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ジャンポケ斉藤の不倫に「子どもをかわいがっていたのに」の声。“女好き”と家族愛は別

時刻(time):2023-08-23 16:46源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
< 亀山早苗の恋愛時評 > 次々と報道される有名人の結婚離婚。その背景にある心理や世相とは? 夫婦関係を長年取材し『夫の不倫がどうしても許せない女たち』(朝日新聞出版)など著書多数の亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿) ジャンポケ斉藤が浮気「子どもをかわいがっていたのに」の声 お笑いトリオ、ジャングルポケットの斉藤慎二(40歳)

<亀山早苗の恋愛時評>

次々と報道される有名人の結婚離婚。その背景にある心理や世相とは? 夫婦関係を長年取材し『夫の不倫がどうしても許せない女たち』(朝日新聞出版)など著書多数の亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)







ジャンポケ斉藤が浮気「子どもをかわいがっていたのに」の声


お笑いトリオ、ジャングルポケットの斉藤慎二(40歳)の浮気騒動が尾を引いている。お相手は福岡のキャバクラ嬢。少し前なら、地方出張した折に羽目(はめ)を外してしまったと容認する向きもあっただろうが、今はそれが許されない時代になっている。

報道されてすぐに本人が謝罪、妻でタレントの瀬戸サオリも「しっかり叱責し夫も反省しております」というコメントを出したにもかかわらず、仕事にもダメージが出ているようだ。

いじめサバイバーとして有名であり、たびたび家族のことをSNSで綴(つづ)っていただけに、世間は勝手に彼に「聖人君子」のイメージを求めていたのだろうか。

「いじめを経験した人は、他人にやさしいはずなのに妻子を裏切った」「あんなに子どもをかわいがっていたのに」と、~だったのにというコメントがSNSに踊っている。


おそらく本人にとっては、「ただの遊び」であり、リークされてしまったことは脇が甘いと言わざるを得ないが、こんなことになるとは思っていなかったのではないだろうか。

妻も「夫の遊びは覚悟の上だった」とも述べている。






「いい家庭人」であることと「女好き」とは別の話?


一昔前なら、トリオで出てきて記者会見をし、本人が大汗を流しながら言葉に詰まると仲間が突っ込むという図式ですんでいたような話だ。お笑い芸人は、こういうアクシデントはすべてお笑いに昇華させてなんぼだったはず。だが彼の場合、やはりいい人イメージが強すぎたのだろう。

これを「不倫」というのは少し違和感がある。妻が言うように「遊び」なのだから。そして、続報を読めば、斉藤氏、なかなかの女好きのようだ。妻もそれをわかっていたのだろう。その上での結婚である。

斉藤氏が家族思いであることは事実だろう。相手に本気になって離婚を考えたわけでもなさそうだ。だからといって、外での「遊び」が止むわけではない。


女性が好きで、隙あらば……と思っている男性は世の中に確実に存在する。一般的には女性にやさしいからモテるし、たとえ一夜限りの関係でも恨まれないものだが、今回は口の軽い女性を相手にしてしまったのか、あるいは「遊び」だと思っていた彼と、彼女の思惑が違ったのか。

その場のノリや、そのときの雰囲気で、何が起こるかわからないのが男女の仲。お互いに一夜を楽しめばそれですんでいたはずなのに。決して擁護するわけではなく、出会ったことが奇跡のような男女のひとときの関係さえすっぱ抜かれるとは、世知辛(せちがら)い世の中になったものだと嘆息するしかない。













浮気の3日後に妻へ花束をプレゼント


もうひとつ興味深かったのは、浮気した3日後に、斉藤氏が妻に花束を買って帰っていることだ。妻は素直に感謝していることをSNSで伝えている。だが浮気がばれたあとに考えれば、「何もない日の花束、斉藤さん、わかりやすすぎ」とSNSでは盛り上がっていた。


もちろん彼の心に罪悪感があったがための行為だろう。「浮気あるある」ではある。

だがこういう行動に走る男性は決して「悪人」でないことは確か。もっと浮気慣れしている男なら、わざわざ花束など買わない。あるいは日頃から「何もない日のプレゼント」を繰り返して、不貞の匂いを消しているはずだ。






浮気はあくまでも浮気


自身も何度か浮気を繰り返してきたというタケオさん(仮名・42歳)は、「有名人は大変だなと思いました」と今回の一件への思いを口にした。斉藤氏と同世代、結婚して10年、7歳の子がいる。

腕を組んで歩く不倫男女

写真はイメージです(以下同じ)

「僕も出張先で何度かそういうことがありました。その場だけの関係だったり、出張に行くたびに会ったりといろいろだけど、そういう大人の関係って世の中にはあると思うんです。気持ちも体も相性がよくて、でも恋愛というわけではない、セフレというわけでもない。なんとも名前をつけづらい男女の関係。

大事に思ってないわけではなく、いろいろ嫌なことがあって、ちょっと別次元で息抜きをしたいときにその女性と会いたくなるような。なかなか理解はしてもらえないと思いますが」

これはもちろん、男性だけの話ではない。女性でもそういう「浮気」を繰り返している人は意外といるものだ。














家族への愛情が減ったわけではない


「子どもがふたりいて家族仲は良好。夫のことも好きですよ。でも共働きで子育てしていると、ストレスもたまる。でも家族にストレスをぶつけるわけにはいかない。どこかで発散しないと。

浮気ありきではないけど、たまにちょっとした顔見知りと関係をもつと、リフレッシュできる。とんでもない女だと思われるかもしれません。でも私の周り、意外とそういう女性がいるんです」

サトミさん(仮名・40歳)はそう言った。結婚10年で2回ほどそんなことがあったという。夫にもあったかもしれない。だがそこはお互いに大人。長く続いている恋愛でもないし、夫を裏切ったことにはなっていないとサトミさんは自信ありげだ。

「ましてや子どもを裏切ったわけじゃない。他の男と関係をもったからといって、家族への愛情が減ったわけではないんですよ。一般人の場合、離婚する気がないなら、パートナーにバレないようにするのが大人というものじゃないですか」

親子浮気と家族愛は別、そして自分の責任の範疇(はんちゅう)で何をしても他人にとやかく言われることはないと彼女は言い切った。もちろん、彼女自身もいっさい、人には話していない。誰かに話した時点で世間に話したのと同じ。

絶対に嘘をつき通せる人と、つけない人。どちらがいい悪いの問題ではなく、人はどちらかに偏(かたよ)るのかもしれない。自分をも騙すような嘘をつけないなら、危ない橋は渡らないほうがいいと、サトミさんはつぶやいた。

<文/亀山早苗>
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio



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