
「肌がいつもカサついて赤みが出てくる。」
「一度ニキビが出ると、止まらなくなっていつまでも出ている。」
「化粧品を付けると肌がピリピリしてしまう……。」
このような症状は、肌が敏感になっている状態です。
今回は、敏感肌の原因や注意すべき点を紹介します。
敏感肌とは皮膚バランスが乱れバリアが崩れた状態

肌質には乾燥肌や湿性肌などありますが、敏感肌の位置づけは実は明確なものはありません。
とくに医学的にも統一された定義もありません。そのため、皮膚がもともと持っている力に対抗して刺激が起こることで、皮膚バランスが乱れバリアが崩れた状態が敏感肌といえるでしょう。
■ 敏感肌になるとさまざまな肌トラブルが起こる
敏感肌は症状が起こると、それだけでは留まらず、かゆみが強くなったり、皮膚炎を生じたりすることもあり、敏感肌からさまざまな肌トラブルが発生してしまいます。
最近では敏感肌になる人が非常に多く、肌が柔らかい女性だけでなく、男性も肌トラブルを持ち悩んでいるそうです。
■ 敏感肌とは具体的にどのような肌?
では敏感肌とは具体的にどのような肌トラブルを抱えてるのでしょうか?以下の症状がある人は敏感肌といえます。
・洗顔後に肌がピリピリしている。
・肌がかさついた感じ、または粉が吹いたような感じになる。
・肌に何かを塗るとヒリヒリする。
・肌がすぐ赤くなってしまう。
・刺激を受けやすく、時に肌が切れて血が出たりする。
・一年中乾燥して肌荒れしている。
・肌にかゆみが生じやすい。
・化粧品を付けるとかゆみや炎症を起こしてしまう。
・睡眠不足や生理の時にぶつぶつが出て、ざらつきが目立つ
こうした症状がでてしまうのは、さまざまな原因があるため、それらを理解することが敏感肌の改善への第一歩です。
敏感肌になってしまう6つの原因

敏感肌になる原因は、大きくわけると6つ。
おもにアトピー、接触性皮膚炎、体調の変化、悪い生活習慣、過度なダイエット、環境の変化があります。
■ 敏感肌になる原因1:アトピー
肌が荒れやすく敏感肌になる原因で多いのがアトピー性皮膚炎を筆頭としたアレルギー症状です。しかし注意したいのが、本当にアレルギーが起こって敏感肌になっているのかどうか。
アレルギーが原因で敏感肌になっている場合は、体に異物が入ってきてそれを排除しようとして体が反応し、抗体をつくり肌トラブルが起こっている可能性があります。
簡単にいってしまえば、自分の身体が異物とみなしたものは攻撃してその結果、荒れてしまうのです。
□ アトピー性皮膚炎は特定の場所が敏感肌に
また、アトピー性皮膚炎になってしまうと、特定の場所が赤みを帯びて敏感肌になり、通常の化粧品では皮膚が荒れてしまうことがあります。
今まで使用できていた化粧品も、環境が変わったり自分の体調が悪くなったりするだけで急に合わなくなったりすることもあるのです。
は早急に皮膚科を受診して正しい指導を受けるようにしましょう!
