・【大人ニキビの原因は?】
・【大人ニキビのスキンケア法】
<基本の洗い方>
<白ニキビ>
<黒ニキビ>
<赤ニキビ>
<クレーター>
・【大人ニキビを治す化粧品の選び方】
<抗炎症ケア>
<殺菌ケア>
<ターンオーバーを正常にする>
・【大人ニキビはメイクで目立たせないように】
・【大人ニキビを予防するには?】
大人ニキビと思春期ニキビは違うもの
まず大人ニキビは思春期のニキビとは全く別のもの。
思春期ニキビの原因は、一時的なホルモンバランスの乱れで皮脂分泌が乱れることです。そのため皮脂の量と水分量を適度に保つことで改善しますし、成長してホルモンバランスが落ち着けば、ニキビも自然と発生しなくなります。
ところが、大人ニキビの場合はそう簡単にはいきません。こまめに洗顔すれば治るというものでもありませんし、同じ薬を塗ったところで治るというものでもありません。
そればかりか思春期ニキビと同じように対応し頻繁に乾燥させることで、余計に悪化させてしまうことも多くあります。
大人ニキビは栄養不足やストレス、睡眠不足、メイク方法、ダイエットなどなど色々な要因が絡まって発生しているのです。
大人ニキビの特徴
では、どういったものが大人ニキビと呼ばれるのでしょうか。
一般に以下のような特徴があると言われています。
・生理前などのホルモンバランスが乱れる時期に発生
・体調不良の時やストレス過多の時に発生
・なかなか治らない、同じ場所に繰り返す
・Tゾーンだけでなく頬やあご、首にも出来る
・脂性肌だけでなく乾燥肌にも出来る
こうした条件に当てはまるニキビが大人ニキビ。ただ洗顔して清潔にしていても治らなそうですよね。
大人ニキビは「角質肥厚」「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」「クレーター」の順で変化する
大人ニキビは、段階をおって変化していくため、そのニキビに合った処置が大事になります。大人ニキビはおおまかに「角質肥厚」「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」「クレーター」の順で変化していくものです。
それでは具体的にどんな原因で起きたのか見ていきましょう。
大人ニキビのステップと原因
<角質肥厚>
角質肥厚とは毛穴部分の余計な角質で肌が厚くなっている状態。
正常な皮膚は毛穴の出口が開いていますが、汚れを放置したり逆に洗顔をしすぎたり、といった刺激が原因で毛穴部分の角質が厚くなります。
ホルモンバランスが乱れることも影響しているようです。
<白ニキビ・黒ニキビ>
白ニキビとは毛穴の出口が塞がれ、皮脂がたまりアクネ菌が溜まった状態です。見た目はよく分からないものですが、触るとプチッとしています。
さらに皮脂が増え、毛穴から皮脂が押し出されると空気に触れ酸化し、黒ニキビへ。黒ニキビは見た目にもボツボツと目立ち嫌なニキビですよね。
<赤ニキビ>
毛穴内に溜まった皮脂を食べるアクネ菌が増え、毛穴の周りでアクネ菌と戦うために白血球が集まり、炎症が起きたものが赤ニキビです。
その赤ニキビが進行し、毛穴の壁が崩壊し、炎症が進むとクレーターになります。炎症が強すぎるとへこんで、ニキビ跡として残ることもあるので気をつけましょう。
ニキビの洗顔方法は何よりも“清潔”重視で
どのステップのニキビでも基本の洗顔方法は同じです。
まず洗顔は手をしっかり洗うところからスタートしています。手に雑菌がたくさん残っていては、いくら綺麗に洗ってもあまり意味がありませんよ。爪の裏や指の間も洗いましょう。
