
乾燥肌に悩む女性は、なんと主婦のおよそ9割という驚くべき数値が出ているそう。
乾燥肌は、一時的に改善されても繰り返し襲ってくる厄介な悩みですよね。
ここでは、乾燥肌の原因とメカニズム、そして効果的な食べ物と、それらを使った、目でもおいしい超簡単な調理法を紹介します。
これを読んで乾燥肌とは縁遠くなる習慣を身に着け、いつまでも美しい肌を保っていきましょう!
そもそもなぜ乾燥肌になるの?
乾燥肌になる原因とメカニズムはどのようなものなのでしょうか?
また、似ているように考えられる「ツヤ」と「テカり」の違いを紹介します。
■ 乾燥肌の原因

乾燥肌の原因は、おもに皮脂の分泌量の低下や、角質細胞間脂質の減少によるものです。汗をかいたり、皮膚から蒸発して自然に水分が失われたりすることで皮膚の水分は減少します。
その減少に対し、空気中や体内から水分が供給されるのが皮膚の水分の流れですが、減少と供給のバランスが崩れた状態が乾燥肌といえます。
乾燥肌の原因になり得る例として、熱いお湯に長時間浸かったり、暖房を入れすぎたり、体を強くこすって洗いすぎたりすることが挙げられますが、思いあたることはありましたか?
また、唯一体内から水分が供給される食事にも大いに原因があり、乾燥肌を悪化させる食べ物と改善を期待できる食べ物があります。
■ 肌が水分不足になるメカニズム

肌が潤う条件として、皮脂・天然保湿因子・角質細胞間脂質という3つの物質があります。
これらが減ってしまうことによって、肌が水分不足になるのです。
皮脂には皮膚を守るためにできる皮脂膜があります。皮脂膜は汗と皮脂が混ざったもので天然のクリームともいわれ、肌の表面を覆うことで水分の蒸発を防ぎ乾燥肌から守っているもの。
また、天然保湿因子はタンパク質から作られており、水分を吸着する成分が強いため角質層に供給しキープする役割を果たしています。
さらに、角質細胞間脂質は、角質同士が結びつくことで内部の水分蒸発を抑えて外部の刺激から守るという壁のようなはたらきがあるものです。
これら3つの物質が安定して機能しなくなることが、肌が水分不足になるメカニズムといえるでしょう。
■ 肌が油っぽくなることと潤うことの違い

「ツヤ」と「テカり」は同じようなものに感じられますが、実は違いがあることを知っていましたか?
「ツヤ」はしっかりと肌に水分が含まれている状態。その一方で、「テカり」は水分というより、油分が多い状態です。
額部分は油分が多くテカりがあるのにも関わらず、目の下は乾燥しているという経験はありませんか?
それはまさに、“油分が多く水分が少ない状態”といえます。
乾いた感じがしないから安心、と思っては大間違いなのです。
肌が油っぽくなる原因としては、体質もありますが外食が多いといった食事の偏りであることが多くあります。
「テカり」が気になる人は、油分を減らして水分を増やすようにし、自分の肌に合った対処法を見つけることが大切です。
乾燥肌を促進させてしまう理由
乾燥肌を促進させてしまう食べ物を紹介します。
また、乾燥肌を悪化させる原因には、食べる時間も関係しているのです
■ こんな食べ物も!? 乾燥肌に悪影響を及ぼす食べ物

