あの一言が、言えません。
ずっと近くにいるのに。
でもだからこそ、あの一言が言えません。
たった2文字なのに、
この距離が壊れちゃうのが怖くて、
あと一歩が踏み出せないんです。
■言葉では伝えられないから。
言葉で伝えきれない、
その想いも伝えないともったいない。
心の中に抱えているだけじゃ、
その想いは報われない。
だから”言葉”ではなくて、
”文字”で伝えませんか?
恋愛小説に、想いをのせて…
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文字なら伝えられるかもしれない。
そう信じて素敵な一文のある小説を、
3冊選びました。
あなたの想いが伝わりますように…♡
(book)おまえじゃなきゃだめなんだ/角田光代
直木賞などの数々の賞を受賞したきた、
ベストセラー作家の角田光代。
そんな彼女の作品の中でも、
この一冊には素敵な愛の形が綴られています。
きっと愛に対する考え方も変わってしまうはず。
ジュエリーショップで、婚約指輪を見つめるカップルたち。親に結婚を反対されて現実を見始めた若い二人と、離婚を決めた大人の二人。それぞれの思いが形になる光景が胸に響く「消えない光」他23編。人を好きになって味わう無敵の喜び、迷い、信頼と哀しみ、約束の先にあるもの―すべての大人に贈る宝石のような恋愛短編集。
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短編集なので様々なカップルが登場するのですが、
そのひとつひとつに心打たれます。
キュンとする出会いもあれば、
別れもあり、いろいろな愛があります。
甘いだけの物語じゃないのが、
リアルで共感を覚えます。
■「自分は、好きだ、のその先にいきたいんだ。」
永遠であってほしいと願っている正真正銘の気持ちを、
変形しないうちに、かたちにしたかった。
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ひとつの短編で登場する、この言葉。
「好きの先」ってなんだろう、
そう思いながら読みました。
「好き」でいることは簡単じゃない。
ましてやそれが永遠に続くことも簡単じゃない。
今でも心を温めてくれる思い出も、
少し黒ずんでしまった感情も、
全てを意味のあることだったと考えたくなります。
(book)ぼくのメジャースプーン/辻村深月
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「ツナグ」などの小説で、
多くの読者を魅了してきた辻村深月。
そんな彼女が今回描いたのは、
小学校4年生の男女の物語。
主人公の「ぼく」と幼なじみのふみちゃん。
そしてそこに医大生の秋先生が登場します。
ぼくの憧れのふみちゃんは優しくて、人気者。
でもある事件からふみちゃんは喋らなくなってしまいます。
ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に1度だけ。これはぼくの闘いだ。
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■「それを愛と呼んで何がいけないんですか」
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罪とは何か、罰とは何か。
すごく難しい問題ですが、
まじまじと考えさせられます。
大人でもわからない問題を、
小学4年生の頭で理解しようとする。
命の重さ、罪の重さ、そして罰について。
ミステリー要素あふれる本作を、
読み終わった時にこれがいかに美しい恋愛小説か気づかされます。
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「人は自分のためにしか泣けないんだ」
とぼくは言いました。
誰かのために、誰かを想ってなんて泣けない。
でもそれは逆に、
自分自身の痛みになるくらい、
その人を大切に思っている証拠でもあると思うんです。
それくらい大切に思える相手がいる、
そんな幸せに気づきます。
(book)夜は短し恋せよ乙女/森見登美彦
山本周五郎賞受賞、本屋大賞2位に輝いた本作。
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、
京都のいたるところで彼女の姿を追い求め、
そんな二人の恋愛模様と珍事件が描かれています。
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。
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この作品の独特な言葉遣いが、
とても雰囲気があって素敵なんです。
ページをめくると、
そこにはもう京都の異次元空間が広がっていて。
彼女は行く先々で怪人達に出会い、
彼は彼女に恋い焦がれ、
ひたすら彼女を偶然を装い追いかけ翻弄されます。
彼女は微笑み、声にならない声で「奇遇ですね」と言った。
私も声にならない声で「たまたま通りかかったものだから」と答えた。
■私は「恋わずらい」にかかった。
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恋わずらいとは、
「恋慕う気持ちが相手に伝わらず病的な状態になること」偶然を装いながらも、
彼女の目に入りたいと思う彼。
そんな近づきそうで、
なかなか近づかない二人に胸がキュンとなります。
文字で伝わる想いも素敵かも。
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言葉では伝えられなくても、
文字で伝えられる想いがいい。
あなたの想いが伝わりますように。


