
野菜は美肌や健康にいいと言われていますが、実はアンチエイジング効果もあります。
野菜の色素成分や香り成分などはポリフェノールと呼ばれ、数千種もあります。このポリフェノールがアンチエイジングの鍵を握っているのだとか。
最近、シミやほうれい線が気になってきたという人は、野菜のなかでも特にアンチエイジング効果のあるものは何なのかを知り、普段から積極的に摂り入れるようにしましょう。

(出典:http://weheartit.com/entry/176105973/)
今回紹介する、アンチエイジング効果のある野菜はニンジン、トマト、ブロッコリースプラウト、アボカド、ほうれん草、キャベツの6つです。
それぞれについてくわしく見ていきましょう!
アンチエイジングに効く野菜1:ニンジン
ニンジンには、老化を抑える抗酸化作用のある栄養成分「βカロテン」や「ビタミンA」がたっぷり含まれています。
そのため、ニンジンは、アンチエイジングのために毎日でも食べたい野菜のひとつといえるでしょう。
βカロテンは、ニンジンのオレンジ色の色素成分であり、体内でビタミンAに変換されるため、「プロビタミンA」とも呼ばれています。
一方のビタミンAには、抗酸化作用とともに皮膚や粘膜を健康に保つはたらきがあるので、美肌のためにも必須の栄養素です。
また、ビタミンAは脂で溶けやすい「脂溶性ビタミン」なので、炒め物などの油と一緒に調理するとより効率良く摂取できるでしょう。
アンチエイジングに効く野菜2:トマト
トマトの赤色の色素は、「リコピン」という成分でできています。
リコピンには、紫外線から肌を守ったり、コラーゲンが減るのを抑制してシワができるのを予防したりするはたらきがあるため、アンチエイジングに欠かせない成分です。
また、リコピンは脂溶性のため、油と摂取するのが効果的。
たとえば、トマトにオリーブオイルをかけてアルミホイルで包み、オーブントースターで焼くだけ、というような調理法が簡単でおすすめです。
アンチエイジングに効く野菜3:ブロッコリースプラウト
ブロッコリースプラウトとはブロッコリーの新芽のことで、スーパーなどで比較的安く買うことができるうえに、栄養価が非常に高いと話題の野菜です。
ブロッコリースプラウトにはブロッコリーの20倍もの抗酸化作用があると言われています。
さらに、体内で活性酸素と戦い、酸化を防ぐ「スルフォラファン」という成分が豊富に含まれていて、デトックス効果もあると言われているので、アンチエイジングにぴったり。
ただし、スルフォラファンは水に溶けやすい成分なので、茹でる調理法は避けた方がいいでしょう。
もし茹でて食べたいときは、スープなどにして溶け出た成分も摂り入れられるような調理をすれば、ブロッコリースプラウトに含まれる成分を逃がすことなく摂取することができます。
アンチエイジングに効く野菜4:アボカド
「森のバター」とも呼ばれるアボカドは、果物の1種。そのため、正確に言えば野菜ではありませんが、サラダなどに和えて食べることが多いので、今回は野菜のひとつとして紹介します。
アボカドには、抗酸化ビタミンの「ビタミンE」が豊富に含まれており、美肌や血行促進などのはたらきがあるため、アンチエイジングの大敵である、体の冷えを避けやすくします。
ただし、アボカドはカロリーが高いとされていて、ダイエット中の人は取り入れづらいかもしれません。
しかし、アボカドに含まれる脂質は体にとってい脂質なので、アボカドのカロリーで健康を害することはありませんし、むし摂った方が良いくらいなのです。
健康や肌に気をつかっている人にこそ、アボカドを食べることをおすすめします。
アンチエイジングに効く野菜5:ほうれん草
ほうれん草には、抗酸化作用のある「ビタミンC」や造血作用のある「鉄分」、さらに細胞そのものにはたらききかけ、アンチエイジングケアをする「核酸」という栄養素が多く含まれています。
なかでも核酸は体内で細胞を作っているところですが、核酸は年齢とともに減少して新しい細胞を作ることができなくなると言われています。
そこで、ほうれん草を食べるようにすると、核酸を補給できるうえ、細胞そのもののアンチエイジングとなります。
体のなかにすでにある成分を増やすだけでなく、減ってしまった成分を補給し続けることも、アンチエイジングにとって重要なことだと言えるでしょう。
アンチエイジングに効く野菜6:キャベツ
アンチエイジングに効く野菜と言うと色の濃い緑黄色野菜をイメージする人が多いですが、実は、色の薄いキャベツにもアンチエイジング効果があるのです。
キャベツには、「ビタミンK」や「ビタミンU」という胃腸を保護する効果のある成分が含まれています。
胃腸が荒れていると肌が荒れたり、食べた分の栄養が吸収できなくなったりすることもあるので、胃腸を健康に保つことはアンチエイジングにとって非常に重要なことです。
また、キャベツはどのような調理法や味付けにも合う野菜です。味付けや調理法を変えて、毎日でも摂り入れるようにするといいでしょう。
野菜で上手にアンチエイジングケアするコツ3つ