■ 敏感肌になる原因2:接触性皮膚炎
接触性の皮膚炎で敏感肌になるときは、多くは一時的に刺激の強いものに接触したから。
アレルギー性の敏感肌になるもので多い原因が、化粧品の中に含まれる化学物質が肌に合わず荒れているものや、食物アレルギーによって全身が肌荒れしているもの、大気汚染に含まれる化学物質を吸い込むことで肌荒れが起こります。
□ 接触性皮膚炎はアレルギー性と刺激性があ
接触性皮膚炎はアレルギー性と、刺激性のものとにわけることができます。
【アレルギー性】
原因になるアレルゲン物質に刺激を受けてしまい、皮膚が炎症を起こしてしまっている状態で、原因を取り除けば、敏感肌は良くなります。
【刺激性】
接触性皮膚炎も同様に、刺激を起こしている原因を取り除くと敏感肌が良くなることが多いようです。直接肌に触れるようなもので荒れている場合は、刺激を起こしているものを取り除けば良いのです。
接触性皮膚炎を引き起こしてしまうものは、非常に多くあります。以下のようなものが顔の接触性皮膚炎を起こす原因としてあげられます。
・植物性ではうるし、ぎんなん、アロエなど
・酸やアルカリが強い薬品
・ネックレスや指輪に使用する金属(アルミ、銅、クロム、銀など)
・化粧品に配合されている化学物質(保存料、添加物、防腐剤、合成着色料など)
・シャンプーリンスの化学物質(保存料、添加物、防腐剤、合成着色料など)
・外用薬や日焼け止め(軟膏など)
こういった原因物質が直接肌(特に顔の部分)につくことはそれほど多くないでしょう。化粧品やシャンプーリンス、日焼け止めなどは日常使用するため、これらがきっかけとなって肌が荒れてしまうことがあるのでしょう。
■ 敏感肌の原因3:体調の変化
体調が長期間悪くなると、臓器の機能や免疫機能が衰えることで、全身の状態が悪くなり敏感肌を起こしてしまう場合があります。
□ 肝臓の機能低下
顕著なのが肝臓の機能が衰えることで栄養を溜め込む力が弱ってしまい、敏感肌を引き起こしてしまうことがあるようです。
肝臓は体内に蓄積していく毒を解毒してくれる作用が。そのため、肝臓が悪くなるということは、解毒の作用がしにくくなるため、どうしても肝臓に毒が溜まってしまいます。
すると肌が解毒していない物質を体から排除できなくなるため、湿疹や赤みを起こしてしまうのです。
□ 生理前
生理前になると肌荒れが起こりやすくなります。ニキビや吹き出物がでて、肌の色つやもくすんだ感じにまり、どこか艶がない状態になります。
生理前になると黄体ホルモンが上昇していきます。この黄体ホルモンは、体内の水分を溜め込もうとする役割があります。すると体がむくみやすくなり、新陳代謝が悪くなり肌がくすんでいきます。PMS(月経前症候群)という生理前特有の症状が起こり、敏感肌になる人もいます。
□ 妊娠

妊娠中も生理の時と同様に黄体ホルモンの影響で、ニキビや吹きでものが起こりやすくなります。
黄体ホルモンは、赤ちゃんが子宮内で健やかに成長するために必要なホルモンなため、出産時まで分泌され続けます。妊娠中はニキビや吹きでものが発生しやすいため食生活に注意したいですね。
■ 敏感肌の原因4:悪い生活習慣
敏感肌になってしまう原因は、毎日の生活習慣も大きく関係しています。自分が肌トラブルを発生させる生活を送っていないか確認しましょう。
□ 糖質の摂り過ぎ
糖分を多く摂りすぎてしまうと、肌荒れが起こりやすくなります。今の日本人の生活は、炭水化物を取ることが非常に多い食生活になっています。
炭水化物を過剰に摂りすぎてしまうと、余った炭水化物は体内で糖質に変化させる時に、ビタミンを消費してしまいます。
いくら補充しても、糖質へ分解する時に使ってしまうため、肌へのビタミンが減ってしまいます。すると、肌が本来ならツヤツヤだったのが、潤いが無くなったり、すぐ荒れてしまったりと敏感肌に向かいます。
