こんにちは、毛髪診断士の元井里奈です。

毛髪診断士・元井里奈
今回は寝ている間のヘアケアで、私が最終的にたどりついた逸品をご紹介します。
寝ている間にも、髪は傷む

ボロボロ髪だったころの私と、現在の私

枕カバーはシルクがおすすめ
そのため、寝ている間にどうやって髪を摩擦から守るかは重要な課題です。枕カバーをコットン製からシルク製に買えたとたん、摩擦が軽減されて翌朝の髪のまとまりに大きな違いを感じ、ダメージの進行もおさえられたと思っています。
しかし、ロングヘアの場合は、髪が枕からはみ出てしまうため、髪の毛全体をシルクで包んで守る方法が必要でした。
そういったケースに最適なのがシルクのヘアキャップなのですが、シャワーキャップと同じ形をしたものは、ゴム部分のホールド間が続くのが苦手で私は使い続けられませんでした。
封筒型のシルク製ヘアキャップを使ってみることに
そんな私がまず見つけたのが、封筒型のシルク製ヘアキャップ。
大きな封筒型の構造をしていて、私の髪の長さでもおさまるし、頭のまわりはリボンで結んで調節できるようになっているため、ホールド感が気になりません。
なんて便利なのだろう! と思いながら、しばらくはこの形を使っていたのですが、この封筒型、私には髪の毛をすべて中に入れるのが難しく、毎回苦戦を強いられて困っていたのです。
いったん封筒を頭からかぶり、額やうなじ側から、中へ髪を押し込むことになるのですが、これがなんとも難しい……。
髪をすべてシュシュなどでまとめてから、封筒を頭へかぶり、髪を入れると比較的すっぽり収まるのですが、何かの拍子に髪が出てきてしまうと結局押し込むのが難しかったりします。
何とかうまく収まったとしても、髪にシュシュで結んだ跡がついてしまったり、まとめた部分がゴロゴロして眠りづらかったり……。そうであればとヘアキャップの外側からシュシュをはずそうとして、時間がかかったり……。とにかく試行錯誤の毎日だったのです。
私がたどり着いた最高の商品
なんとか、この問題を解決してくれないか、いっそ自分でシルクを使って開発しようか!? などと思っていたところ、先に開発してくれた賢者がいたようです。
それは、封筒の先が開いている、筒型! 私はAmazonで4000円ほどで購入しました。
この形になることにより、封筒を頭にかぶって髪を押し込むのではなく、筒をいったんすべて首へ通し、ヘアバンドを上げるように、髪にかぶせるだけ!
ちょっとしたことなのですが、これによって髪を押し込む難しさから解放され、とても快適になりました。
朝、はやく起きた子どもに髪を踏まれたりする危険もなくなりました。ロングヘアの方はぜひ使ってみてください。
ちなみに、寝ている間にヘアキャップが取れてしまったときのために、シルクの枕カバーも常に併用しています。
唯一の難点は…
シルク製品を毎日使うことで、唯一難点だと思っているのは、洗濯方法に気をつかう必要があるということです。
私は毎日の生活に余裕がないので、ダメと分かっていながら、普通にタオルなどと一緒に洗濯機で洗濯してしまっていますが、余裕のある方はデリケート洗いができたらいいですね。
夜間のヘアケアについては、シルクグッズなしには語れないというくらい、必要不可欠なアイテムだと思っています。
<文/毛髪診断士 元井里奈>
東栄新薬株式会社/取締役。毛髪診断士®/サプリメントアドバイザー/メノポーズ(更年期)カウンセラー。慶應義塾大学卒。髪に悩む女性のためのサプリメント「美ルート」をプロデュース。毛髪、栄養学、女性ホルモンに関する専門知識をもとに、ヘアケアコラムの監修や執筆も行う。2児を育てるワーママでもある。Instagram:@rinam.0922、Twitter:@rinamotoi、ブログ「ワーママ毛髪診断士が教える、35歳から始める育毛・美髪ケア」
(エディタ(Editor):dutyadmin)




