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頑張るあのひとに、時間のプレゼント。「ファイト!」の気持ち伝える”お仕事小説”

時刻(time):2016-08-24 08:49源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
頑張るあのひとに、時間のプレゼント。「ファイト!」の気持ち伝える”お仕事小説” あなたの周りに頑張っているひとはいますか?その人への「頑張ってね」を本で贈りませんか?勉強や仕事の合間に、心を休める”お仕事小説”を選びました。新野 剛志の「あぽやん」、伊達 雅彦「傷だらけの店長」、そして瀧羽 麻子の「株式会社ネバーラ関東支社」をご紹介します

頑張るあのひとに、時間のプレゼント。「ファイト!」の気持ち伝える”お仕事小説”

あなたの周りに頑張っているひとはいますか?その人への「頑張ってね」を本で贈りませんか?勉強や仕事の合間に、心を休める”お仕事小説”を選びました。新野 剛志の「あぽやん」、伊達 雅彦「傷だらけの店長」、そして瀧羽 麻子の「株式会社ネバーラ関東支社」をご紹介します。空港、書店、そして会社を舞台にした小説となっています。

応援したいひとがいます。

出典: blogjatefalei.wordpress.com

わたし、応援したいひとがいるんです。
その人は頑張り屋さんで、
自分の夢に向かって頑張っています。
朝早くから夜遅くまで、
夢を叶えようと必死に勉強して。

そんな人だから応援したいんです。

「頑張ってね」の気持ちを添えて。

出典: aws.tumblr.com

忙しい人だから、
頻繁には会えないけれど。
でも「頑張ってね」、
この気持ちが伝わるといいな。
心の底から応援してる人がいるって、
ちゃんと知ってほしいな。
そう思うんです。

時間のプレゼントを贈ります。

出典: weheartit.com

「頑張りすぎてたまに疲れる」
その人はそう言っていました。
毎日頑張っていると、
さすがに休みも欲しくなる、と。

だからわたしにできることは、
その人にゆっくりする時間を贈ること。
「時間」のプレゼントだと思うんです。

「頑張ろう」と思える一冊を。

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「眠る以外でゆっくりしたい」
その人の言葉の意味を考えていたら、
ピンと思いつきました。
本だったらゆっくりできるかも。
サスペンスとかではなくて、
もっと心が落ち着く一冊。

そんな一冊をあの人に贈ったら、
きっと喜んでくれるんだろうなあ。

(book)あぽやん/新野 剛志

あぽやん (文春文庫)

商品

あぽやん (文春文庫)

¥720

成田空港のカウンターで起こるトラブルを解決する「あぽやん」。多くのお客さんと出会い、成長していく男性の姿がリアルに描かれています。

出典: cherry-ko-ko.tumblr.com

航空会社の傘下のツアー会社から、
空港に「飛ばされてきた」主人公の慶太。
そんな彼は実際に空港を思い浮かべるほど、
リアルな描写でカウンターの裏を描きます。
ツアー客の出発に関するトラブルをサポートする、
「あぽやん」たちになるまいと、
息巻く主人公の心情の変化にも注目です。

遠藤慶太は29歳。大航ツーリストの企画課から成田空港支所に「飛ばされて」きた。遠藤は「ぜったいあぽやんにはならないぞ、本社に返り咲くぞ」と心に誓うが―。再入国許可のない日系ブラジル人少女をめぐる駆け引き、絶対に出発しようとしない老婦人の秘密、予約が消えて旅立てない新婚夫婦をどうする?空港で起こる旅券やチケットのトラブルを解決し、旅客を笑顔で送り出す「あぽやん」たちのカウンター越しの活躍を描く。

出典: www.amazon.co.jp

人と人が、さらに人をつないでいる。

出典: weheartit.com

この一冊を選んだ理由は、
とても前向きになれる小説だからです。
仕事をテーマにしているものの、
登場人物の心情もきちんと描かれていて、
自分の仕事を誇りに思える一冊になっています。

出典: weheartit.com

華やかなようで地味な仕事も多い、
それが航空業界だと思います。
自分が何気なくしてもらっているサービスも、
旅立ちの場所である空港も、
こんな努力のもとで成り立っているんだ、
そんなことに気づかされます。

(book)傷だらけの店長/伊達 雅彦

傷だらけの店長: 街の本屋24時 (新潮文庫)

商品

傷だらけの店長: 街の本屋24時 (新潮文庫)

普段足を運ぶことはあっても、なかなか注目してみることのない書店の店長さんのお仕事。普段知ることのできないお仕事を知ることのできる一冊です。

出典: weheartit.com

1日に1回、
数日に1回。
そのくらいの頻度で通う、書店。
多くの人の好奇心や癒しが詰まっている場所です。
でもその場所が厳しい仕事の現場だった。
そのことを知っている人はどれほどいるのでしょうか。

本屋の日常は過酷な闘いの連続だ。繰り返される万引き、達成不可能なノルマ、限界を超えた作業量。何より給料が安く、満足に休みも取れない。それでも著者は、心血を注いで棚をり、理想の書店を目指して働き続けた。ところが近くに競合大型店が出店!勤務する店舗はたちまち赤字に転落した。このまま書店員を続けていけるのか。働く大人の共感を呼ぶリアルな苦悩と葛藤の記録。

出典: www.amazon.co.jp

本屋を愛するすべての人へ。

出典: weheartit.com

この店長は本に対する熱い情熱を持っていて、
それを本屋のラインアップに活かしています。
こんな素敵な本屋さんは、
今どのくらいあるのだろう。
まだ残っているのかな、と少し切なくもなります。

出典: weheartit.com

こだわりのつまった小さな書店が、
近くにできた大型店のせいで売り上げが下がってしまいます。
でもだからこそ常連のお客さんと
交流が深まったりする。
そんな小さな幸せにホッとします。

(book)株式会社ネバーラ関東支社/瀧羽 麻子

株式会社ネバーラ北関東支社

商品

株式会社ネバーラ北関東支社

2007年に「うさぎパン」で第2回ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞を受賞した瀧羽 麻子の一冊。

出典: weheartit.com

最後にご紹介するのは、
「株式会社ネバーラ関東支社」
と面白いタイトルの一冊です。

私は個人的にこの本が大好きなのですが、
本を開いた1ページ目から、
北関東のある風景に連れて行ってくれます。

戦場のような職場での仕事と恋に疲れた弥生が、転職先に選んだ会社は、田舎の納豆メーカ。東京にない、ゆるい生活が始まった。が、ある日、会社が乗っ取られるとの噂が!凍っていた弥生の心に火をつけたのは、同僚の沢森君の「戦うのが怖いだけ」という言葉だった。

出典: www.amazon.co.jp

じんわりと、あたたかい。

出典: weheartit.com

タイトルからも分かるように、
お仕事の話です。納豆会社の話。
でもいい意味でそう感じさせないのです。
それがこの作品の魅力でもあります。

出典: weheartit.com

この一冊には夢のような出来事ではなく、
主人公の”今”がしっかりと描かれています。
頑張れるときがあったり、
頑張れないときがあったり。
そんな彼女の今が等身大で描かれています。
私も失敗して、成功して、
年を重ねよう、そう思える一冊です。

「頑張ってね」

出典: weheartit.com

頑張れ、頑張れなんて。
むやみやたらに言うものではないと思うから。
だから言葉は少し抑えめにして、
このプレゼントに想いを託します。

きっと「頑張れ」って伝わってるよね?

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