糖質は何も砂糖を使用した食品だけが糖質ではありません。炭水化物の代表格である米飯やラーメン、パスタ、うどん、焼きそばなどの麺類、パン類、イモ類なども糖質が高くなる食品です。
【糖質の多いおもな食材】
・トウモロコシ
・サツマイモ
・カボチャ
・ジャガイモ
・レンコン
・ゴボウ
・サトイモ
・プチトマト
・ニンジン
野菜をたっぷり摂ることも大切ですが、こうした食材を重ねて大量にメニューに登場させないのも、糖質を減らす対策として良いでしょう。
□ 脂肪分の摂り過ぎ
動物性の脂肪分(牛や豚、鶏などの脂肪)は、脂肪が固まっていくまでの温度がとても高いとされます。
動物の体温は成牛、豚でおよそ38.0〜39.0℃が平熱だそうです。鶏は41~42℃が平熱。動物よりも体温が低い人間が動物性の脂肪を摂ると、どうしても体内でとけきらず、脂肪が固まってしまいます。
そのため、固まった脂肪分は血管に付着してしまい、血行が悪くなってしまいます。
血行が悪くなると老廃物が体に溜まりやすくなるため、肌に栄養が運ばれず肌荒れを起こしてしまうようです。特に肌はこの固まった脂肪を皮膚から排出していこうとするため、肌表面にぶつぶつとしたできものができて荒れてしまいます。
敏感肌を起こさない為には、動物性の脂肪分を食べ過ぎないことも非常に大切です。
□ 食品添加物ばかり摂取している

食べ物で注意したいのが、食品添加物や香料、保存料といった体にあまり必要でないものを摂取してしまう場合です。
食品添加物や香料、保存料は、食品を安定させるために必要なものですが、なくても作れることもあります。見た目が良い商品には、実は体が異物とみなしてしまう成分も含まれている可能性もあるため、肌荒れや体調が悪い人は特に注意が必要です。
食品添加物は多く摂りすぎると身体に蓄積していきます。すべてが蓄積するわけではありませんが、普段から外食や加工品を毎日取っていると、安全だと規定されている添加物量より多く摂っていることも。
敏感肌の人は特に、こういった食品添加物や香料、保存料といった本来体に不必要な人工的な物質を摂らないようにするのは非常に大切です。では食品添加物はどういったものに多く、どこに入っているのでしょうか
【食品添加物に注意したいおもな食べ物】
・インスタント食品
・冷凍食品
・レトルト食品
・外食全般
・プロテイン等
・ダイエット食品
・お惣菜コーナーの加工食品
加工食品は塩分や脂肪分、糖分も、家庭で作た食事に比べると、はるかに多く摂取することになります。するとニキビや吹き出物が出始め、かゆみの原因になり、なかなか消えなくなるのです。
□ アルコールの過剰摂取
アルコールは、適度の量を飲むと血行を良くしてくれるため、健康には良いといわれています。たしかに適度の量なら血行が良くて済むのですが、アルコールの中にも、添加物が多く入っているものもあるのです。
【添加物に注意したいアルコールの種類】
・ビール
ビールの中でも、第三のビール(発泡酒)は特に添加物が多いため、たくさん飲みすぎないようにしましょう。
・ワイン
ワインの品質を保つためには、発酵している際にばい菌が繁殖しないように入れられた 酸化防止剤(亜硝酸塩)が必ず必要になります。稀に酸化防止剤を使用しないワインもありますが、こうした添加物とアルコールが大量に体内に一緒に入ることで、吹き出物が出たりすることもあります。
・日本酒
日本酒は、米を発酵熟成してできたものであり、カロリーも糖質も高くなります。これも大量に毎日飲んでいると、肌が荒れてきて、ニキビや吹き出物ができてしまいます。
・焼酎
焼酎は蒸留酒といわれているため、糖質は限りなくゼロに近いそうです。しかし、アルコールですから大量に飲んでしまうと肝臓の機能が低下してしまい、肌トラブルが生じてしまいます。
アルコールは毎日飲む人は、大量に飲まずにある程度の適量で止めておくのが、敏感肌を引き起こさないポイントです。
□ タバコの摂取