(出典:http://weheartit.com/entry/229671665/)
アンチエイジング効果のある野菜を摂取するようにすれば、もちろんアンチエイジング効果を得ることができます。しかし、より確かなアンチエイジング効果を実感したいなら、コツをつかんで野菜を摂り入れるのがおすすめです。
野菜で上手にアンチエイジングケアをするコツは、大きく分けて3つ。
■ 野菜で上手にアンチエイジングケアするコツ1:さまざまな野菜を食べる
アンチエイジング効果が含まれている野菜以外にも、抗酸化作用や整腸作用があり、摂り入れることでアンチエイジングケアできるものは多くあります。
アンチエイジングに重要なのは、毎食さまざまな野菜を、それぞれに合った調理法で食べること。
いつも生野菜のサラダしか食べないでいると、摂取できる栄養素が偏り、アンチエイジングの効果も薄れてしまいます。
野菜には野菜ごとの力があるので、さまざまな野菜を適切な調理法で少しずつ食べることが必要なのです。
■ 野菜で上手にアンチエイジングケアするコツ2:1日350gを目安に野菜を摂取する
野菜の1日の適切な摂取量は350gと言われています。
1日350gの野菜を食べるには、毎食「温野菜を片手に1杯分」か「生野菜を両手に1杯分」の量が目安となります。1回の食事で、やや多めの野菜を摂り入れるようにする程度がちょうどいいでしょう。
さらに、できるだけさまざまな野菜を適切な調理法で食べることで、まんべんなく栄養素を摂取することが可能です。
■ 野菜で上手にアンチエイジングケアするコツ3:野菜ジュースを過信しない
「野菜は食べないけど、その分の栄養は野菜ジュースで補っているからOKでしょ」という人がいますが、それは間違い。
野菜ジュースでは、野菜そのものの栄養素を摂ることはできません。
そのため、市販の野菜ジュースは、どうしても野菜が摂れない場合の補助飲料として考えるようにするのがおすすめです。
アンチエイジングケアをするためには、野菜そのものから栄養素を摂取することを心がけましょう。
野菜でアンチエイジングケアをすると、若々しい美肌に

(出典:http://weheartit.com/entry/208008373/)
ニンジンやトマト、ブロッコリースプラウト、アボカド、ほうれん草、キャベツなどの野菜には多くのアンチエイジング効果のある成分が含まれていて、食べることで若々しい肌を手に入れやすくなります。
また、ただ野菜を摂取するだけでなく、アンチエイジング効果のある野菜をそれぞれ適切な調理法で食べ、1日350gの野菜を摂取するようにすると、よりたしかなアンチエイジング効果を実感できるかもしれません。
若々しい美肌を持つ人の多くが、野菜好きです。
今日から毎食さまざまな野菜を食べて、シミやしわ知らずの美肌を手に入れましょう。
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(監修:管理栄養士 若子みな美)