しっかりと手を洗ったら、洗顔料をよく泡立ててもっちり泡を作ります。泡立てネットを使ってもOK。
ぬるま湯で濡らした顔に泡をのせていきます。クルクルと円を書くように優しく動かして下さい。指が触れないようにするのもポイント。
ニキビには些細なことでも刺激になってしまいます。
ゴシゴシと指でこすると浮いてきた汚れを毛穴に戻してしまうこともありますので要注意です。
洗い残しのないようにしっかりと流しましょう。この時、シャワーを直接当てては刺激になるのでダメ。優しく洗い流しましょう。
清潔なタオルで水分をとって終わりです。
肌が乾燥していたり、敏感な状態になっている人は、ニキビ付近だけ洗顔料を使って、その他の部分はぬるま湯で流すのみにしておきましょう。
洗顔後のお手入れはニキビの状態に合わせる
<角質肥厚・白ニキビ>
角質肥厚や白ニキビはまだ炎症が起こる前の状態。皮脂を除き、炎症を起こさないケアが重要です。
皮脂が過剰に分泌されているので、ニキビ用の抗炎症効果のあるスキンケアグッズを使用しましょう。
角質肥厚・白ニキビの箇所には、綿棒やコットンを使い、ポイントでピーリングケアを行って下さいね。ニキビの周りの皮膚もピーリングしてしまうと、健康な肌が荒れてしまうことも。
またニキビ部分以外は乾燥しているケースも多くあります。そのためこの段階ではしっかりとした保湿も重要になってきますよ。
保湿を怠らず、バリア機能を維持出来る角質層を保ちましょう。
<黒ニキビ>
こちらもまだ炎症が起きる前の状態である黒ニキビ。
炎症が起こる一歩手前なので、ニキビ跡を残さないためにもこの段階で撃退しておきたいものです。
この段階でも毛穴の中を清潔にし、抗炎症ケアが大事。
まずは洗顔前に一工夫。蒸しタオルで毛穴を広げてから行いましょう。
鼻全体が温かく柔らかくなったところで洗顔します。いつもよりキメが細かく、硬めの泡を作ります。そして毛穴の奥の皮脂を絡めとるようなイメージで洗顔して下さいね。
<赤ニキビ>
もう炎症が起きてしまったのが赤ニキビです。ここでは少しの刺激も与えないことが重要になります。と言うのも、すでに炎症を起こしているので、刺激を与えて潰してしまうと、ニキビ跡として残ってしまうから。
赤ニキビの部分には油分のあるスキンケアは避け、殺菌効果のあるケアを行って下さいね。
また一番気になるのが赤ニキビの状態ですが、気になるからといってマスクで隠すことや、髪を下ろすのは避けたほうが良いでしょう。
ちょっとした刺激で悪化してしまいます。
<クレーター>
炎症が進んで、へこんでしまうとクレーターの状態になります。ここまでになってしまうと自力で直すのは少々困難。
肌のターンオーバーを正常に働かせることで、ケアしていきます。十分な睡眠やバランスのとれた食事や、きちんとした洗顔が基本。
なんとなく目立たなくなってきたら、メイクでカバーするのも1つの手です。毛穴隠し用の下地などを活用しましょう。
ちなみに、他の段階のニキビも同時にできている場合には、他のニキビを治すことに専念しましょう。いっぺんにどちらもケアするのは難しいものです。
ニキビを治す化粧品は成分で選びたい
ニキビの段階によって、抗炎症のケアと殺菌のケア、ターンオーバーを整えるケアに分けられます。では実際どういった化粧品を選べば良いのでしょうか。
ドラックストアでは、ニキビ用化粧水などニキビ専門の化粧品が多く並んでいますよね。
「ニキビ用と書いてあるものならなんでも良いや」と適当に選んではいませんか?