アルコールと同時に飲みすぎると身体によくないのがタバコです。タバコを吸うと体内に一酸化炭素をたくさん入れてしまいます。
体内に入った一酸化炭素は、血液中のヘモグロビンと結合しやすく、結合してしまうと全身に酸素が廻らず、酸欠になってしまいます。
当然、血流が悪くなり、酸素不足の肌は顔色も悪く、ざらついた肌質になってしまいます。また、タバコの中に含まれるニコチンは血管を収縮させるため、代謝が悪くなり栄養が滞ってしまうのです。
大量のタバコの摂取は、やはり体にも良くない上にビタミンCも消費してしまいます。タバコを吸うと予想以上に肌が老化してしまうため、できれば摂らない方が良いでしょう。
■ 敏感肌の原因5:過度なダイエット

ダイエットはさまざまな方法がありますが、急激に体重を減らそうとすると、栄養不足なうえ、あちこちに不調が現れます。ダイエット中に特に摂りたいのは、良質なたんぱく質です。
人の体はおよそ70%が水分で、ほかの20%はタンパク質でできています。タンパク質は、爪や筋肉や内臓、髪、そのほかホルモンや血液中にあるヘモグロビンなどもつくっています。
□ タンパク質の不足になる
ダイエット中にタンパク質が減ってしまうと、全体が栄養不足に陥るため体が生命維持に必要のない場所から栄養を取ろうとします。そのため、肌や髪の毛の栄養素が真っ先に奪われていくのです。
食品で特にタンパク質が多いものは、肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などがあります。
このなかでも動物性の脂肪分が非常に多い食品は、避けるようにしたいもの。牛肉ならサーロインより、赤みの肉、鶏ならささみや胸肉、豚肉なら豚バラよりヒレが良いでしょう。
乳製品も脂肪分が多く含まれているものが多いため、生乳100%で良質なものを適量摂るか、脂肪分をカットしたものを利用するという方法もあります。
□ ビタミン類が不足する
またダイエット中は、ビタミンミネラルも不足していきます。
ビタミンミネラル群は、ニキビ予防には非常に必要な栄養素です。ダイエットで栄養が不足すると、ニキビも発生しやすくなってしまいます。
ビタミンミネラルが豊富に含まれているのは、おもに野菜です。野菜には水分やビタミンミネラルが非常に豊富に含まれ、しかも低カロリーなため、ダイエット中にはスムージーにしたり、料理して食べたりして積極的に摂りましょう。
□ 水分が不足する
水分は体の中の老廃物を腎臓でろ過して、体を綺麗にしてくれるだけでなく、体温調節や血液循環を良くしてくれる非常に重要な役割を担っています。
ところが、 ダイエットで食事量が少なくなると、食事に含まれている水分を摂取できなくなるため、便秘になりやすくなります。そして全身の血行が悪くなり、老廃物が滞ってしまうため、ニキビや吹き出物が発生しやすくなってしまいます。
■ 敏感肌の原因6:環境の変化
人は健康的な生活を送っていても、肌トラブル、敏感肌を起こすことがあります。その多くの原因が環境の変化で起こるといわれています。
□ 季節の変わり目
日本は四季があります。季節の変わり目に肌が敏感になって肌トラブルが起こることも。肌に良くない環境といえば気温の急激な変化です。
特に肌が荒れやすい時期は3~4月の春先や、9~11月の冬に向かう頃です。どちらも朝晩の気温の変化が激しく、日によっては日中と4~5度程度の変化がある場合もあります。
こうした時期には、肌は強いストレスを感じて、次に向かう季節に合わせて対応しようと変化していく時期です。季節の変わり目は、今まででなかったようなにきび、吹き出物、乾燥した肌荒れが起こりやすくなってきます。
しかし、ある程度季節の変化が落ち着くと、肌荒れも元通りになることが多いのです。
□ 精神的にストレスの多い環境
肌荒れが起こりやすくなるのが、強いストレスを長期感じてしまう場合です。人はストレスを感じてしまうとそれに負けないためのホルモンが分泌しやすくなります。
