
美容ライターの遠藤幸子です。「デパコスによく似ている。」「使いやすい。」「コスパ抜群!」とSNSで絶賛され、バズりにバズった、セザンヌ「フェイスグロウカラー」から待望の新色が登場しました。
今回はブルベ(青み肌)さんにとっては特に嬉しい、青みカラーのローズ系「02 ローズグロウ」。イエベ(黄み肌)で現在46歳の筆者が使うとどんな仕上がりになるのか、試してみました。
フェイスカラーパレット 02 ローズグロウって、どんな商品?

フェイスグロウカラーは、チーク、ハイライト、アイシャドウなどいくつもの使い方が楽しめるフェイスカラー。粉体や着色剤を包み込んだ、生っぽくぷにっとした感触のゲルが、肌にピタッと密着して落ちにくいのが魅力のひとつです。

その仕上がりにはオイルとたっぷりの微細なパールによる湿度を帯びたようなツヤ感があり、肌がキレイに見えます。実際のところ10種類の美容保湿成分が配合されているので、うるおい感もあります。それでいて指で伸ばすと、素早くサラサラの肌触りになるので使いやすいです。
今回登場した「02 ローズグロウ」は、透け感がありながら艶めくシフォンピンクと、ほどよい血色感があるローズの組み合わせ。
既存色のアプリコットグロウが少し黄みよりのカラーでヘルシーな印象に仕上がるのに対し、ほんのり甘く可愛らしい印象に仕上がるのが特徴的です。
フェイスグロウカラーの使い方
シフォンピンクはハイライトとしてCゾーン、鼻筋、上唇の上、あご先に使うのがおすすめです。血色カラーのローズはチークとして使うほか、アイシャドウとして使ったり、細く下まぶたに入れて涙袋メイクをするのにもおすすめです。

<アイシャドウとして使ってみたら>
完全に練り状であるわけではないので、アイシャドウとして使っても二重に埋まったりすることはありません。今回は、血色カラーのローズを単色でアイホール全体に塗っていますが、単色でも立体感が出ます。
また、2色使いも可能で、ハイライトカラーを塗ってから血色カラーを重ねて使うこともできますが、ハイライトカラーだけでは少し物足りないので、締め色になるような別のカラーを重ねたほうが良いと感じました。
サラッとした仕上がりになり、密着力もあるので、アイシャドウとして使ってもモチがいいです。
<ハイライトとして使ってみたら>
ハイライトカラーをハイライトとして使ってみると、毛穴や小ジワが目立つ箇所は悪目立ちさせてしまう可能性があると感じました。筆者自身もあご先に使ったときに自分では気が付かなかった毛穴が少し悪目立ちしてしまう印象がありました。
また、重ね塗りしすぎると、艶めき具合が安っぽく感じられるので、その点は注意が必要です。
<チークとして使ってみたら>
チークとして血色カラーを塗ると、頬がイキイキとして見えます。ただ、血色感が肝斑と混じり合って肝斑が少し濃く見えてしまうと感じ、チークを塗った後からまたコンシーラーでカバーする必要を感じました。
頬の質感は艶やかに仕上がるので、この辺りは好みが別れるところかと思いますが、筆者自身はいつもツヤ肌にベースメイクを仕上げるので、一体感が出て美肌演出効果を感じました。
使いやすく、崩れにくい!
フェイスグロウカラー 02はほどよい青みがあるローズ系カラーで、肌なじみがよく、肌のトーンを問わず使用しやすい商品です。しっとりするのに表面はサラサラに仕上がるので使いやすく、崩れにくいのが特徴的です。
また、アイシャドウとして使っても、チークとして使っても優秀で、ハイライトとしても使えることからマルチに使用できるパレットです。ただし、30代以降の方が使う場合は、ハイライトカラーには注意が必要です。毛穴や小ジワが気になる部分は艶めきで悪目立ちする可能性があるので、使用を控えるか、量を加減して塗ることをおすすめします。
<文・撮影/遠藤幸子>
遠藤幸子
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en
(エディタ(Editor):dutyadmin)