61歳から始めたYouTubeチャンネル「Mimi’s life」が大人気のMimiさん(63歳)。
全再生数が1000万回を超えるなど、同世代女性から圧倒的な支持を受けています。
2023年9月26日に発売されたMimiさんの著書『Mimi’s life MAGAZINE』をでは、日々のファッションをはじめ、60代でスタートしたひとり暮らしのことや、年齢を重ねると訪れる変化や不安についても詳しく書かれています。
今回は、Mimiさんの将来について、話を聞きました。
ダメだったら元に戻れば?とアドバイス

――Mimiさんは、61歳からYouTubeを始めてますが、新しいことを始めるのは怖くなかったのでしょうか?
Mimi:私は昔からずっと同じことをやっていると飽きてくるので、自ら新しいことをやりたくなるんです。変化を嫌う人もいますが、私は変化を楽しむタイプだと思います。
アメリカへ行った時も周りの人に「よくそんな勇気があるね」と言われましたが、私としてはどんな楽しいことが待ってるんだろう、って感じでした。
――もし同世代のお友達が新しいことに挑戦したい、と相談されたら、なんてアドバイスをしますか?
Mimi:「やってみれば? ダメだったら元に戻れば?」と言いますね。大金を注ぎ込んで事業を起こすとなると、家族に迷惑をかけるかもしれないから、危険が少ないことからやってみればいいんじゃない? と。
もしケーキを作るのが好きだったら、マルシェで売ったり、家でのお店を始めたりすればいいんじゃないかと思います。
60代で初めての一人暮らし

――Mimiさんは、学校を出てからスーパーでのポップ広告の仕事をしたり、アメリカへ渡りペストリーの学校へ通い働いていたそうですが、帰国後のお仕事はどうだったのでしょうか?
Mimi:印刷会社で正社員として働いていましたが、49歳のときにまさかのリストラ。そこからまったく別の仕事をやってみようと、今はカフェの仕事をしています。
――お母さんが亡くなり、猫と一人暮らしになりましたが、不安になった時にやることはありますか?
Mimi:還暦にして人生初の一人暮らしですから、不安がなかったといえば嘘になります。そんな時は、本が好きなのでよく読んでいます。
50代、老後がいちばん不安だった時期に読んだのは、シニアとか老後のことが書いてある本ばかりでしたが、今は「未来」。それも遠い未来じゃなくて、10年後ぐらい先の未来のことが書いてある本が大好きです。
最近読んだのはホリエモン『2035』

――どうして未来予測の本が好きなんですか?
Mimi:例えば「今寂しい気持ちでも、未来は今感じる寂しさとは全く違うかたちの寂しさがある世界になるんじゃないか」みたいなことを思うようなことが書いてあるからです。
今だってAIと会話できるけど、誰かと会話したければ、アンドロイドみたいなすごいロボットが出てきて、人間と同じ感じで話ができるかもしれない。そうしたら孤独ではないですよね。
テクノロジーがかけ合わさって、何が出てくるか分からない。なんとか生きている間に大きな変化を見てみたい。そういうワクワク感のほうが大きいですね。
50年後だったら関係ないけど、5年で世界が変わる。最近読んだのは、ホリエモンの『2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』ですが、今はこういった未来予想本がたくさん出版されているので、対応できることはしたほうがいいと思いますよ。
――Mimiさんが将来に向けてやっていることはなんですか?
Mimi:私も将来的には、この家を出ないといけなくなるかもしれません。老人ホームなり、どこかに移動するとき、トランクひとつだけしか持っていかないと決めているから、やっぱりもっと物を減らしたいです。
「自分にはこれくらいが必要」と分かっていると生きやすい

『Mimi’s life MAGAZINE』(扶桑社ムック)
Mimi:ファッションに限らず、インテリア、食器などの台所用品にしても、「自分にはこれくらいが必要だ」と分かっていると生きやすいと思います。
何を減らして、何が自分にとって最適か、どこが自分の最終のライフスタイルをはっきりしておくことは、すごく重要です。ミニマリストではないから、多い人も少ない人もいるかと思いますが、私もまだまだベストな状態を探っている状態です。
――では、MimiさんのYouTube「Mimi’s life」でも今後はそういった動画も増えていくのでしょうか?
Mimi:今はファッション系YouTuberみたいになってますけど、衣食住はバランスが大事だと思います。生活全般、暮らしについての動画もたくさん作って、視聴者の方々と一緒に共感したり楽しんだりできるチャンネルを目指していきたいですね。
<取材・文/谷亜ヒロコ>
(エディタ(Editor):dutyadmin)
