生活を支える「土木」
私たちの生活を支える「土木」。
そう言うと少し堅苦しく聞こえるかもしれないけれど、デザインの基礎となるとても大切なものなのです。
土木の世界って意外と面白いと思わせてくれるような企画展が21_21 DESIGN SIGHTで開催されています。
「土木展」が面白い
2016年6月24日(金)~9月25日(日)の期間に開催される「土木展」が面白いと話題なんです!
普段意識していない土木の世界を意識して見てみると、興味深いことがたくさんありました。
再発見がいっぱい
■土木オーケストラ
私が一番おすすめしたいのが「土木オーケストラ」。
名曲ボレロに合わせて、土木が作られていく現場の映像が流れます。
工事現場の様子や道具と連動していて、最後まで楽しく鑑賞することができますよ!
■まもる:キミのためにボクがいる。
ここでは、消波ブロックや河川敷にあるコンクリートブロックがどのように私たちの生活を守ってくれているかを、キュートな映像で伝えてくれます。
小さな子供でもわかるように教えてくれる作品であり、大人でも「なるほど~」と言ってしまうほどです。
消波ブロックっていろいろなサイズがあるとは、知りませんでした!
■人孔(ひとあな)
いつもはフタしか見ることができないマンホールの構造もまるわかり!
この作品は体験型でマンホール孔に入って見ることもできるので、素敵な写真が撮れそうですね♡
■つむ:ライト・アーチ・ボリューム
こちらも体験型の作品です。
空気の入ったビニールのピースをこの写真のようにアーチのように持ち上げるのって意外と難しいんですよ。
私はできませんでした(笑)
■ためる
出典: jwyed.com
ダムの水が流れる映像作品です。
「土」になった気分で水が溜まる様子を体感することができます。
写真映えするので、ここもフォトスポットとしておすすめです!
出典: jwyed.com
近くに立つと足元に「土」の文字が出てきます。
自分自身が土になった気分で水を溜めてみましょう!
■土木で遊ぶ:ダイダラの砂箱
等高線が映ったこの砂箱も触ってみてください。
箱の中で砂を別の場所に移動させると、映った等高線の形が変化します!
出典: www.shakaika.jp
もう一種類の作品は砂の高さによって色が変わります。
高いとピンク色に染まり、低いと水色に染まっていきます。
土木って楽しい♡
ワダフミコ@wadafumiko
本日のインタビューには、この迷宮を乗り越えなければ辿り着けないのだ、、、 #渋谷駅 #迷路 #20年間迷ってる #ダンジョン #土木展 #渋谷駅模型 https://t.co/pgjFUsLHZI

2016-07-10
そうそう、渋谷駅って構造が複雑すぎていつも迷っちゃうんですよね(笑)
ダイダラの砂箱ではこんな感じで体感してみましょう♡
ダムマニアの間では有名なダムカレーの食品サンプルもたくさん並んでいますよ。
yossy_1997@yossy_1997
砂場上部のプロジェクターが高低差を随時計測し、低い所は湖の、高い所は山の質感が投射されます。手で砂場を掘ることで、土木工事を経験できる作品でした。久しぶりの砂遊びは楽しかったです。#土木展 https://t.co/6QCUCu9SRN

2016-07-03
土木オーケストラは大迫力のスクリーンで工事の様子を見ることができます。
「無意識」に面白さがある
いつも無意識で使っていたものに意識してみると、新しい発見がいっぱい。
土木展でその無意識に出会ってみませんか?
【イベント情報】
土木展
開催期間:2016年6月24日(金)~9月25日(日)
開催場所:21_21 DESIGN SIGHT
休館日:火曜日
※8月23日は開館
開館時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)
※8月23日(火)は10:00~17:00(入場は16:30まで)
入場料:一般 1100円
大学生 800円
高校生 500円
中学生以下 無料
21_21 DESIGN SIGHT は、デザインを通して世界を見る場所です。三宅一生、佐藤卓、深澤直人の3人のディレクターを中心とした、デザインのためのリサーチセンターであり、デザインについて考える場所であり、ものづくりの現場です。建築は安藤忠雄によるものです。
