衝撃のラストが待ってる！愛おしく人間臭いチャッピーに会いに映画館へ♡

『第９地区』ではエイリアン移民と人間
との共存という興味深い内容のSF作品を
手がけて30歳ながらアカデミー賞に
ノミネートされるという快挙を
果たしたニール・ブロムカンプ監督。

彼の最新作がついに5/23に公開しました。

AI（人工知能）を開発したディオンは
廃棄寸前のロボットにAIを搭載する。
それで生まれたのが「チャッピー」

いろいろな人間に利用され、翻弄され、
自分のバッテリーが5日しかない
ということに気づき「生きたい」と感じ、
限りある命、自身の寿命を自覚し葛藤する。
そんなチャッピーが取った行動が
物語を急展開させていきます。
衝撃のラストが待っています！！

そんなチャッピーの魅力とは？

何よりこの映画の魅力はチャッピーのキャラクター。
人間以上に人間臭く、繊細で純粋。

言ってしまえばただのロボット。
なのに気付いたら感情移入していて
一緒に悲しくなって一緒に喜ぶ。
注目して欲しいのはチャッピーの耳。
耳がちょこっと動くだけで感情が変わる。
ある意味耳が表情なんです。

最初は生まれたての赤ちゃんのように
何もかもに怯え興味を持つ。
そんなチャッピーが可愛い♡

だけど守るべき存在ができ、
彼らを守るために全力で戦うチャッピー
はとってもかっこいい！！

チャッピーは今まで幾多のSFで描かれてきた
ロボットとはまったく違う、
人類の敵でもパートナーでもないまさに
人間と対等の生きた感情をもつ“個”
ということを映画を見て感じるはず。

チャッピーの生みの親は兵器企業テトラバール
に勤める開発者のディオン。

生みの親として一所懸命チャッピーに
モラルを教えて葛藤する姿を演じるのは
「スラムドッグ＄ミリオネア」で主人公を
演じたデーヴ・パテル。

ディオンの同僚で彼の天才的な才能を
妬んで嫌っているヴィンセント。
彼が物語を大きく動かすある意味
キーキャラクターとなってきます。

ヴィンセントを演じるのは
「ウルヴァリン」のヒュー・ジャックマン。

物語の冒頭でディオンとチャッピーを
誘拐するのがきっかけで
チャッピーの親代わりになる
ニンジャとヨーランディ。

チャッピーに犯罪の手助けを
させようとし、ギャングのように振舞うよう
教えるニンジャ。
最初はチャッピーに食ってかかるけど
けど実はいい人なんです。

チャッピーにマミと呼ばせ
母親役となるヨーランディ。

実はこの二人、南アフリカの音楽界の
スーパースター、ダイ・アントワードの
ニンジャとヨーランディ（役名同じく）
が演じているんです！
劇中でも彼らの楽曲が使われています。
一度聴いたら離れない特徴的な声と
サウンドにハマります！

もちろん映画全体としてはSF映画。
だけどそれだけじゃありません。

知識が何もないチャッピーが
喜び・怒り・悲しみ・寂しさなどの
感情を知り私達人間が日々当たり前に
してしまっていることを問いかけます。
「どうして人間は嘘をつくの？」
自分を、誰かを守りたいから？
何かを隠したいから？

人間本来の存在とは何かという
深いメッセージまでこの映画には
含まれています。

いろいろな大人に利用されながら
「生きたい」という意志とは
反対にバッテリーは減っていく。
そんなチャッピーの最後の選択が
衝撃のラストへとつながっていきます。

人類が生き延びていくこと、
AIは人類にとって是か非か？
あなたはどう思いますか？

チャッピーに会いたくなったかな？
それなら映画館へ急いで♡