古くから愛されてきた日本の伝統工芸品
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日本人なら誰もが知っている"櫛"。
でも使ったことのある方は
殆どいないのではないでしょうか?
古くから日本女性にとって身近な存在であり、
愛されてきた櫛は、日本の文化が発展すると共に
プラスチック製の櫛が主流となりいつしか遠い存在に…
今では木製の櫛を使っている女性は殆ど見かけなくなってしまいました。
繊細で温かみのある櫛
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プラスチック製の櫛が主流となっている
今、櫛がふたたび注目を浴びていることをご存じですか?
ひとつひとつが手作りで日本人の繊細さと
温かみの込もった櫛を使ってみませんか?
お六櫛
お六櫛は長野県木曽郡木祖村薮原で生産される伝統工芸品で、
"みねばり"というカバノキ科の木が伝統的な原材料として使用されています。
お六櫛の歯は一本一本に椿油が浸透されているので毎日梳かすと
日々髪に艶が出てその美しさは100年続くと言われています。
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そんなお六櫛は元禄年間、持病の頭痛に悩んでいた
村娘"お六"が治癒を祈り御嶽山に願ったところ
「ミネバリで櫛を作りなさい」と言うお告げを受け
そのお告げ通りミネバリの木で作った櫛で髪を梳いると
長年悩まされていた頭痛が治ったとされていて
このご利益を同病の方におすそ分けしようと思い
ミネバリ櫛を作り販売しているとたちまち評判となり
今でも"木曽のお六櫛"として全国で愛されています。
お六櫛は10cmにも満たない幅に100本もの歯が挽かれ
機械では作り出せない歯幅なので、
ひとつひとつが人の手で手作りされていて
その歯幅は櫛に木目が残るほど繊細で美しい表面になっています。
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とても難しい技術なので今では日本で3人しか作ることのできる
職人さんがいないと言われています。
日本人だからこそ作ることの出来る名品ですね。
お六櫛の種類
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お六櫛には種類があるので幾つか紹介させて頂きます。
■解かし櫛
お六片歯…こちらが主流のお六櫛です。
丸みのあるフォルムで小さいので持ち運びもしやすいです。
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お六両歯…両側に歯のあるお六両刃は
手に持つ峰の部分がないため片面に鞘をつけ
保護して使用します。両方に歯があることで
片歯よりも長持ちします。
片歯だけでも親子三代使えるといわれているので
かなり長く使用することが出来ますね。
■挿櫛
挿櫛…乱れた髪をとかしたり飾り櫛として
髪に挿して使用するものでアクセサリー
のような感覚で身に付けるものになります。
自分だけのお六櫛♡
自然豊かな木祖村ではお六櫛作りを体験できるスポットもあります。
お六櫛体験をするには事前予約が必要なので注意してください。
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料金:手引き2500円/人 みがき:1800円/人
人数:4〜10名様(4名様以上)
木くずなどで汚れるので
汚れてもいい服装で向かうことをお勧めします。
100年先まで美しく
櫛は大人の女性だからこそ持っていると美しい一品ですよね。
木曽のお六櫛で100年先まで続く美しい髪を手に入れませんか?