コロナの規制が緩和され、今年の夏は海外旅行の予定を立てている方も多いのではないでしょうか。
しかし、久しぶりの海外では慣れないことも多く、ときにはとんでもないトラブルを招くことも...。
夏の海外旅行に起こった失敗談を聞いてみました。
乗り継ぎであわや大ピンチ
「夏休みを利用して格安航空券でアジアを周遊したときのこと、帰りに同じ航空会社で乗り継ぎをして日本に帰国する予定でした。
航空券は別々に予約したものですが、チェックインカウンターで言えば、日本までバゲージスルーできると思っていたんです。しかし、いざ聞いてみるとバゲージスルーはできなく、1度出て荷物を受け取り、またチェックインしてくださいと言われました。
乗り継ぎ時間はたったの2時間。翌日は大学の夏季集中講義があるので、乗り継ぎの飛行機を変更するわけにもいかず...。結局、2時間の乗り継ぎで、1番に飛行機を降りて走りました...しかし、荷物がなかなか出てこない！
ようやく荷物が出てきて、1度出国してふたたびチェックインして猛ダッシュ！ 搭乗時間の10分前にゲートにたどり着きました...」（20代・女性）
同じ航空会社でも別々に航空券を予約した場合、バゲージスルーができないこともあります。乗り継ぎの飛行機は時間に余裕を持って予約するようにしましょう。
ホテルのカードキーに要注意！
「マレーシアでホテルの冷蔵庫の中に入れておいた屋台のご飯を食べて、食中毒を起こしたことがあります。
ちゃんと冷蔵庫に入れていたのになんで⁉ と思ったら、そこのホテルはカードキーを抜くと部屋のすべての電源が切れるようになっていたんです。飲み物は入っていなかったのでまったく気が付きませんでした。
暑い中放置したご飯を食べたものだから、翌日はひどい下痢に襲われました...。旅行後半はそれでほとんど潰れてしまいました...」（30代・女性）
ホテルのカードキーを抜くと冷蔵庫を含める部屋の電源がすべて停止することがあります。
カードキーは2枚もらって、1枚は入れっぱなしにしておきましょう。1枚しかない場合は、ポイントカードなど同サイズのカードでも代用できます。
お菓子を出しっぱなしにしてしまい...
「タイのゲストハウスで食べかけのお菓子を机の上に置きっぱなしにしていたら、そこに蟻がたかって大変なことになったことがあります。
殺虫剤を借りて撒いたのですが、ベッドの隙間に逃げ込んでいたようで、寝て起きたら体中を刺されていて大パニックになりました。
他の宿泊者も刺されて、ゲストハウスの人にも怒られるし、本当に申し訳ないことをしました...」（20代・女性）
海外のアリの中には強い毒をもつものもいるので注意が必要です。特に低層階のホテルは虫が入って来やすいので、食べ物が残ったら、すぐに捨てるようにしましょうね！
夏の旅行は危険がいっぱい
日焼け、虫、レジャーでのトラブルなど、夏の旅行は特に危険がいっぱいです。ましてや海外でトラブルが起こっても、言葉も分からなければ自分では対処できないことがあります。
何か起こったときのために、日頃から日本で使っている薬を持っていく、緊急時の英語や現地の言葉を覚えておくなど、トラブルに備えておけるようにしてくださいね！
（文／fumumu編集部・カワノアユミ）
