美容ライターの遠藤幸子です。
メイクにまつわる悩みの中で、年代を問わず上位にあがりやすいのは「アイブロウメイク」です。うまく描けない、仕上がりが不自然、ペタッとなって野暮ったくなってしまう……などアイブロウメイクの悩みは尽きないもの。
実際のところ、どんな眉になるかで顔全体の印象が大きく変わるので、便利なアイテムを駆使して、自分に似合う垢抜け眉を目指したいところです。
垢抜け眉の条件

垢抜け眉の条件はいろいろとありますが、ひとつだけあげるとしたら、描いた印象がない自然な眉であることが絶対条件だと筆者は感じています。
そのためにはふわっと立体感を出してくれるアイテムが必要です。
そこで、筆者が注目したのは、セザンヌの「スタイリングアイブロウマスカラ」561円(税込)。透明のアイブロウマスカラなのですが、ふわっと立体感のある眉が作れるのでしょうか。垢抜け眉を目指すアイブロウメイクのやり方とともにレビューします。
「スタイリングアイブロウマスカラ」って、どんな商品?

「スタイリングアイブロウマスカラ」は、2023年9月上旬に発売されたばかりの新製品。無色透明の眉用マスカラで、単品で使えばお湯でするんと落とすことができます。すっぴんの日はもちろん、性別や眉の色を問わず使いやすいのが特徴的です。
また、セット力やキープ力はあるのに、変に固まった仕上がりにはならず、部分的に白くなってしまうこともありません。そのため塗っている感じがせず、自然に毛流れを整えて、それをキープできる優秀なアイテムです。
1cmのミニブラシは小回りが利き、地肌にも付きにくいので、眉山などピンポイントで使いやすいのが不器用な筆者にも頼もしく感じられます。
無香料、無着色、タール色素不使用、無鉱物油、界面活性剤不使用、パラベンフリーです。
「スタイリングアイブロウマスカラ」を使って垢抜け眉を作る方法

STEP1:ペンシルとパウダーを使い、麻呂眉から地眉のような眉を目指す(①~④)
アムラー世代の筆者は眉尻が足りない麻呂眉です。眉が足りない部分は地眉に近いグレーのペンシルとパウダーで少しずつ描き足し、自然な地眉のような眉を目指します。
上から描くと眉がつり上がりがちなので、下から眉を描いていくのがポイント。眉の最下部を描いたら、そのほかの部分は眉1本1本を描き足していくように描いていきます。
STEP2:「スタイリングアイブロウマスカラ」で毛流れを整え、立体感を出す(⑤)
地眉のような眉をペンシルとパウダーで作り上げたら、「スタイリングアイブロウマスカラ」の出番。この段階でもしも眉の色が暗いと感じたら、明るめのパウダーを重ねてトーンアップさせておきましょう。
「スタイリングアイブロウマスカラ」は液の付けすぎに注意しながら、眉頭から眉尻に向かって毛流れを整えていく要領で使います。下から上に眉を軽く立ち上げるように塗っていくと、フワッと立体感のある仕上がりになります。
<色付きではなく、透明を選ぶメリット、デメリット>
アイブロウマスカラは、透明のものよりも色付きのものが多いのが現状です。色付きのものを選ぶメリットは、眉の色を均一にしたり、好みの色に変えたりできること。デメリットは色選びに失敗すると、チグハグな印象になったり、野暮ったくなったりすることです。
その一方であえて透明を選ぶメリットは、メイクの有無に関わらず使えるので男性でも使いやすいことがあげられます。また、眉色を選ばず使える、やりすぎた印象にならないこともメリットです。
では、透明を選ぶデメリットはというと、ペンシルやパウダー、リキッドなどを使い、あらかじめ均一で垢抜けた印象の眉色に整えておけば特にないと感じています。
46歳の麻呂眉筆者が試してみたら…

実際に筆者が試してみたところ、フワッと立体感が出たことで、垢抜けた印象の眉に仕上がったように感じています。ただし、「スタイリングアイブロウマスカラ」を使うと眉に透け感が出るので、お好みに応じてまたパウダーを重ねるなど眉色を調整する必要があります。
使い方も簡単なので、筆者の場合最近では色付きのものより出番が多くなり、すっぴんの日も使っています。
<文・撮影/遠藤幸子>
遠藤幸子
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en
(エディタ(Editor):dutyadmin)