
お肌には、角質層の細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)、皮膚膜というものがあり、これらはお肌の水分を保持してくれるはたらきがあります。
しかし、クレンジングの際にこすったり、肌に刺激を与えてしまうことによって、細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)、皮膚膜が洗い流されてしまい、乾燥肌の原因に。
そのため、乾燥肌でお悩みの人は、クレンジング剤やクレンジング方法をなるべく肌に負担をかけないように改善していく必要があるのです。
今回の記事では、乾燥肌の人におすすめのクレンジング剤やお肌にダメージを与えにくいクレンジング方法などをご紹介します。
肌へのダメージが少ない!乾燥肌におすすめのクレンジング剤3つ

(出典:http://weheartit.com/entry/228842946/)
乾燥肌への影響が少ないクレンジング剤を選ぶときに意識していただきたいのが「洗浄力」。乾燥肌の人の場合は、洗浄力の弱いクレンジング剤を使用した方が肌への刺激が少なく、肌荒れを起こしにくいです。
クレンジング剤には様々な種類がありますが、その中でも洗浄力が弱い乾燥肌におすすめのクレンジング剤をご紹介します。
■ 乾燥肌におすすめのクレンジング剤:クレンジングミルク
クレンジングミルクの特徴は、使った感じとてもなめらかで、メイクの油分とも、洗い流すときの水ともよく馴染むので、比較的使いやすいクレンジング剤です。
さらに、肌の潤いを奪わずにメイクを落としてくれるので、乾燥肌や敏感肌のクレンジングにとても適しています。
しかし、肌の潤いを奪わない分、濃いアイメイクやウォータープルーフのファンデーション、日焼け止めなどは、クレンジングミルクのみでは十分に落としにくいことがあります。
そのため、お湯で落とせるマスカラの使用や、先にアイメイクのみポイントメイクリムーバーで落としてからクレンジングミルクを使うなど、工夫して使用しましょう。
■ 乾燥肌におすすめのクレンジング剤:クレンジングジェル
クレンジングジェルには油性と水性の2種類があるのですが、乾燥肌の人はオイルフリーの水性のクレンジングジェルがおすすめです。
ナチュラルメイクを落とすのに適しており、肌への負担があまりなく洗い上がりはさっぱりとしています。
こちらもクレンジングミルクと同様、濃いメイクやウォータープルーフは落ちにくいので、ポイントごとにクレンジング剤を変えることがおすすめ。
■ 乾燥肌におすすめのクレンジング剤:純石鹸
純石鹸とは、98%以上が純成分で作られており、純石鹸分以外の合成界面活性剤を含まないものをいいます。
純石鹸は、洗浄力がそれなりに強いのですが、短時間の使用であれば角質層の細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)、皮膚膜への影響が少ないので、お肌に優しいです。
しかし、短所としてはやはり上記の2つと同様で、濃いメイクやウォータープルーフのメイクは落としにくいのと、アルカリ性のため、洗い上がりにツッパリ感が出てくる場合があります。
使用する際には、しっかりと泡立てて、肌をこすらないように優しく洗いましょう。
乾燥肌には向いていないクレンジング剤とは?

クレンジング剤の洗浄力が強いど、角質層の細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)、皮膚膜を洗い流す力も強く、肌へダメージを与えてしまうのです。ここでは、乾燥肌の人は避けたい、洗浄効果が強いクレンジング剤を2つご紹介します。
■ クレンジングオイル
クレンジングオイルは、メイクや肌の汚れにすぐに馴染み、こってりメイクやウォータープルーフのメイクなど、どんなメイクでもしっかりと落とせます。毛穴の角栓や皮脂も落としてくれるので、オイリー肌などの人には向いているでしょう。
しかし、乾燥肌の人の場合は刺激が強すぎてしまい、肌荒れを引き起こしてしまう場合があるため、あまりおすすめできません。
■ ふき取りタイプ
ふき取りタイプもクレンジングオイルと一緒で洗浄力が強いです。
手軽にメイクをシートでふきとれて使いやすいのがメリットですが、肌をこすってしまうので、摩擦による刺激があり、乾燥肌を悪化させてしまう恐れがあります。ふきとりタイプを使う場合は、濃いアイメイクのところだけさっとふくなどの使い方が良いでしょう。
乾燥肌を悪化させないクレンジングのポイント3つ