しかしそれでは、目的や肌に合わない成分が入っていても気づかず、悪化してしまうこともあるかも。成分までしっかり見て選んで下さいね。
<抗炎症ケア>
炎症が起こる前の角質肥厚~黒びきびの段階では、抗炎症ケアが中心。
炎症を抑える成分には「アラントイン」「グリチルレチン酸」「カミツレ油」などがあります。
これらの成分に注目してケアグッズを選びましょう。
ちなみにグリチルレチン酸は強力な消炎効果で知られ、多くの製品に使われているものです。
はるかに微弱ではありますが、ステロイド剤と似たような効果を持つものでもあります。
化粧品には配合量が少ないので、問題はありませんが、気になる方は長期使用は避けるようにしましょう。
出来てしまったニキビに、綿棒などを使いピンポイントでケアをして下さいね。
<殺菌ケア>
炎症が起きている赤ニキビには殺菌ケアが必要です。
成分としては「サルチル酸」「イソプロピルメチルフェノール」「レゾルシン」など。
どれもアクネ菌を殺菌してくれる効果があります。
ここで注意したいのが、サルチル酸やレゾルシン。これらはピーリング効果も持っています。
古い角質を除去するものですが、一方でバリア機能を一時的に壊し、肌を弱くしてしまう側面も。
つまりもともと肌のバリア機能の弱い人が使用すると、乾燥を招いてしまいます。
すると余計にニキビを増やしてしまうことにもつながりかねないので様子を見て使用しましょう。
<ターンオーバーを正常にする>
クレーターになってしまったニキビには、ターンオーバーを正常に戻すことを意識しましょう。
ビタミンBの中でも「パントテン酸」に注目して下さい。
この成分は肌細胞の生成に関与しており、パントテン酸が不足すると保湿機能の劣った肌になってしまいます。
またパントテン酸は非常に多くの食品に含まれる物質ですので、食事から必要な量を摂取するのは難しいものではありません。
しかしクレーター状態のニキビを治したい場合には、乳液や美容などの化粧品で外部からピンポイントで与えてあげるのが効果的ですよ。
今あるニキビをメイクで隠す方法
「今日はデートだから今すぐこのニキビを無くしたい」そんな時にはメイクに頼るしかありませんね。とは言え、ニキビに負担となることは避けたいもの。ニキビに優しいメイクをしましょう。
<ニキビに負担をかけないメイクを>
成分に刺激のあるものを含んだ化粧品によって、ニキビが悪化することがあります。またニキビ以外にも肌トラブルが生じることも。
ニキビがある時は、敏感肌用の化粧品を使いましょう。
また肌に刺激となるものは何もつけない方が良い、とスキンケアを化粧水だけにしたり、日焼け止めをつけないという方もいますよね。それはあまりおすすめできません。
そもそもニキビが出来ている肌というのは肌のバリア機能が弱っている状況です。乳液での保湿や日焼け止めで紫外線をカットせずに過ごしていると、乾燥や紫外線が刺激となり余計にニキビが悪化することもありますよ。
敏感肌用の乳液や日焼け止めをしっかりと活用し、肌のバリア機能を助けましょう。
<ニキビのメイクはベースメイクポイント>
ニキビがある時には、コンシーラーとパウダーファンデーションを上手く活用してベースメイクをしましょう。
リキッドファンデーションの方が綺麗に隠してくれる気がしますが、塗りこんでしまいがちなので、すでにあるニキビに悪影響を与えます。さらに油分を多く含むものですので、ニキビができている肌には負担が大きいのです。
ニキビがあるうちは、パウダーファンデやお粉を使用しましょう。
また普段ベースメイクは指を使って行う人も多いですよね。
しかし雑菌のついた手でニキビを触るとさらに炎症が悪化してしまう恐れもあるので、指先よりもブラシやパフを使ってメイクするようにしましょう。
この時、道具が不潔では意味が無いので、必ず清潔なものを使ってくださいね。
<ニキビを隠すメイク法>
しっかりとスキンケアを行ったら、メイクをしていきます。
ニキビが目立つからといって、やみくもにファンデーションを厚塗りしていませんか?
