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「早く閉めろ車掌ぉお」満員電車で叫びだしたおじさんがゾンビ映画すぎる…観察系サラリ

時刻(time):2023-10-30 17:42源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
何気ない日々の中にも、人それぞれ、ちょっとしたハプニングやクスッと笑える出来事に出会ったりするものです。そんな日常のひとコマを独特な観察眼で切り取り、X(旧Twitter)に漫画として公開している 青木ぼんろ さん。 青木ぼんろさんは会社員として働くかたわら、漫画家としても活動しています。時に「あるある~!」と共感し、時には声を出して笑ってしまう彼

何気ない日々の中にも、人それぞれ、ちょっとしたハプニングやクスッと笑える出来事に出会ったりするものです。そんな日常のひとコマを独特な観察眼で切り取り、X(旧Twitter)に漫画として公開している青木ぼんろさん。

青木ぼんろ
青木ぼんろさんは会社員として働くかたわら、漫画家としても活動しています。時に「あるある~!」と共感し、時には声を出して笑ってしまう彼の漫画は、筆者をはじめとする多くのXユーザーたちの癒しとなっているのです。

9月には、単行本『恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活』KADOKAWAを発売。

今回は単行本から、満員電車で「早く閉めろ車掌ぉおおお」と叫びだした言動がいちいちゾンビ映画なおじさん客を描写した「満員電車」、通勤電車で隣に座った大股びらきの男性客がスピーカーで動画を見始めて…という「席ガチャ」などの6つのエピソードをご紹介、後半では青木ぼんろさんにインタビューしました。

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常に観察してしまう


青木ぼんろさんは、普段の生活でも“観察”するのをやめられないと言います。

「僕の漫画は日常を切り取って描いているので、常にネタがないか観察してしまいます。なので、普段からいつも何かしら考えている感じです。たまに、ぼーっとリラックスしたいなと思いますね」(以下「」内、青木ぼんろさん)

漫画の中では常にぼんろさんは傍観者として登場し、彼の心の声と共にストーリーがユニークに展開していきます。ぼんろさんは昔から、物事を観察するのがクセなんだとか。

「社交的な人間ではないので、出来事に率先して関わっていくよりは、観察していることが多いんです。そして、日常の面白かったことや、むかついたこと、悲しかったことなんかを収集して、家族や友人に話す、ということを昔からしています」

そんなぼんろさんの性格やクセが、今回の漫画につながっているのですね。






漫画家と会社員の二足のわらじ生活


会社員として働きながら漫画家をしているぼんろさん。普段はどのような生活を送っているのでしょうか?

「大体、朝は6時に起きて、2時間くらい漫画を描きます。それから出勤して、お昼の休憩中にまた描いたりもします。夜も描ける時は描いていますが、残業が多い時期は22時や23時に帰宅することも多いので、描けないこともあります。休日も、予定がない時は描いています」
それは、かなりお忙しい二足のわらじ生活ですね。特に大変だと感じることはありますか?

「最近、漫画の仕事も増えてきて…、それはとても有難いことなのですが、肩や首のこりがひどくなりました。会社でもデスクワークなので…。つい最近も、整体に行ったら、こりがひどくて驚かれたほどです」













会社員を続けるメリットは?


仕事と漫画の両立は大変そうですが、会社員も続けているメリットは、どんなことでしょうか?

「やっぱり、安定したお給料を月々もらえるというのは大きいです。それがあるから、自由に描けている…という部分があります。ウケを気にし過ぎたりせずに、描きたいものを描きたい時に描けるのは、会社員を続けるメリットかもしれませんね」

漫画家を目指したのはいつからでしょうか?

「元々、子供の頃から絵や漫画が好きだったんです。漫画の模写とかをよくしていました。一度、中学生の頃に、『バクマン。』という主人公が漫画家になるストーリーの漫画に感銘を受けて、『自分も漫画家を目指そう!』と思った時がありました。ですが、“1作品を完成させる”ということがなかなかできないし、つけペンの使い方も難しくて早々に諦めました。

それからも、高校生の頃はノートに漫画を描いて回し読みしたりしていました。ですが、本格的に漫画家を目指すことはなく、進学して就職しました」

就職してしばらく経ち、ぼんろさんはイラストレーターの友人の影響を受け、再び漫画を描いてみたくなったといいます。そしてちょっとしたギャグ漫画を描き、出版社がいるイベントに持ち込みをしたり賞に応募したりするものの受賞には至らず…。しばらくすると仕事が忙しくなり、また漫画からしばらく遠ざかったとのこと。

「それから1年くらいして、仕事が落ち着いたタイミングでオンラインの漫画講座を受けてみたりもしました。その講座を受けながら、SNSに日常のちょっとした出来事を漫画にして載せる、というのを始めたんです。そうしたら、その漫画がバズったりするようになり…フォローしてくれる方も増えてきて、今に至ります」






これから描いてみたいもの


日常のちょっとした出来事を切り取って、独自の視野で漫画にしているぼんろさん。これからはどんな活動を考えているのでしょうか?

「日常漫画だけではなく、ゼロから話を作る創作漫画も描いてみたいですね。アクションとか、ラブコメとか…。絵の練習ももっとしたいですし、やりたいことは色々あります」

最後に、ぼんろさんからメッセージです。

「Twitter(現『X』)で漫画を描いているので、ぜひ読んでください!」

これからも、楽しく読ませていただきます!青木ぼんろさん、ありがとうございました!

<取材・文/まなたろう>
まなたろう
多岐にわたって興味があるアラフォーライター。コーヒーが好きで資格を取得中。海外に12年ほど住んでいたため、英語はそこそこ堪能。




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