鏡を見ると鼻の毛穴が黒くなっていたり、ところどころ黄色いブツブツしたものがありませんか?
それは「イチゴ鼻」と呼ばれるもの。イチゴ鼻を解消するために、はがすタイプのパックで角栓を取るのも一つの方法ですが、もっと身近なものでケアできますよ。
今回は角栓についてと解消法をご紹介します。
◆イチゴ鼻ってどうしてできるの?
そもそも角栓とは古くなった角質と皮脂が混じり合ったもの。
皮脂は鼻の毛穴の奥にある皮脂腺から分泌され、毛穴を通って外に排出されます。
毛穴の中の角質は通常、古くなってはがれ落ちたものが皮脂によって外に排出されるのですが、肌の再生の働きを持つターンオーバーが遅れてしまうと、古い角質が毛穴に残ってしまうことがあります。
上手く角質が再生できないと皮膚が厚くなり出口である毛穴が狭くなります。すると角質と皮脂が排出されにくくなり、毛穴の中にたまって角栓になってしまうのです。
この角栓が乾燥すると黒くなり、イチゴ鼻となってしまいます。イチゴ鼻を解消するには角栓を除去し、肌のターンオーバーを促すことが大切です。
■オリーブオイルでクレンジングする
オリーブオイルは実は人の皮脂に近い成分を含んでいるのだとか。オリーブオイルが含まれたクレンジングやエクストラバージンオイルを使って毛穴を掃除しましょう。
クレンジングをすることで毛穴の中の脂を溶かし、毛穴をすっきりできます。
しかし人の皮脂に近い成分を持っているといってもやはり油です。クレンジングで掃除した後はしっかり洗顔をして油を落としてくださいね。
■酵素系の泡で洗顔する
洗顔をするときは酵素洗顔料を使うのがオススメです。酵素は角質やたんぱく質を分解し、肌をやわらかくする効果を持っています。
酵素洗顔料を使うときに気をつけたいのが温度。酵素は温度が低いと働かず、効果を十分に発揮できません。40度前後のお湯で泡立て、泡で洗うように優しく洗うようにしましょう。
乾燥肌の人は余計に乾燥させ、肌トラブルを起こしてしまうことがあるので鼻の部分だけにすることをオススメします。
■週に1度ピーリングする
角質が上手くはがれないトラブルを解消するために、週に1度はピーリングを行いましょう。
ピーリングをすることで古い角質を取り、新しい肌に生まれ変わらせる働きを促します。小さく円を描きながら軽くマッサージすることがポイント。
またピーリング後は非常に乾燥しやすいため、保湿は絶対に忘れないでくださいね。
■化粧水はビタミンC誘導体を使う
ビタミンCには美肌効果がありますが、肌に浸透しにくい性質を持っています。そこで肌に浸透しやすいように改良したのがビタミンC誘導体です。
ビタミンC誘導体が含まれた化粧水を使うと、肌を引きしめ、余分な皮脂の分泌を抑制する効果があります。
またさらに毛穴のひきしめ効果を強くするために、化粧水は冷蔵庫で冷やすと良いのだとか。肌を冷やすことで新陳代謝が活発になり、ターンオーバーを促すことも期待できるのだそうです。
■ベリー系のドライフルーツを食べる
ブルーベリーやクランベリーには抗酸化作用があるアントシアニン、サリチル酸など肌に嬉しいポリフェノールが含まれています。
特にクランベリーに含まれるプロアントシアニジンは、肝臓の機能を活発し体内の余分な水分の排出を促す効果があるため、美肌効果だけでなくむくみの解消にも効果的ですよ。
ドライフルーツなら手軽に持ち歩くことができますので小腹が空いたときに積極的に食べましょう。
いかがでしたか?
イチゴ鼻が気になって手を使って角栓を出すなど、ついいじってしまいがちですが、毛穴を大きくしないためにもここは我慢しましょう。
ケアを見直すことで、毛穴の目立ち具合はぐっと減ります。
ぜひこの方法を参考にして毛穴レスな肌を目指しましょう。(エディタ(Editor):dutyadmin)

