美容ライターの遠藤幸子です。「美人見えする」「とにかく可愛い」「使いやすい」と、多くのユーザーの支持を集め、バズりにバズったセザンヌの「ベージュトーンアイシャドウ」。お試しされた方が多いのではないでしょうか。
そんなバズりアイシャドウから、2023年9月上旬に新シリーズ「ビタートーンアイシャドウ」748円(税込)が登場しました。

ビターの名前の通り、深みと苦味を感じさせる、まるでチョコレートを彷彿とさせるビジュアル。目元のくすみやシワが気になる40代が使っても、老け見えせずにきれいな仕上がりになるのでしょうか。また、2色発売されるうち、40代が使いやすいのはどちらの色でしょうか。現在46歳の筆者が、実際に試してみました。
ビタートーンアイシャドウってどんな商品?

ビタートーンアイシャドウは、マットとラメ2つの質感からなるブラウン系アイシャドウ。先に発売されたベージュトーンがパールとマット、ラメ3つの質感からなるベージュ系だったのに対し、ビターな深みを感じるテイストです。
深みのあるテイストというと、目のくぼみやくすみなどが気になる40代には少しハードルが高く、老けて見えないかどうか心配なところ。しかし、ビタートーンアイシャドウは透け感のある発色なので、深みのあるカラーもいつもより軽やかにまとうことができます。
40代に激推ししたいのはこのカラー
今回発売されるのは2色で、「01 オレンジガナッシュ」と「02 ドライローズ」です。「01 オレンジガナッシュ」は、肌なじみがよく暖かな眼差しに仕上がるオレンジブラウン。一方「02 ドライローズ」はくすみ感のあるピンクブラウンで、甘くなりすぎずに柔和な眼差しに仕上がります。
どちらもオンオフ問わず使いやすいカラーですが、40代に激推ししたいのは「01 オレンジガナッシュ」。メインカラーのオレンジがくすみがちな目元も明るく彩りながらオシャレな印象を与え、赤みの強いブラウンで女性らしさと温もりを添えながら引き締めます。
40代の目元をくすませないおすすめの使い方
目元をくすませないおすすめの使い方をご紹介します。

<メイクの方法>

a.アイホール全体に②のベースカラーを塗り、肌のトーンを整える。
b.aの上に、④のオレンジを重ねる。
c.目尻側に③の赤みブラウンをブラシでふわっと重ねる。
d.アイホールの中央部分にのみ①のラメを指、または、チップでしっかりめにのせる。
e.まつ毛の隙間だけをブラックのリキッドアイライナーで埋めてから、ボルドーのリキッドアイライナーを目のフレームに沿って目頭から目尻まで入れる。
f.ビューラーでまつ毛をあげてから、ブラックのマスカラを塗る。
ビタートーンアイシャドウを40代がうまくまとうコツ
③の赤みブラウンを二重幅にアイラインのように入れるメイクの仕方もあります。しかし、透け感のある発色なので、しっかりめにオレンジをきかせたほうが明るくスッキリとして見え、年々目が小さくなりがちな40代の目ヂカラもアップする印象です。
今回は目元がぼやけないように、さりげなくブラックのリキッドアイライナーとマスカラをあわせました。しかし、もう少し柔らかな印象にしたいときにはブラウンに置き換えるのもおすすめです。
このほか、ややしっとりとした粉質で密着力はある印象ですが、ラメが下まぶたに飛ぶと残念な印象に見えてしまいます。そのため予防として、アイシャドウベースをあらかじめ使っておくことをおすすめします。
また、今回ご紹介したメイクでは、下まぶたには敢えてビタートーンアイシャドウは使用していません。筆者手持ちのシャンパンベージュのスティックアイシャドウを下まぶたに塗っています。これは上まぶたよりも明るく下まぶたを仕上げた方が抜け感が出るからです。
セザンヌの「ビタートーンアイシャドウ 01 オレンジガナッシュ」は、40代の目元を明るくオシャレに彩りながら秋らしい眼差しに仕上げるカラーです。透け感のある発色なので老けて見えるリスクもかなり低い印象で、筆者自身この秋に大活躍してくれる予感がしています。
<文・撮影/遠藤幸子>
遠藤幸子
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケア・アンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachiko_en
(エディタ(Editor):dutyadmin)