Point1 「あたたかみ」や「やわらかさ」。メイクで引き寄せる可愛げのムード
「愛嬌のあるコ」といってイメージするのは守ってあげたくなる愛らしさ、どこかほっとけないあどけなさ。それを表現するならまずは血色感。
ほおや唇、ときには目元にだって。赤みやピンクみのあるカラーアイテムで、赤ちゃんみたいな血管が透ける肌をメイク。笑顔も真顔も、どんな表情でも多幸感をあたえてくれる。

Point2 色っぽさはひとつじゃない。隙=抜きどころがモノをいう
あからさまな色気ってなんだか気恥ずかしいし、女らしさをアピールすることだけが最適とは限らない。例えば、ボディラインを強調するニットに、あえてのブラックラインの囲み目で強さを。
さらに他のパーツはスキンカラーで控えめにしたら……。相反するものの組みあわせや「しない」美学で生まれる意外性、つまりギャップこそ色気の正体かも。


撮影/神戸健太郎 スタイリング/稲葉有理奈(KIND) ヘア&メイク/?﨑沙世子(io) モデル/鈴木愛理、岡崎紗絵(ともに本誌専属) 文/佐々木麗