誰かと誰かの恋を取り持つキューピットが、必ずしも「人」だとは限りません。実は、さりげなくつけている「香り」がキューピットになることがあるのです。
もしかして、多くの人が無意識にその効果に助けられているかもしれませんよ。でも、シーンを見極めて活用すれば、もっと大きな効果を得られるはず。それは、相手との関係性も深く影響してきます。早速ご紹介しましょう!
◆眼中にない状態ならエレベーターで「ローズ系」
もしも、まだ相手の男性の視界にも入っていないような状態ならば、「ローズ系」の香水をつけて、彼の前で少し印象的なことをしてみましょう。
効果的なシーンは、彼がひとりで乗るエレベーターにギリギリ滑り込むこと。そして、そのときには「ローズ系」の香りをまとっておくことが重要です。
ローズ系の香りは、血液循環を良くして女性ホルモンを活性化させ、女性を輝かせてくれる効果があります。それだけでなく、ストレスホルモンを減らしリラックスさせてくれる働きや、記憶を定着させるという効果も。
つまり、ローズ系の香りをまとって突然エレベーターに乗り込めば、印象に残る可能性が高いということ。また、香りには記憶を呼び起こす働きがあるので、バラの香りを嗅ぐたびに、「エレベーターの彼女」を思い出す可能性は大ですよ。
◆男性が激しく疲労していたら「グリーンティ系」
もしも好きな同級生や、職場の同僚が激しく疲労していたら「グリーン系」がオススメ。爽やかでサッパリしていて、安らぎを与えてくれるからです。
そして、「グリーン系」の香水が効果を発揮するのは、まさにグッタリ疲れた帰り際です。心も体もクタクタのときに媚薬のような香りは逆効果。爽やかでヒーリング効果のある香りの方が、いつまでも一緒にいたくなるものです。
それに聞き上手ワザをプラスしたら、その日を境に友達から恋人に昇格するかもしれませんよ。
◆彼氏がいたときに出会った人なら「オレンジ系」
お互い好意を感じているのに、なんとなく踏み切れない…そんな関係がいろいろありますよね。
例えば、彼氏がいたときから知り合った男性の中には、いけないことだけど相性が良いかも…と感じてしまう人もいるはず。ところが、彼氏と別れたことでお互いフリーになったにも関わらず、なんとなく友達から距離を縮められないこともあるでしょう。彼女の元カレが、共通の知り合いだったらなおさら。
でも、元カレが既に別の人と付き合い始めたりなど、状況として2人がくっついても傷つく人も、問題もないのであれば迷わず「オレンジ系」の香水です。
「オレンジ系」の香りは、気持ちを明るくポジティブにしてくれるもの。迷いや後ろ向きな気持ちを吹き飛ばしてくれます。そして、オレンジ系の香水は朝が効果的。朝に顔を合わせたとき、2人がポジティブな気分になることが肝心です。
◆女として見てくれない人なら「石鹸系」
とても仲が良いのに、「おまえ色気ないなあ」という男性を、なんとしても落としたいなら、やはりシンプルに「石鹸系」の香りです。
「石鹸系」の香りは、男性から不動の人気を誇っているので、安心して活用しましょう。但し、シチュエーションとしては、「うなじ」を見せる瞬間に、しっかりと「石鹸系」の香りを漂わせることがポイントです。
「うなじ」は女性のアピールとなる場所なので、「石鹸系」の香りと「うなじ」効果で、否応なく女を感じさせることが可能です。
◆いつも冗談ばかりの男性なら「コーヒーの香り」
香水だけとは限りません。コーヒーの香りにもリラックス感や集中力を高めてくれる効果があります。
例えば、イイ雰囲気になりそうになると冗談ばかり言い、なかなか恋に進展できない関係の男性に告白するなら、コーヒーの香りが店内に立ちこめる、心地よいカフェがオススメ。何故ならば、すぐに冗談で誤魔化そうとする人は、むしろ心の中は緊張していて、とても照れ屋さんの可能性があるからです。
そんな人も、コーヒーの香りならリラックスしてくれるはず。また、集中力が高まり冗談を言うのを忘れ、女性からの告白を正面から受け止めてくれる可能性が高まります。
いかがでしょう?
嗅覚は、人間が持つ五感のなかで、もっとも原始的で本能的だといわれています。五感の中の多くが感じたことを脳に伝えるまで中継地点を通すのに、「嗅覚」を刺激する香りは脳へダイレクトに伝わるのです。
つまり、その効果は絶大ということ。自分も香りを楽しみながら、恋を実らせるため活用してみてくださいね。ただし、香水のつけ過ぎは逆効果なので、ふんわり漂う程度にしておきましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