これはアドレナリンと呼ばれるものです。アドレナリンが多く分泌されると、心臓がどきどきしたり、血圧が上昇したりして血管の収縮も強く起こり血流が悪くなります。
すると体のあちこちまで栄養が届きにくくなり、肌荒れが生じてしまいます。アドレナリンが上昇していると、女性ホルモンは、逆に減少していき、ストレスで生理が止まってしまう人もあるのです。
女性ホルモンは肌を艶々とさせるためには、とても重要なホルモンなのです。
□ 大気汚染の激しい環境
肌荒れの原因になる物質としては、大気汚染が激しい環境で生活していることも挙げられます。工場からのばい煙、自動車の排気ガス、最近では大陸からの黄砂や、PM2.5も肌荒れを起こす大気汚染として認識されています。
大気汚染のどこが悪いのかというと、多くの化学物質を体内に取り込んでしまうことで、体内に活性酸素が発生していくから。要するに体が錆びていく状態といった方がわかりやすいかもしれません。
活性酸素が増えると、肌荒れが生じて、くすみやシミの原因になります。
□ 睡眠時間の減少
人は一日の大半を睡眠に費やしていますが、睡眠時間が減少していくと肌荒れを起こしてしまいます。慢性的に睡眠時間が減少していると、ストレスが上昇して男性ホルモンが大量に分泌されてしまいます。
男性ホルモンが上昇してしまうと、皮脂の分泌が活発になり、さらにこの皮脂が角質に詰まってしまうため、肌にくすみ、ざらつきがみられ、ニキビを生じやすくなってしまうのです。
敏感肌で起こる症状の原因

おもに、敏感肌の症状として「かゆみ、赤み、ニキビ、湿疹」があります。
なぜ敏感肌になるとこのような症状が起こるのでしょうか?原因を確認しましょう。
■ かゆみの原因:乾燥した皮膚の刺激が関係
かゆみは、皮膚が乾燥して潤いが無くなっているところに刺激が影響して起こります。
例えばアトピー性皮膚炎が顕著で、一度肌がカサついてしまうと、乾燥した皮膚がむき出しなりかゆみの成分であるヒスタミンが分泌されるため、掻けば掻くほどかゆみが増してしまうことに。
またかゆみは、掻くことで活発になった神経細胞から、かゆみを感じる物質が周辺の神経細胞にも影響を与えて、どんどんかゆみが増すともいわれています。
■ 赤みの原因:角質層が不健康
肌が常に赤くなってしまう場合があります。このような赤みの原因は肌を刺激から守ってくれる、一番外側にある角質層が、健康な状態になっていないから。
角質層はたくさんの細胞の隙間を埋めている細胞間脂質で成り立っています。細胞間脂質があることで、外的の刺激や異物から肌を守っているのです。
健康な角質層はおよそ0.2mm位の薄い膜でできているのです。その下には毛細血管が多く走っています。新陳代謝が盛んになってくると毛細血管の血流が活発になり、赤みが引かなくなるのです。
合わない化粧品をつけたら更に赤くなり、ヒリヒリした痛みも生じてきます。赤みの原因は、こうした毛細血管と角質層の関係がアンバランスになって、赤みを生じてしまうのです。
■ ニキビになる原因:皮脂が詰まり発生
肌は乾燥すると、細胞間に溜まった水分を使ってしまうため、保湿力が無くなってしまいます。すると本来あった肌を守る機能が低下してしまい、外からの刺激を直接受けてしまうのです。
また乾燥していると角質層も乱れていきます。角質層が乱れてしまうと皮脂が詰まりやすくなって、ニキビになりやすいという仕組みです。
少しの刺激でも炎症を起こしやすい状態が、敏感肌の特徴ですから、化粧品が詰まってしまってヒリヒリし、化粧品の油分が溜まってニキビができやすくなるのです。ニキビは一度できると、悪循環を繰り替えしますので、洗顔を工夫して行うことが大切です。
■ 湿疹になる原因:肌バリアの低下
湿疹はいくつかの種類があり、それぞれ原因が異なります。しかし、敏感肌で起こる湿疹の原因は、肌バリアが低下しているから。外的からの刺激に負けてしまい、炎症を起こして湿疹が起きているのです。
