こんにちは、ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。
早いもので2023年ももう年の瀬。この時期に多くなるのが、仕事関係をはじめとしたオフィシャルなイベントや忘年会、パーティ。こういうとき、困るのが最適なセミフォーマルファッションですよね。
オフィスカジュアルよりもフォーマルに、かといって冠婚葬祭ほどのフォーマルでは浮いてしまう。そんな絶妙なセレモニー向けコーデは仕事以外にも子どもの行事ごとなどで必要に迫れることもあるでしょう。そこで今回は、急なお呼ばれにも対応できるセレモニー向けコーデのテクニックをご紹介します。
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フォーマルシーンでの服装には、フォーマル・セミフォーマル・インフォーマル・スマートカジュアルという段階があります。
フォーマルがもっとも格式が高く、セミフォーマルは一般的な結婚式の服装です。次いで、インフォーマルがレストランウェディングなどのややカジュアルなフォーマル。そしてスマートカジュアルが高級レストランでの食事といったように、きちんとした服装の「程度」を変えます。
なかでも最もカジュアルに近いスマートカジュアルは、フォーマルほど決まった定義がないぶん、着る人のセンスが一層問われます。それゆえに、「レストランのドレスコードに『スマートカジュアル』とあるけど、一体何を着たらいいの?」といったお悩みもよく聞きます。

多くの人がついやってしまいがちな着こなしが、ジャケットとパンツの簡単なセットアップスタイル。ですが、シンプルなセットアップコーデは仕事着やスーツっぽさが出てしまい、場所に応じた華やかさが少し足りない着こなしになりがち。
では、同じジャケットでも、かしこまった雰囲気でなおかつ華やかな印象を与えるのにはどうしたら良いでしょうか。
早いもので2023年ももう年の瀬。この時期に多くなるのが、仕事関係をはじめとしたオフィシャルなイベントや忘年会、パーティ。こういうとき、困るのが最適なセミフォーマルファッションですよね。
オフィスカジュアルよりもフォーマルに、かといって冠婚葬祭ほどのフォーマルでは浮いてしまう。そんな絶妙なセレモニー向けコーデは仕事以外にも子どもの行事ごとなどで必要に迫れることもあるでしょう。そこで今回は、急なお呼ばれにも対応できるセレモニー向けコーデのテクニックをご紹介します。
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さじ加減がいちばん難しい「スマートカジュアル」
フォーマルシーンでの服装には、フォーマル・セミフォーマル・インフォーマル・スマートカジュアルという段階があります。
フォーマルがもっとも格式が高く、セミフォーマルは一般的な結婚式の服装です。次いで、インフォーマルがレストランウェディングなどのややカジュアルなフォーマル。そしてスマートカジュアルが高級レストランでの食事といったように、きちんとした服装の「程度」を変えます。
なかでも最もカジュアルに近いスマートカジュアルは、フォーマルほど決まった定義がないぶん、着る人のセンスが一層問われます。それゆえに、「レストランのドレスコードに『スマートカジュアル』とあるけど、一体何を着たらいいの?」といったお悩みもよく聞きます。
“きちんと”を意識しすぎて仕事着に……

多くの人がついやってしまいがちな着こなしが、ジャケットとパンツの簡単なセットアップスタイル。ですが、シンプルなセットアップコーデは仕事着やスーツっぽさが出てしまい、場所に応じた華やかさが少し足りない着こなしになりがち。
では、同じジャケットでも、かしこまった雰囲気でなおかつ華やかな印象を与えるのにはどうしたら良いでしょうか。
トレンドのシルエットを意識したジャケットコーデ
セットアップでシンプルな着こなしにまとめると無難になりますが、ジャケットとパンツは別素材や対照的な色合いの配色にすると華やかさが高まります。
また、ジャケットにはその年によって、トレンドのシルエットやデザインがありますので、そういった流行を捉えたジャケットを羽織るだけで旬な印象を与えられます。

おすすめは金ボタンのダブルジャケット。ジャケットのシルエットも直線的なボックスシルエットを選ぶと、さりげなくトレンドを取り入れたおしゃれなセレモニーコーデに仕上がります。
おしゃれなジャケットに合わせるボトムスは?
合わせるボトムスは、パンツならセンタープレスのフレアパンツが美脚効果とトレンド感が抜群です。スカートの場合、プリーツスカート、サテンスカートがおすすめ。
タイトスカートは、ダブルジャケットに合わせると少しバブルっぽい着こなしになりやすいので、この場合は避けた方が良さそうです。
迷ったら、オールインワンに頼ってしまうのが正解
トップスとボトムス上下が分かれていると服の組み合わせに迷うという方は、安定のオールインワンを手にしましょう。
オールインワンはカジュアルコーデにはもちろん、通勤服、フォーマル服のどのシーンでも着られる便利アイテム。クローゼットに服を増やしたくない方は、一枚で何通りもの顔を見せる万能オールインワンをGETしておくといざという時に困らずにすむのでおすすめですよ!

あまりデザインや装飾がないシンプルなノースリーブのオールインワンだとなお良いですね。そのほうがより着回しがききます。あるときはジャケットを羽織ってフォーマルに。あるときは上からニットを重ねてカジュアルに。パールネックレスとノーカラージャケットで、入学・卒業式などセレモニー対応も◎
白黒・白紺・ベージュ紺の配色でまとめて
せっかくフォーマルにも使えると思って購入したアイテムでも、手持ち服の色合わせが悪いとフォーマルコーデが完成しません。なので、色の配色バランスに注意をすることもお忘れなく!
とくにハズレのない組み合わせは、白と黒のモノトーンコーデ、もしくは白と紺の爽やかなツートーンコーデです。また、柔らかい雰囲気と上品な印象を出すのなら、ベージュと紺の配色コーデもおすすめです。新しい服を購入する場合も、手持ち服でコーデを組む場合も、この配色を意識すればまとまりのある着こなしができるはず。ぜひ、試してみてくださいね。
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<文&イラスト/角佑宇子>
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角 佑宇子
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105
(エディタ(Editor):dutyadmin)
