2023年1~11月、女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとにtop5まで紹介します。こちらは、「ビューティ」ジャンルの人気記事です。(初公開日は5月4日 記事は取材時の状況です)
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TikTokやTwitterで話題の“骨延長ニキ”こと、ゆうりさん。
骨延長とは、身長を伸ばす手術。ゆうりさんは、2021年に総額約600万円かけ、身長を12cm伸ばしました。
このほかにも、鼻や輪郭など、総額1500万超の美容整形手術を受けたゆうりさんは、Before・Afterや壮絶なダウンタイムをSNS上で赤裸々に発信。
そもそもなぜ美容整形をしようと思ったのか、話を聞きました。
最初の整形は「思ったより変化を感じなかった」
――今まで受けた整形手術について教えてください。
ゆうり:結構いろいろやっているんですが、最初にやったのは小鼻縮小と鼻尖形成。鼻の横幅と先端を細くする手術です。
ただ、思ったより変化がなかったので、2ヶ月後に鼻中隔延長という鼻先を前下方に押し下げる手術と、鼻筋にプロテーゼを入れて細く高くする手術をやりました。

――なるほど、最初は鼻の手術だったんですね。2度目に鼻の整形をした際には、満足する変化はあったのでしょうか?
ゆうり:ありました。結構変わりましたね。そこからは目の下のクマの手術や、人中を短くする人中短縮をやって、その後に骨延長をしたという流れです。
それから骨延長の後に顔を小さくして整える輪郭3点と両顎の手術もやりました。
お金は教師時代の貯金で工面
――さまざまな施術を受けられてきたんですね。骨延長だけでも600万以上かかっているとSNSで発信されてましたが、お金はホストとして働きながら貯金されたんですか?
ゆうり:実はホストになったのは骨延長の手術を受けた後なので、まだ1年くらいなんですよ。
その前は私立の学校で教師をやっていたのですが、副業がOKだったこともあり、ブログを書いてお金を貯めました。大体2年で1000万円位は貯めたと思います。
整形のきっかけは“人生をより良くするため”
――美容整形に興味を持ち始めたのは、いつからですか?
ゆうり:社会人1年目の終わりくらいに、よく一緒に飲んでいた人たちが美容に興味があったり、整形したりしていて。その影響で興味を持つようになりました。
――なるほど。「幼少期からコンプレックスに感じていたので、絶対に整形してやる、と決めていました」という方もいますが、ゆうりさんはそうではなく?
ゆうり:そうですね。以前から、身長や鼻にコンプレックスはあったんですが、特に思い詰めたりしていたわけでなくて。「整形をしないと辛くて生きていけない」というよりは、「整形をした方が人生がより良くなるかな」という考えでした。
もちろん変えられるなら変えたかったですけどね。
――そうだったんですね。「変えられるなら変えたい」から、実行に移したのは、なにかきっかけがあったのでしょうか?
ゆうり:友達が鼻を整形したのですが、すごく綺麗だったんですよ。身近な人のそういう変化を見た時に「自分もやってみたいな」と思ったんです。

600万で手に入れた平均身長「損切りされなくなった」
――骨延長の手術を受けようと思ったのは、なぜなのでしょう。
ゆうり:顔の整形にある程度満足したときに「このまま身長が低いまま生きていくと後悔が残るな」と思ったんです。
――なるほど。これも「絶対に身長を高くしたい!」というわけではなかったんですね。
ゆうり:僕は減点方式で物事を考えるタイプで。
「目をもっと大きくしたいな」というような加点方式の考え方で整形をするのではなく、「ここが嫌だな」と感じるマイナス部分を平均値に持っていけるような整形をしたいなと考えています。そういう考えの中で、平均値に足りていないと感じたのが身長でした。
――「高身長はモテる」と言われることもありますが、身長が伸びたことで、そのような実感を得たことはありますか?
ゆうり:僕は骨延長で158cmから170cmになったので、高身長になった訳ではないんですよ。
けれど、今までのように「身長が低いから無理」と言われていたことがなくなって、単純にアプローチできる層は増えたのかなと思います。身長の部分で損切りされなくなったというか……。
――まさに“減点ポイント”が、なくなったんですね。
ゆうり:そうですね。「身長が低いね」と言われることがなくなったというだけでも、かなり大きな変化かなと。
――身長158cmのころと比べて変化したことはありますか?
ゆうり:振り返ってみると身長が低いことで「他の人より劣ってる」と思い込んでしまうこともありましたが、手術を受けてから自分よりも背が高い人しかいなくても悲しくなったりすることはなくなりました。
それから、外に出るのも億劫じゃなくなりましたね。
――なるほど。
ゆうり:それから高身長だねとは言われないものの、「スタイルいいですね」「顔小さいですね」と褒めてもらえることが多くて。
というのも、もともとのパーツの大きさで足だけ伸ばしたので、7頭身から8頭身くらいになったんですよね。それはすごく嬉しいことですね。

やってよかった整形1位は…
――1番やって良かった整形はなんですか?
ゆうり:1番でいうと、鼻ですかね。鼻をすべて整形し終わった時の方が、骨延長した時よりも変化が大きかったですし、自分自身も嬉しかったので、やって良かったなと思いました。
――骨延長なのかと思っていたので、意外です。
ゆうり:骨延長は、もちろんやって良かったのですが、思っていたよりもずっと大変で。痛かったですし、骨を伸ばしている期間が長かったんですよね。
だから「良かった」という実感だけでいうと、鼻の整形の方が大きいですね。
<取材・文/瑞姫>
瑞姫
1994年生まれ。奈良県出身。エンタメメディアでの芸能ライターとしての経験を経て、フリーランスのライターに。主にエンタメ・トレンド系の取材・インタビューを中心に、恋愛コラムの執筆を行っている。フォロワー数4.5万人のTwitterでは恋愛・美容系について発信する、インフルエンサーとしても活動中。漫画と散歩と猫が好き。
Twitter:@mizuki32k
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(エディタ(Editor):dutyadmin)



