【ヘルス／モデルプレス】生理前になると、いつも同じ場所にニキビができる、顔がテカってくる、肌が乾燥する…など、生理前に肌にトラブルを抱える女性は少なくありません。女性ホルモンのせいだからと諦めていませんか？実は、生理前の肌荒れの原因は体の冷えにあります。今回は生理前の肌荒れを簡単に改善する方法を紹介します。

半身浴で代謝を上げる

生理前になると徐々に体温が上がっていくので、何もしないでも代謝が上がっている気がしますよね。

でも、実際は上半身ばかりが熱くなって、下半身は冷えているという人が多いんです。

生理前にふくらはぎや足先に冷えを感じたり、長時間立っていると足裏が痛くなる、という人は下半身が冷えています。

その冷えを放置したまま生理を迎えると、生理痛が酷くなるだけでなく、生理前後を通じて、唇や肌の乾燥、おでこやあご周りのニキビの原因に。

これらの様々な症状に対処できるのが半身浴です。半身浴は1回30分以上が基本で、前後に水分補給をしっかりするとより高い効果が得られます。特に半身浴前の水分は老廃物の排出に効果的。

ただし、冷たい水を飲むのは厳禁です。体が冷えている人が冷たい水を飲んで半身浴をすると、冷えのぼせの状態になりやすくなり、長時間入るのが苦しくなります。

そのため、半身浴の前後で飲むのは35度から40度くらいのぬるま湯にしてくださいね。

メイクはオイルでオフ！

生理前に体が冷えている人は唇や肌が乾燥しがちです。なので、洗顔やメイクはフェイシャルオイルを使って行うようにしましょう。

生理前の肌は乾燥以外にもし刺激に弱くなっています。そんなときに、洗浄成分の強い洗顔フォームやメイク落としを使用すると、肌の健康を守る肌バリアが機能しなくなり、結果として肌トラブルを引き起こす原因になります。

この方法は生理前に顔がテカってしまう人にも有効。生理前に皮脂がたくさん出るのは、肌を乾燥から守るためです。乾燥状態にさせると皮脂はますます分泌されて、顔はますますテカテカになるので、注意してくださいね。

朝一番は白湯を飲む

できれば、生理前だけでなく、毎日の習慣にして欲しいのが、朝一番の白湯です。

朝から白湯を作るのがメンドウ！という人は水筒やタンブラーに寝る前や夕食時間にお湯作って入れておきましょう。

そうすると、起きたときには、ちょうど良い温度減になっています。

夕食を食べている間の時間を利用したり、寝る前のホットドリンク作りのときに、一緒に行えば手間と感じなくなるし、朝起きてすぐに飲めるので、おすすめですよ。

食事はよく噛んで、腹八分目を心がける

生理前に食欲が減る人はいいですが、食欲が増加するという人が多いようです。

しかし、たくさん食べることは胃腸に血液が集中し、食べ過ぎると停滞を招きます。つまり、食べ過ぎは全身の血流を悪くさせ、冷えを加速させるのです。

そのため、量を食べるよりも、噛む回数を増やして満足度を上げて、腹八分目を目指して食べましょう。普段から食べ過ぎの習慣がある人は腹六分目でもいいくらいです。

とにかく、食欲に任せて食べる量が増えないよう十分に気をつけてくださいね。

いかがでしたか？

肌ケアの方法なのに、直接的に肌に何かする方法はオイルを使うことだけでしたよね。意外かも知れませんが、生理前の肌はあれこれケアせず、むしろ体の内側と外側からしっかり温めることが重要なんです。

体温バランスを保って、血流をよくすれば新陳代謝がよくなるので、ニキビや乾燥などの肌荒れは、びっくりするくらい簡単に予防・改善できるんですよ。ぜひ、行ってみてくださいね。（ビューティーガール）