痛みを伴った湿疹がでてしまう場合は、早急に皮膚科で診てもらうことをお勧めします。
肌のターンオーバーは20代ではおよそ28日サイクルですが、年齢を重ねると加齢や外部からの刺激によって、ターンオーバーが遅れがちになります。40代では40日以上もかかってしまうとか。50代になると更にターンオーバーが遅くなってしまうのです。
これでは古くなった角質層がなかなか新しくならず、角質層が厚くなっていくのもうなずけますね。
ターンオーバーが遅くなると、角質層の厚みによって肌にくすみもが起こり、死んだ細胞が表皮にあるため乾燥しやすく、しかも肌がごわついた感じになり荒れてしまいます。
化粧品に含まれる化学物質で注意したいもの

敏感肌の人は、化粧品やシャンプーリンスに含まれる化学物質に反応して肌が荒れてしまうことがあります。
直接肌に付けるものだから、なおさら注意しておきたいもの。どういった成分が肌を荒らしてしまうのかは、個人によって違います。しかし、ある程度注意しておきたいものがあります。
【敏感肌の人が避けるべき化学物質】
・合成界面活性剤(成分を混ぜ合わせるもの)
・合成ポリマー(肌に艶を与えるもの)
・タール系色素(メイクなどの色に使用)
・パラベン(防腐剤)
・紫外線吸収剤(日焼け止めなど)
・エタノール(殺菌、消毒、保存)
・レチノール(肌のターンオーバーを促す)
・香料(人工的に香りを付ける)
・ハイドロキノン(美白効果)
といった成分は避けるようにしましょう。
メイク落とし、基礎化粧品、日焼け止め、メイク用品、口紅など化粧品には肌に良くない成分が非常に多く含まれています。口紅などは一日何度か付け直しますが、大半はその成分を食べてしまっているのです。
敏感肌になる人は、このような成分がなるべく含まれない化粧品を使用すると良いでしょう。
敏感肌になってしまう習慣まとめ

結局敏感肌は、アレルギーなどの体質的なもの以外は、悪い生活習慣によって起こっている場合が多いのです。悪い習慣を止めるだけで、実は敏感肌は良くなっていく力を十分に持っているのです。
以下のような敏感肌を起こしそうな習慣を止めてみて、ようすをみるのも大切。もしこれでもまったく改善がみられないなら、皮膚科を受診して一度診断してもらいましょう。
当てはまる項目が多いほど、敏感肌を発生させてしまいます。以下をチェックしましょう。
・洗顔の時にアルカリ度の強タイプの洗顔で洗っている。
・スクラブ入りの刺激が強いもので、洗顔している。
・蛋白質分解酵素が入った洗顔や化粧品を使用している。
・油分を分解する力が強い洗浄力が高いタイプの洗顔や化粧品を使用している。
・洗顔後にタオルでごしごし拭いてしまっている。
・ピーリングをよくする。
・毎日過度なマッサージをしている。
・あかすりをしている。
・室内環境が外気と違う温度の場所に長時間いる。
・乾燥した室内に長時間いる。
・熱い温度のお風呂が好きで長湯する。(40℃以上)
・日焼け止めのSPFが強いタイプを使用している。
・紫外線に当たる機会がかなり多い。
・うぶ毛などの毛剃りを頻繁にする。
・無理なダイエットをしている。
・タバコやアルコール等の嗜好品を多く好む。
敏感肌を予防改善を目指すには生活習慣の見直しから!

敏感肌になる原因はひとつだけで起こっているわけではありません。
複数が絡み合って敏感肌を発生させるため、どれかひとつを止めたからといって、すぐに良くなるとは限りません。個人で悪いものを少しでも排除しながら生活していくことが大切です。
一番の原因はアトピーなどの体質的なもの。そしてそのほかは生活習慣がほとんど。生活習慣で「これは改善できそうだな」と思うものがあれば、まずはできることから行いましょう!
少しずつ悪い習慣を止めることで、徐々に敏感肌が改善される方向に向かいます。刺激物を少なくしてツルツルなお肌を目指してください!