2022年12~2023年2月、女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「婚活」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2月25日 記事は取材時の状況)
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恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。個別婚活相談や結婚相談所のセミナー講師をしながら、これまで1000人以上の「出会いがない男女」の相談に乗ってきました。
かつて髪はボサボサで化粧もしない「完全なる非モテ」だった筆者。「人は変われる」を自ら実践し、多くの方々の“もったいない”をご指摘してきた経験から、誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。
過去の恋愛経験が、婚活でマイナスになることも?

写真はイメージです(以下同じ)
ふと思うのが、恋愛経験って婚活でマイナスになることもあるなという点です。今回のご相談者は、20代のころに出会って長期間の交際をした経験のある女性・由利さん(仮名/国家公務員・34歳)です。
嫌いで別れたわけではなく結婚の話も出ていたそうですが、彼氏の家族の事情がどうしても受け入れられず、話し合って別々の人生を選ぶことにして別れたのだとか。今も連絡は取れるため、お互いの誕生日にはおめでとうLINEを送り合うそうです。
元カレ以上の彼氏を探し続け、気づけば34歳に
別れたばかりのころは男性の紹介の話もちらほらあったため、そのうち違う男性と出会い結婚するだろうと思っていた由利さん。しかし気づけば30代中盤になっていました。婚活をしようと思ってマッチングアプリに登録してみたそうですが、面接のように一問一答で会話が成立しなかったり、合ったら写真と別人すぎたり、世間知らずすぎたりと、いろんな男性とマッチングしてデートをしてもあまり好きになれる気がしません。
理想の男性を探してデートを重ね、由利さんはついに元カレかそれ以上に好きに成れそうな健一(仮名)さんという男性に出会います。
3回目のデートで付き合おうと言われて交際がスタート。34歳の誕生日の間際でした。由利さんは「次の35歳の誕生日はもしかして家族で祝えるかも」と安堵したのですが、一年後、誕生日が近づくのに健一さんとの関係は進展しません。
そこで私のところへご相談にやってきたのです。
「身長180cm・年収1000万円・早稲田卒」って本当?
すでにマッチングアプリは退会しているので、登録時の写真などは確認することができません。プロフィールには「次に付き合う方とは結婚を考えている」と書いてあったそうです。
「イケメンの写真を使っていたわけでもないし、特別に条件がいいわけでもないので、ヤリモクとかではないと思うんです。自宅も行ったことがあるし、既婚者でもないと思うんですけど」
彼氏は身長が180cmで大学は早稲田卒、年収1000万円以上のコンサルタントだそうです。読者の皆さんなら「え?条件良すぎであやしいよ」と突っ込みませんか?
ただし、由利さんより6歳年上の健一さんは、交際し始めたころの年齢は41歳で離婚歴がありました。確かに完璧な好条件ではないところもあるのです。
なお、国家公務員の由利さんは周りに高学歴が多く元カレも高学歴でした。そんな事情もあり由利さんは「特別に条件がいいわけでもない」と思ってしまったのかもしれません。
付き合う前の一言で、心を掴まれてしまった
健一さんは会ってすぐに離婚の理由を話してくれました。仕事が忙しくてすれ違いが多く、元奥さんから仕事への理解を得られなかったためだそうです。
「だから次に出会う女性は、由利さんみたいにしっかり自分の世界をもって働いている方がいいと思っている」と言われました。
それまでは会う男性たちから「お仕事頑張っているんですね」と上から目線で評価されることが多く、働いてるのは当たり前のことなのに低レベルなことを褒めてくる男性にうんざりしていた由利さん。健一さんのその一言で心を掴まれてしまったのでした。
そうして、好きであるがゆえに身動きが取れなくなるのです。
会うのは月1~2回、年末年始には一日も会えず
由利さんは彼と交際しているとはいえ、会うのは月に1~2回程度。GWでさえ、1回会っただけでした。「今まであまり親孝行ができなかったから、今年は実家に帰省する」と言われ、年末年始は1日も会えませんでした。
私はここで、素直な疑問を口にしました。
「東京で働く独身男が、12月28日から1月3日まで実家で過ごすことなんてあるかな」
「そうですよね。やっぱりそう思いますか」
由利さんも、自分の優先順位が低いと感じることはあったのです。
“もの分かりのいい彼女”をやめられない
「仕事に理解がある女性だから好きになったって言われると、彼にもっと会ってほしいとか言えないんです。仕事が忙しいのは分かるけれど結婚も考えているのに親に紹介してくれないし年末年始も会えないし。たまにしか会えないと、せっかくのデートなんだから楽しく過ごした方がいいかなと思って余計に言えなくなるんです」
由利さんはすっかり“もの分かりのいい彼女”をやめられなくなっているようでした。
「自分の時間も大事にしないとね。由利さんは結婚したいんでしょう。その気がない男に貴重な時間を費やしたらダメだよ」
「やっぱりそうですよね。彼の勤務先も知らないんですけどなんて確認すればいいでしょうか」
「ええ!」
「大事な話があるから会いたい」と連絡したら…
由利さんは健一さんに「大事な話があるから会いたい」と連絡しました。初めて自分から主導権をもって物事を進めようとしたのです。会う約束はしたのですが、直前で約束を反故(ほご)にされ、彼氏のLINEは既読が付かなくなりました。
由利さんは彼にとって、便利で都合が良い女性だったのでしょう。
「あんな扱いされてやっと大事にされていないって気が付きました。未練はないです。男を見る目がないんだなって気づきました」
時間は元には戻せませんが、付き合おうとなったタイミングで「自分は結婚したいから、結婚を一切考えていないなら付き合えないよ」と宣言して、結婚の話をしやすい関係でスタートしておくべきだったのです。
もちろん、それだって必ず結婚につながるとは限りませんが、少なくとも男性のご機嫌を伺い続ける関係ではなくなります。
“好き”も大事だけど「信頼できるか」もちゃんと見て
いろんな相手を探し「好き」になれる男性かどうかでジャッジするのに、肝心の“信頼できるかどうか”を軽く考える女性は多いのです。信頼関係というものは一度壊れると、見て見ぬふりはできても回復は難しいのです。
好きだけど信頼できない男性にハマって、貴重な時間を無駄にしてはもったいないです。別れた方がいい男に執着して、若さを無駄遣いしないようにしてください。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
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<文/菊乃>
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
(エディタ(Editor):dutyadmin)