そもそもニキビが目立つのは皮膚に凸凹があるから。そのため、ニキビと他の部分との凸凹をならすことがポイントです。
ニキビの周りを囲むようにコンシーラーを丁寧になじませましょう。この時コンシーラーは肌よりも少し暗めのカラーがおすすめです。
コンシーラーで土台を作ったら、パウダーファンデーションで軽く抑えましょう。
<ニキビ跡のメイク法>
今あるニキビだけではなく、ニキビ跡もしっかり隠しておきたいものですよね。赤みを帯びたニキビ跡の場合は、下地にカラーコントロール機能のあるものを使って下さい。肌の色が整うので、全体的に目立たなくなりますよ。
その後、ニキビ跡にコンシーラーをのせてしまいましょう。ポンポンとパフで抑え、まわりとなじませます。
この時のコンシーラーも肌よりも少し暗めのカラーを選ぶと◎。その後はニキビの時と同様にパウダーファンデーションを軽く塗ります。
最後にパウダーやお粉を重ねて完成です。パウダーで仕上げることで、余計な皮脂を吸着してくれますよ。
繰り返すニキビは繰り返さないスキンケアを
しつこく繰り返す大人ニキビですが、一度治ったらもうこれっきりにしたいものですよね。
そもそもニキビを治すことは、生じたものに対して対処しているだけにすぎないので、根本的な原因には対応していないのです。ニキビを繰り返さずに、キレイな肌を保つには根本的な原因を解決することが必要です。
大人ニキビのない健康美肌には、十分な潤いと、余分な皮脂を毛穴に溜めないことがポイント。具体的には「紫外線対策」、「乾燥対策」、「ターンオーバーの正常化」、「ノンコメドジェニックの化粧品を試してみる」などを行ないましょう。
<ニキビと紫外線>
ニキビが治った跡はまだ肌が通常の状態ではありません。しばらくは紫外線対策を徹底して行って下さい。
ニキビの跡に紫外線が当たると、色素沈着を起こしてしまう可能性があります。
紫外線を浴びてしまうと、ニキビ跡はシミになってしまうのです。
真皮層にメラニンが定着してしまうとなかなか自力で元に戻すのは困難。ニキビの跡に紫外線の刺激は厳禁ですよ。
<乾燥を防ぐ>
ニキビが出来る肌はバリア機能が低下している状態です。
角質層が乾燥するとさらに肌のバリア機能は低下していきますから、正常な角質層を維持するためにもしっかりした保湿が必要になります。
余分な皮脂をとることは効果的ですが、過剰に洗顔すると必要な水分、油分まで取り除いてしまうことに。
大人の肌の洗顔は1日2回で十分です。
ちなみに特に毛穴のつまりや汚れが気になる箇所には、ピーリングケアをポイントで行いましょう。
余計な角質を溜めないように除去することはニキビの予防になります。
ただし他の箇所にピーリングケアは刺激になるので、綿棒などでポイントケアをして下さいね。
<ターンオーバーの乱れを整える>
ニキビの出来やすい水分が少なく硬い肌というのはターンオーバーが早すぎる状態とも言えます。
そのため、水分を保持する力が弱く、バリア機能も育っていないのですね。
ターンオーバーの乱れを直し、正常にするのには生活習慣の改善が必要です。
最も見直したいのは睡眠。
睡眠不足はホルモンバランスも乱しますし、自律神経のバランスも乱します。良質な睡眠をとることはニキビを撃退するのは欠かせないものです。
もちろん清潔な寝具で眠ることも気にして下さいね。ニキビ予防のためには、枕カバーを出来れば毎日変えるのが理想的です。
<ノンコメドジェニックの化粧品を試す>
ニキビは毛穴に詰まった皮脂をアクネ菌が食べることで炎症を起こします。
ノンコメドジェニックと言うのは聞いたことがあるでしょうか?ニキビの原因であるコメド(角栓)が出来る可能性が低い成分で作られた化粧品のことを言います。
もちろんによって合う合わないはありますが、こうした化粧品を用いることでニキビの原因を減らすことも出来ますよ。
化粧品を変えることで一気に肌が変わることも大いにありますから、自分の肌に合ったものを探してみると良いですね。
正しいニキビケアで、しっかり治そう
いかがでしたか。一度出来ると厄介な大人ニキビ。きちんと直して繰り返さないようにしたいですね。(エディタ(Editor):dutyadmin)












