女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「夏のハプニング」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2019年8月25日 記事は取材時の状況)
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皆さん、暑さで頭がボーっとして普段なら絶対しないようなミスをしてしまったり、夏に浮かれてつい調子に乗ってしまったりしていませんか?
今回は、夏にトホホな目に遭ってしまった3人の女性にお話を聞いてみました。

写真はイメージです(以下同じ)
気になる知人男性と銭湯に行くことに
佐武夏希さん(仮名・30歳・派遣社員)は、最近行きつけの飲み屋の常連客であるHさん(28歳・衣料メーカー勤務)の事が気になっています。
「もう出会って1年ぐらい経つのですが、ただ一緒にワイワイ飲むだけの関係で何の進展も無くて…」
もしフラれてしまったら、もうこのお店に通えなくなると思うと、怖くて何のアクションも起こせない夏希さん。
「そんなある日、Hさんとドラマ『サ道』(テレビ東京系列で放送中のサウナをめぐるドラマ)の話で盛り上がって…よし、今から近くにある銭湯に一緒に行こう!という事になったんです」
まだビールを1杯しか飲んでいないし、大丈夫だとは思いますが一応冷ましてから行こうと、わざとちょっと遠いお蕎麦屋さんに歩いて行き、冷たいトロロ蕎麦を食べました。
「それが、デートみたいで凄く嬉しかったのですが、結構歩いたので汗だくになっちゃって」
それから銭湯に着き、1時間半後に出ようと約束してお風呂を堪能する2人。
「久しぶりに入った大きいお風呂は凄く気持ち良かった。サッパリしてお湯から上がり、着替えようとしたのですが…」
汗くさくてピンチ!家事コツで乗り切ろうとしたら
さっき脱いだシャツがめちゃくちゃ汗くさくてあせる夏希さん。もちろんバーの帰りに急きょ銭湯に来たので着替えなんて持っていません。
「こんなクサいシャツじゃHさんに会いたくない、と泣きそうになりましたが、その時ハッとひらめいたんです」
ふと、先日テレビのワイドショーで、枕に霧吹きで水をかけてドライヤーの熱風をあてると、加齢臭が消えるとやっていたのを思い出した夏希さん。
「加齢臭が消えるなら、汗くさいのもイケるだろうと、水をパパッとシャツにかけてドライヤーの熱風をあててみたんですよ」
汗くささを消す事でいっぱいいっぱいになっていた夏希さん。つい、シャツの袖の部分だけ化学繊維のシースルーになっていたのを忘れていたのです。
脇が変になったシャツを着て彼に会うハメに
「なんと熱風で、脇の部分が変質して、ただれたみたいになってしまったんですよ~!しかももうHさんとの約束の時間がきてしまい、仕方なく脇が変になっちゃったシャツを着て外に出たんです」
汗くささは消えたような気がしますが、残念な見た目になってしまいました。
「外で待っていてくれたHさんに、どうしたの、それ?と聞かれて、なんの言い訳も思いつかなくて、恥ずかしかったのですが正直に事情を話したんですよ…」
すると「あ、僕もその番組観てたよ~!」と爆笑するHさん。
「そしたらHさんが『夏に汗くさいのなんてしょうがないよ!とにかく僕んちへ行こう、Tシャツ貸してあげるから。そんな格好で歩かせられないよ』とタクシーを止めてくれたんです」
その夜は、Tシャツを借りて麦茶をご馳走になり帰った夏希さんでしたが…。
「その日から2人の距離がグッと縮まって、その後すぐにお付き合いする事になりました。いや~汗くさいシャツをドライヤーで溶かして絶望していた時の自分にグッジョブと言いたいですね(笑)」
続いては、夏におかしがちなリスクを経験した女性のエピソードです。
深夜のジョギング後に全裸で眠ってしまったら…
宮田芳佳さん(仮名・22歳)は、劇団員をしつつ、パブでアルバイトをしながら女優を目指しています。
「公演や稽古があるので、わりと時間の融通(ゆうづう)がきくパブでバイトをしています。マスターが作るまかないがとても美味しいのも魅力で(笑)」
ある夏の日、深夜3時まで働いて帰路につくと、家に着く頃に薄っすら明るくなってきたそう。
「公演が近づいていてテンションが上がっていたので“よし、体力作りの為にジョギングしよう”とTシャツ短パンに着替えて部屋を出ました」
40分程走って汗だくで部屋に戻る芳佳さん。
「ほどよい疲労感と汗をかきまくったので、シャワーが最高に気持ち良くて!バスルームから出て全裸でクーラーの風を浴びてリラックスしていたんですよ」
すると、ソファーにバスタオルをひいた上で全裸のまま眠ってしまったそう。
「ふと目を覚ましたら…窓の外の木にハシゴをかけて剪定(せんてい)していた植木屋さんとバッチリ目が合ってしまったんですよ!あわてて『ギャー!』と叫びながらカーテンを閉めました」
芳佳さんの部屋は2階で、目の前を木が茂っているため、他の建物からの目隠しになっているのでカーテンを開けっ放しで過ごす事もよくあったそう。
「まさか、ハシゴで木に登ってくる人がいるなんて想像しなかったので…完全に油断していました。あぁ、知らないおじさんに全裸で寝ているところを見られてしまい悔しいです」
それ以来、芳佳さんはきちんとカーテンを閉める習慣が身についたそうです。
続いては、久しぶりの実家で思わぬ失敗をしたエピソードをご紹介します。
3年ぶりの帰省。冷蔵庫内の水筒を飲んでみると
仲原結花さん(仮名・27歳・会社員)は、夏休みに3年振りに長野県の実家に帰る事にしました。
東京みやげのお菓子を買い込み、新幹線に乗り込む結花さん。
「実家に着いたら3年振りだってのに、両親は出かけたのか留守で…とりあえず暑くて喉がカラカラだったので冷蔵庫を開けたんですよ」
すると、キンキンに冷えてうっすら汗をかいた冷水筒が入っていました。
「うわっ美味しそうなアイスコーヒーがある!とテンションが上がりました。
うちの母親、子供の頃よく麦茶は作っていましたが、“最近はアイスコーヒーが好きなんだ?へ~”なんて思いながらグラスに注いで飲んでみたら…」
父親に注意されてしまった
思っていた味と全く違い、黒い液体を吐き出す結花さん。
「喉が渇いていたので勢いよく飲んだら、なんと麺つゆだったんですよ!も~ビックリして、しばらく『ケー!ケー!』と、えずきが止まりませんでした」
しょっぱさに苦しみながら、結花さんは母親の手作りの麺つゆで食べる素麺(そうめん)が大好きだった事を思い出していたそう。
「すると両親が帰ってきて、久々の再会を喜ぶ前に父親から『お前、まだそそっかしいの直ってないのか?いい加減ちゃんとしてくれよ』と怒られてしまいました(笑)」
3年振りに結花さんが帰ってくるので、張り切って麺つゆを作ったお母さんでしたが…つい作り過ぎてしまい、ふだん麦茶を入れている冷水筒に入れて冷やしていたのが間違いの原因だったようです。
「しかも、麺つゆを作ったのに素麺を買い忘れて、父と買いに行っていたんだそうです。この後、久しぶりに食べた実家素麺は最高に美味しかったですよ。ですが、いくら美味しくても麺つゆ直飲みはもうごめんですね…」と笑う結花さんなのでした。
―シリーズ「夏に起きたトンデモ」エピソード―
<文&イラスト/鈴木詩子>
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