何歳になっても眉毛の正解がわからない。そもそも左右のバランスが悪いし、のっぺりしていて立体的に描けないうえに、40代になっても自分に合う色も形もわからない……など眉毛の悩みは尽きません。

そんな悩みを抱えていた時に出会ったのが、プチプラブランド「エクセル」の「パウダー＆ペンシルアイブロウ」1595円（税込）です。


ペンシル、パウダー、さらにスクリューブラシが1本になっていて、これだけで眉メイクが完成する便利アイテムです。ペンシル＆ブラシ、ペンシル＆パウダーなどの組み合わせはよく見かけますが、3つがセットになっているのは、なかなかありません。

そして、この3役の1つ1つにもこだわりが。


ペンシルは、隙間を埋めたり、繊細なラインを描いたりもしやすい楕円（だえん）芯。眉尻まで1本1本描き足すことができます。パウダーは、濃淡がつけやすいナチュラルフィットパウダー。ふんわりとのせるだけで立体感がアップします。

さらに、柔らかタッチのスクリューブラシ。描いたラインをぼかしながら整えることができます。3つの機能がスマートな1本に凝縮されているので、持ち歩きにも便利。ブラシやペンシル部分には、キャップもついていて衛生的です。

では眉毛を描いてみましょう。まずは、スクリューブラシで眉毛をとかします。以前アイブロウサロンの方に聞いたことがあるのですが、髪の毛と同様に眉毛も毎日とかしてあげると、素直な毛流れになり扱いやすくなるそうです。

続いて、ペンシルで眉尻から少しずつ目尻に向かって描きます。さらにパウダーをポンポンとすると、ふんわり、立体的な眉が出来上がり。しかもこのパウダーはパール感があるので、より存在感アップ。

眉頭は、パウダーで仕上げると自然な感じになるのでオススメです。汗をかいても落ちにくいので、季節を問わず使えます。


ペンシルは、1本1本を足す感じで書くことができますが、やはりペンシルだけだと、なんだか寂しい感じがします。そこにパウダーをプラスすると、ふんわり自然な感じに。

やはりペンシルとパウダーを使うことが大切なのだと実感しました。何より、このテクいらずで上級者眉毛が作れるのは本当に助かります。

こちらのパウダー＆ペンシル アイブロウは、カラーバリエも魅力の1つ。全10色もラインナップしているので、髪色やファッションに合わせて選ぶことができます。

ちなみに筆者のような黒髪だとブラックやダークブラウン、せいぜいグレージュ的なものと思い込みがちですが、最近は髪の毛に無理に合わせる必要もなし。ファッション感覚で楽しむのもアリです。

全10色から黒髪の筆者が選んだのは「PD15 オリーブブラウン」。ブラウンにちょいカーキのスパイスを加えたような色ですが、これが意外と黒髪にマッチします。肌馴染みも良いし、眉だけ浮いちゃうなんてことがありません。

他にも色々なカラーがあるので、店頭で見て自分に合ったものを探してみてください。最近は髪の毛の色に合わせるよりも、好きなカラーでアイブロウを楽しむ人も増えているので、今まで使ったことがないカラーにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。


ただ一点だけ気になるのが、ブラシ側のキャップが外れやすいところ。カチッというまでしっかり締めれば大丈夫だと思うのですが、持ち歩く時には紛失に気をつけましょう。

セットインされているブラシはなんとなくチープ感のあるものが多いのですが、こちらは本当に使いやすいので、眉に自信がない、何歳になっても眉毛が上手に描けないと悩んでいる人はぜひ試してみてください。ただし、これを使い始めると他の眉ペンシルには戻れないかもしれませんよ。

＜写真・文／佐治真澄＞
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