次にクレンジングによって乾燥肌を悪化させないために、気をつけるべきポイントをお話します。クレンジングを行う際には、意識してみてください。
■ こすらずに優しくクレンジングをする
しっかりとメイクを落とすために、ゴシゴシとこすってクレンジングをしてしまう人が多いですが、肌をこすって刺激を与えてしまうと角質層がはがれてしまい、乾燥肌の原因となってしまいます。
できるだけ優しく、メイクが落とせる最低限の力でクレンジングをしましょう。
■ 短時間でメイクを落とす
クレンジングをするのに時間をかけてしまうと、角質層の奥まで洗いすぎてしまい、乾燥肌へとつながってしまうのです。クレンジングはなるべく短時間で行えるように意識してみてください。
■ クレンジング剤を使い分ける
乾燥肌向けのクレンジングミルクやクレンジングジェルなどは、ベースメイク程度であれば十分に落ちますが、洗浄力が弱いためアイメイクなどの濃いパーツはどうしても落ちにくいのです。
落ちにくいと肌をゴシゴシこすってしまうので、肌に優しいクレンジング剤を使用していても、それでは逆効果になってしまう恐れがあります。
メイクの濃いところだけ洗浄力の強いクレンジング剤を使って落とすなどの工夫をして、肌に刺激を与えないようにするのを心がけましょう。
乾燥肌におすすめ!クレンジングミルクの正しい使い方

乾燥肌に最もおすすめのクレンジングミルクですが、使い方を誤ってしまうとメイクが落ちにくくなってしまう場合があります。正しい使い方を知り、しっかりとメイクを落としていきましょう。
【準備するもの】
・クレンジングミルク
・ポイントメイクリムーバー
・コットン
・人肌程度のぬるま湯
【使用量】
クレンジングミルクは一回4~5プッシュで500円玉くらいの大きさを目安に使用しましょう。
クレンジング剤の量が少ないと、洗っている最中に摩擦でお肌に刺激を与えてしまうので、多めに使うようにしましょう。
【正しい手順を身につけよう!】
□ 1. 最初にアイメイクをポイントメイクリムーバーで落とす
クレンジングミルクを使う前に、ポイントメイクリムーバーでアイメイクを落としましょう。
コットンにリムーバーをなじませて、目元に5秒のせてから、こすらずに優しく滑らせてアイメイクを拭いてください。
□ 2. 乾いた手にミルクを取る
クレンジングミルクは手に水分があったり、風呂場などの湿気の多い場所で使用すると、メイクとなじみにくくなることがあります。
なので、必ず乾いた手でミルクを取るようにしましょう。ミルクを手に取ったら、肌になじませる前に手の平で温めてください。ミルクを温めることで、メイクや皮脂がよりしっかりと落ちやすくなります。
□ 3. 顔にのせ、顔全体になじませる
クレンジングミルクを、おでこ・両頬・鼻・顎の5か所にのせます。
顔にのせたミルクを顔の内側から外側に向かって、円を描くようにクルクルとマッサージしながら伸ばしましょう。皮脂が多く汚れがたまりやすい額や小鼻などは、しっかりとミルクをなじませてください。
指先で洗ってしまうと、摩擦が生じやすくなって肌に負担がかかってしまうので、手の平で洗うようにしましょう。肌をこすりすぎないことも忘れずに。
□ 4. 少しずつぬるま湯で洗い流す
メイクとクレンジングがなじんできたら、ぬるま湯で少しずつ丁寧に洗い流しましょう。
クレンジングミルクは、肌に残りにくくすすぎやすいので、10~15回ほど、肌に違和感がなくなるまですすぐだけで十分です。
自分に合ったクレンジングで美肌を目指しましょう

乾燥肌の人向けのクレンジング剤やクレンジング方法をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
乾燥肌を悪化させないクレンジングのポイントは、こすりすぎないことと洗いすぎないことです。
自分が一番肌をこすらずにメイクがしっかりと落とせるクレンジング剤を選び、肌に刺激を与えないように、優しく丁寧にクレンジングを行うようにしましょう。
正しいクレンジングを身につけることによって、美肌にぐっと近づきます。乾燥肌にお悩みの人は、試してみてはいかがでしょうか。
top image via We Heart It