長年にわたって愛され、売り上げを伸ばし続けている「ロングセラーコスメ」には、多くの人から支持を得るだけの理由が必ずあります。今回は120年以上の堂々たる歴史をもつ“赤”の肌活性コスメを紹介。【もりたじゅんこ「本当に買うべきベストコスメ」Vol.9】

美肌のためのベスト・オブ・ベストがこの1本に！

もしあなたが今、化粧水を新しいものに切り替えてみようかな？ と思っていたり、ガツンと手応えのあるエイジングケアに出合いたいと考えているならば、とてもおすすめの1本があります。

2023年3月に発売されたSHISEIDO オイデルミン エッセンスローション[医薬部外品] 145ml ￥9,680

何がすごいって、「オイデルミン」は120年の歴史をもつ化粧水なのです。“赤い水”と呼ばれ多くの人に愛されてきた、資生堂のアイコン的存在。それが大きく進化を遂げてこの春に新しくなりました。
いうなれば、資生堂が創業以来培ってきた化粧品づくりの知恵や技術がこの1本に詰め込まれています。基礎となる肌研究はもちろんのこと、浸透技術・成分開発・肌アプローチなど、“美肌のためのベスト・オブ・べスト”が盛り込まれているといっていい。肌を生み出す大元となる血流の部分から表層の潤いまで……もともと備わっている肌の機能をオールラウンドに底上げしてくれます。つまりは、ハリも出るし、なめらかになるし、透明感もアップ。美白コスメとは謳われていないのに、美肌ケアの一環としてさりげなく資生堂オリジナル美白有効成分『4MSK』が配合されているところからも、その贅沢さが感じられるのではないでしょうか。

テクスチャーの研究も相当にされているのでしょう。間違いなく素晴らしい使い心地です。
手に取った瞬間、明らかにただのローションではないと予感させる、濃厚に美容成分が凝縮されたひとしずく。
それでいて、肌になじませると「これ以上ない！」と感動するほどにじゅわじゅわっと肌にみずみずしく染み込んでいきます。
さらには、単にみずみずしいだけでなく、与えた潤いを細胞のひとつひとつに留めてくれるようなまろやかな保水実感もあって、「肌にいいものを与えている！」という手応えが格別。化粧水と美容液の良いところを兼ね備えていて、使うたびに本当にうっとりします。

そして何より個人的に激惚れしているのが、翌日、翌々日の肌の透明感。「なんだか最近、肌の調子がいい。1トーンくすみ抜けした気がする…」と日々感動する機会が多く、2本目をただいまリピート中。もう手放せません。
100年以上続くロングセラーですから、この先も長く愛されていく1本になることでしょう。だから慌てて手に入れなくても良いのですが……ぜひ、今すぐ、試してみて！すごくいいから！と鼻息荒くおすすめしたい、名品を超える絶品です。

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雑誌『美的GRAND』、にて毎号記事を手がける。元々アトピー素因をもつ体質で、幼い頃から肌トラブルに見舞われるたび、肌のコンディションはメンタルにも密接につながっていると実感する。正しいスキンケア法を知った現在は、ときに原因不明のじんましんや湿疹に悩むときもありつつ、おおむね良好な肌状態をキープ。

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