただやみくもに、エストロゲンだけを増やそうとするのはNG。キレイになるどころか、健康を損なうこともあるんです。ここでは、女性ホルモンのバランスについてお話します。
女性ホルモンの乱れはさまざまな不調に繋がる
美容だけでなく、健康にも大きな関わりを持つ女性ホルモン。このバランスが乱れると、さまざまな不調を引き起こします。女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2つのホルモンがあります。

この2つの分泌が少ないと無月経や過少月経、十分に卵胞が発育しないまま排卵してしまうことで起こる頻発月経になったり、皮脂の分泌を活発にする男性ホルモンが過剰に分泌され、ニキビや肌荒れを引き起こしたりします。
月経が8日以上続く過多月経もホルモンバランスの乱れが原因と考えられます。過多月経に出血量の増加やひどい生理痛がともなう場合は、子宮内膜症や子宮筋腫が原因となっている可能性もあります。
他にもさまざまな不調が起こる!?
現代女性のライフスタイルも影響してる
年々、女性一人あたりの妊娠・出産回数が減少し、その分、生理の回数が増えています。そのため、現代女性は昔に比べて、ライフスタイルの変化とともに、エストロゲン過多になりやすいのです。

さらに、昔に比べ、初潮の開始年齢が早まり、生涯で経験する生理回数が増えています。生理回数が多くなるということは、生理周期の一時期にある「エストロゲンだけがたくさん分泌される時期」も多くなるということ。
美と健康をつかさどるエストロゲンですが、エストロゲンだけが多い状態が続くと、子宮筋腫、乳腺症、子宮内膜症、乳ガン、子宮頚ガンといった婦人科系の病気のリスクが高くなります。
ホルモンバランスの乱れチェック!
大事なのは「量」より「バランス」
前述の通り、エストロゲンは過剰に増えてしまうと乳がんや子宮体がんのリスクを高める可能性もあります。このリスクを抑えてくれているのが、もうひとつの女性ホルモン「プロゲステロン」なのです。

ニキビや肌荒れなど肌トラブルの原因になったり、太りやすくなったりする影響があるので、美容面では嫌われてしまうプロゲステロンすが、実はとても大事な役割を果たしているんです。
女性ホルモンサプリに注意
では、エストロゲンの分泌が「過剰」な状態とは、どの程度のことをいうのでしょうか?たとえば、大豆イソフラボンを含む食品を積極的に食べた場合、その程度ではエストロゲンが過剰な状態にはなりません。

むしろ、イソフラボンは乳がんのリスクを低下させるといわれています。極端に偏るのはもちろんよくないので、バランスを考えたうえでメニューにとり入れるのが◎。気をつけたいのは、女性ホルモンサプリなんです。
知っておくべき!サプリのリスク
バランスを保って、女性ホルモン美人に
いかがでしたか。「女性ホルモン美人」とは、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが取れていて、両方の恩恵を受け、美しさとすこやかさを保っている人のこと。あなたも、真の女性ホルモン美人を目指しましょう!

その他、「ヘルスケア大学」には女性の健康・美容やライフスタイルに関するお役立ち情報がたくさんあります。ぜひご覧になってください。
「ヘルスケア大学」をチェック!