女性は欲張りな生き物。やるからには、お得要素はたくさんあるに越したこと、ないですよね。
この料理を習得しておけば、エコでお財布にも優しく、意外にたくさんの食材を使うので栄養バランスが良くなりダイエット効果がもたらされます。早速ご紹介しましょう。
◆ちょっとずつ余った野菜とわずかなパスタなら『スープパスタ』
微妙に足りないパスタ、そして、冷蔵庫に少しずつ残っている野菜があるならば、迷わず『スープパスタ』です。
水を入れたお鍋に火をかけて、お野菜を食べやすいようにカットして放り込みます。グツグツ煮立たせたら、塩コショウとオリーブオイルを入れて味をつけて、あとは長いパスタならポキポキ折って、ショートパスタならそのまま入れて一緒に煮込みましょう。お野菜もパスタも程よく煮込まれたら出来上がり！
豊富な食物繊維と栄養と、料理の温かさが内臓をあたため、血行を良くしてカラダの働きを良くしてくれます。それにより、ダイエット効果がバツグンに！ハムやホールトマトの缶詰を適量入れると、ますます美味しくなりますよ。
◆足が早いもやしは『もやしの卵とじ＆もやしナムル』
どんなに金欠でも強い味方なのが「もやし」。低価格なので、ついついたくさん買ってしまいますよね。しかも、カロリーが低くて食物繊維、タンパク質やビタミン、ミネラル、おまけに精神安定に役立つGABAまで含まれているのですからダイエットには最適です。
しかし、非常に足が早い（腐るのが早い）難点がある野菜でもあります。だからこそ、もうこれ以上置いておけない！と思った瞬間に簡単につくれるサルベージ料理を知っておくと便利です。
1．油をひいたフライパンでサッと塩コショウで炒めて、溶いた卵を流し込んで『もやしの卵とじ』が完成！
2．もしくは、もやしをサッと2分ほど熱湯で茹でて、ザルにあけて水を切り、塩、コショウ、ゴマ油、うま味調味料を入れ混ぜて、たっぷり擦りゴマをかければ『もやしナムル』が完成。
成分のほとんどが水分であるため、栄養素が多種類含まれているけれどエネルギーとしては物足りない「もやし」に、卵やゴマという完全栄養食材が加わっていることがポイントです。
パスタとレトルトのパスタソースを常備しておけば、あとは野菜をプラスするだけなので便利ですよね。でも、たまに「パスタソースがあるのにパスタがない？」なんて状況に陥ることも。
そんな時も大丈夫。パスタソースは野菜と相性バツグンなんです。そもそもレトルトの中身自体は野菜が少ないので、冷蔵庫に少しずつ余った野菜や、そろそろ芽が出てきそうなジャガイモが大活躍します。
茹でたりチンしたりで温野菜をつくって、温めたレトルトのパスタソースにディップして食べちゃいましょう。ソースをかけてしまうと、摂りすぎると太る原因ともいわれる塩分が多くなりがちですが、ディップすることにより、塩分摂取を控えめにできます。
◆カボチャの煮物が余ってしまったら『カボチャスープ』
煮物を上手につくれる女性は男性からの評価も高いですよね。しかし、頑張ってつくっても食べ切れないことが多いのも確か。なかでも、カボチャは意外に足が早い食材なので、つくり過ぎなのはわかっていても煮込んでしまう人も少なくないでしょう。
しかし、どんなにつくり過ぎても大丈夫。カボチャの煮物は翌日おいしいスープに生まれ変わりますよ！
余ったカボチャの煮物を鍋に入れて、牛乳、コンソメの素などを入れカタチがなくなるまでグツグツ煮込み、塩コショウで味をととのえれば『カボチャスープ』の出来上がり。余った玉ネギがあれば、一緒に煮込むことで脂肪燃焼効果が高まります。
また、ライ麦パンなどをディップして食べれば美味しいダイエットになります。ライ麦パンは食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富。カボチャも食物繊維ほか、ビタミンEをはじめビタミンやミネラルが豊富です。
◆湿気った海苔とチーズが余っていたら『チーズの磯部巻き』
海苔は便秘に役立つ水溶性食物繊維を多く含むほか、ビタミン、ミネラル、カルシウムを含む美容とダイエットに欠かせない食材。でも、気を抜くとすぐに湿気てしまいますよね。
しかし、冷蔵庫にチーズが余っていたらこっちのもの。チーズを海苔で巻くだけで【チーズの磯部巻き】が完成です。
こうすることにより、海苔が湿気ているのも気にならず、絶妙においしくチーズをいただけます。しかもチーズのタンパク質が加わり、ますますダイエット向きに。チーズの塩分は、海苔の食物繊維やカリウムがある程度体外に排出してくれます。
ちなみに、日本人の魂「お味噌汁」も、サルベージ料理にはバッチリです。余っているお野菜のお料理に迷ったら、なんでもお味噌汁の具にしちゃいましょう。
冷蔵庫の残り物で、チャチャッと美味しい料理をつくれる女性は男性から人気なので、サルベージ料理は、エコでダイエット向きで、しかもモテ料理ということにもなります。是非、習得してみてくださいね！(エディタ(Editor)：dutyadmin)
