
女性のみなさん、生理が予定日より遅れたことはありませんか? 生理はさまざまな原因で遅れます。一時的なものであればいいのですが、場合によっては治療を必要とすることもあります。
今回は生理の遅れの原因について、医師に詳しい話を聞いてみました。
生理が遅れる主な原因
生理不順や生理が遅れる主な原因は、大きく3つに分けることができます。
1.妊娠
2.ホルモンバランスの乱れ
3.病気
「妊娠」が原因の場合
妊娠は、前回の生理終了から性行為を行った場合に、その可能性があると考えられます。
妊娠の可能性がある場合、生理の予定日より14日前頃から受精が始まっています。この頃から多少、妊娠の特徴ある症状が出てきますが、体の変化は生理前の状態に似ているため、分かりにくい事が多いです。
そのため、確実に知るためには、検査が必要です。
まずは、ドラックストアで販売されている検査薬でセルフチェックできるので、試してみるといいでしょう。今は早期から判定できるものが多いため、生理の予定日より前から陽性反応が出る場合もあります。
ただし、確実な診断のためには、産科で受診をしてください。
妊娠の可能性がある場合には、早期の診断が大切です。母子ともに健康で過ごすためにも、早いうちから産科を受診し、今後の計画を立てるようにしましょう。
「ホルモンバランスの乱れ」が原因の場合
ホルモンバランスが乱れる要因には、ストレス、不眠、過度なダイエットや、運動の過不足などがあげられます。
・ストレス
ホルモンバランスは、特にストレスに影響を受けやすいようです。
生理に関係する女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)分泌の司令塔が、ストレスによってダメージを受け、女性ホルモンの分泌量やタイミングが乱れ、生理不順を引き起こします。
・不眠
女性ホルモンは睡眠中に生成されると考えられています。
そのため、不眠が女性ホルモンの生成の妨げ、ホルモンバランスが乱れ、生理不順を引き起こす可能性があります。
・ダイエット
過度な食事制限によって栄養不足が生じると、体の全身への負担となり、それがホルモンバランスの乱れを引き起こします。
・運動の過不足
普段以上の運動量が続くと、体の負担となり、ホルモンバランスに悪影響を与えることもあります。
また、逆に運動不足でも体内の基礎代謝が低下し、冷え性になったり、血流が悪くなったりして、そのことがホルモンバランスに影響することもあります。
「病気」が原因の場合
生理が来ない原因として、もっとも意識していただきたいのが、病気が原因で生理不順を引き起こしている場合です。
主な病気に以下のようなものがあります。
・早期閉経
・子宮内膜
・多嚢胞性卵巣症候群
生理不順が続いたり、腹痛がひどいなど、普段の生理と違う症状がみられるようであれば、必ず気にかけてください。
生理の遅れの原因をご自身で判断してしまうと、病気だった場合、手遅れになることもあります。
そのため、生理が遅れた場合には、何よりも産婦人科にかかることをおすすめします。
医師からのアドバイス
普段から基礎体温を計測して記録したり、生理前後の体調の変化を把握することは、自分自身の体を守るうえでとても大切なことです。
今まで気にかけていなかったかたは、こうした習慣づけをするよう、生活を見直してみてはいかがでしょうか。
(監修:Doctors Me 医師)