【コーヒー】
コーヒーに含まれるカフェインには、体を冷やすはたらきや利尿作用があります。
利尿作用により水分が多く排出され、水分が不足して乾燥肌を促進させる恐れがあるそうです。
【インスタント食品】
インスタント食品には、日持ちさせるために多量の添加物が含まれています。
また、炭水化物や脂分が多く含まれていて、体内での処理が追い付かなくなってしまうかもしれません。
化学物質が肌に刺激を与えることと同時に、炭水化物や脂分が新陳代謝を阻害してしまう可能性もあります。
【冷たいもの】
特に夏場に注意が必要ですが、冷たいものを食べすぎることによって体が冷え、血行が悪くなり乾燥肌を促進させてしまう可能性があります。
また、夏場に体は暑いのに部分的に冷たい部分があると感じたことはありませんか?
それは冷たいものを食べすぎたことによる冷え性の可能性があります。
冷え性になると乾燥肌以外にも血行の悪化による体調不良を誘発しかねないため、冷たいものの食べすぎには十分な注意が必要です。
【糖分を多く含むジュース】
糖分を多く含むジュースは、体を酸化させる恐れがあるので、摂りすぎないように気をつけましょう。
糖分を多く含むジュースは、飲んでも飲んでも喉が渇くという悪循環に陥りやすく、その分またジュースをがぶ飲みするようなことになりかねません。
■ 深夜に食べると危険かも! 食べる時間による乾燥肌の促進

まず、深夜に起きていることが何より乾燥肌の原因を生み出しています。
誰もが聞いたことのある「お肌のゴールデンタイム」
22時~2時の間に人の肌は成長ホルモンが分泌され、深い睡眠に入ることによって肌の調子を整えているそうです。
しかし、寝る直前に食事をすると体は消化活動に懸命になり、それによって深い眠りの妨げにもなります。
そのため、食事はできるだけ寝る時間の数時間前には済ませるようにしましょう。
キツイ乾燥肌に、効果のある食べ物
乾燥肌に効果のある食べ物、そしてその食べ物を使った超簡単レシピを紹介します。
■ こんなにあった!乾燥肌に効果のある食べ物

【アボカド】
「森のバター」といわれるほど脂質が豊富なアボカド。
乾燥肌にとても良いとされるオレイン酸が多く含まれていて、肌荒れや乾燥を防ぐビタミンA、しわを予防するビタミンC、新陳代謝を促し乾燥を防ぐビタミンB2、ビタミンEなど、乾燥肌に効果のある栄養素がバランスよく豊富に含まれています。
【納豆】
納豆に含まれる大豆イソフラボンは、コラーゲンの生成を助けるはたらきがあり、乾燥肌を防ぐ効果が期待できます。
また、タンパク質が豊富で、さらにビタミンB2やビタミンE、皮膚を健康に保つ亜鉛も含まれており、乾燥肌に良いといえるでしょう。
【青魚】
イワシやサバは、ビタミンA、不飽和脂肪酸、タンパク質が配合されている食品。
特に不飽和脂肪酸は、血液の流れを良くするはたらきがあり、ターンオーバーを促し乾燥肌に効果があるといえます。
【ハチミツ】
ハチミツには、ビタミンCやタンパク質、代謝を促すビタミンBが含まれています。
また、グルコン酸という成分も含まれており、乳酸菌や善玉菌を増やして体内環境を整えるはたらきがあるのだとか。
肌の調子と体内環境は密接に結びついているため、乾燥肌に効果があるといえます。
【アーモンド】
アーモンドはビタミンとミネラルがバランスよく豊富に含まれています。
なかでもビタミンEが豊富で、そのほかに乾燥から肌を守るオレイン酸も多く含まれているため、乾燥肌に効果があるそう。
もし、夜遅い時間に小腹が空いたら、アーモンドを食べることをおすすめします。
【卵】
卵はタンパク質が豊富で、卵黄に含まれるビオチンという成分に皮膚の健康を保つはたらきが。
そのほかにも、脂質やビタミンA、アミノ酸など肌に必要な栄養素が多く含まれています。
■ カバンに入れて持ち歩ける、手軽に摂れて乾燥肌に良い食べ物

【ナッツ類】
上記でも紹介した、アーモンドのようなナッツ類はコンビニでも手軽に買うことができ、カバンに入れて持ち歩くのに最適です。
食べる量を調整することもできますし、少量でも満足感の得られやすい食べ物です。ただ、基本的にナッツ類はカロリーが高いため、何袋も一気に食べることは控え、摂りすぎに注意しましょう。
【常温の水】
血液の流れが良くなると肌のターンオーバーが改善されていきますが、手軽にそれを促進させる方法として水分をしっかり摂るということが大切です。
特に注意が必要なのが冬の季節で、「汗をかいていないから」といって水分を摂ることを怠る方が多くいるように感じられます。
ですが、寒い季節でも肌は蒸気を出しており、確実に水分は減っていきます。
体を冷やさないという意味でも、常温の水を持ち歩くようにし、意識して摂ると乾燥肌の改善に繋がるかもしれません。
■ 乾燥肌に楽しく向き合おう!目でもおいしい超簡単調理法

乾燥肌に良い食材を使った簡単な調理法を紹介します。
ぜひ実践して、乾燥肌を食事から改善していきましょう!
□ 1:フライパンで簡単!納豆オムレツ
<作り方>
1. 卵を2つ溶く。
2. 納豆につゆをかけて混ぜておく。
3. フライパンに油を敷いて、温まったら卵を流す。
4. 卵の真ん中に納豆を流し入れる。
5. 卵で納豆を包む。
□ 2:切って盛り付けるだけアボカドとサーモンのカルパッチョ風サラダ
<作り方>
1. アボカドとサーモンを食べやすい大きさにスライスする。
2. お皿にそれぞれを交互に並べ盛り付ける。
3. イタリアンドレッシングをかける。
□ 3:注いで混ぜるだけ!砂糖なしのハチミツサイダー
<作り方>
1. グラスに氷を入れ、そこにハチミツを適量入れる。
2. 甘くない無糖の炭酸水を注ぐ。
3. こぼれないように底から混ぜる。
その乾燥肌、放っておくとどうなる?
自分が乾燥肌であることは自覚しているけれど、「まだケアしなくて大丈夫」と思っていませんか?
その乾燥肌がどれだけ危険なレベルなのかを確かめる方法を紹介します。
■ 自分の乾燥肌レベルをチェックしよう

「乾燥肌の認識はあるけど、どのくらい危険なレベルなのかわからない」という人が多いのではないでしょうか?
どれだけ本気で乾燥肌対策をすべきか見計らう参考にしてみてください。
まずは、以下の項目がいくつ当てはまるかチェックしてみましょう。
・ここ最近、スキンケア用品や化粧品でトラブルが起きた。
・季節の変わり目に必ずといっていいほど肌が荒れる。
・冬場は顔が痛くなるくらい乾燥する。
・目のまわりや口のまわりがかゆいときが多い。
・汗をかくと肌がかゆくなる。
・唇が常に渇いている。
以上のうち、ひとつでも当てはまる人は乾燥肌である可能性が高いと考えられます。
3つ以上当てはまる人は、乾燥肌がかなり進行しているかもしれません。
乾燥肌が進むことで、そのうちかゆみもどんどん強くなり、ひどい場合には病院にかからなければ毎日をまともに過ごせなくなる可能性もあります。
乾燥肌があなたの生活を蝕むことになる前に、しっかりと対策を取ることをおすすめします。
■ いますぐケアしないことのリスク

乾燥肌は、放っておくと後々ものすごい後悔に襲われることになるでしょう。
水分不足になっている肌は、とてもしわができやすい状態になっており、肌のダメージが蓄積していくことによって取り返しがつかないくらい深いしわになりかねないのです。
もし、5年後、10年後、鏡に映る自分の顔がしわだらけだとしたら、それに耐えられますか?
いつまでも美しい肌で居るために、いま現在乾燥肌に悩まされている人もそうでない人も、早いうちから乾燥肌対策を始めることをおすすめします。
乾燥肌が改善されると起こるキラキラした未来

食べ物に気を使った乾燥肌の改善方法は、時間がかかり根気もいるかもしれません。
ですが、乾燥肌に良い食生活が習慣化していけば、将来的に乾燥肌に悩まされることは少なくなるでしょう。
ぜひ、キラキラした未来に向かって、乾燥肌に効果的な食べ物&目でもおいしい調理法を参考にしてみてください。