今の位置(Current Position): ホームページ(HomePage) > ライフスタイル >

店長の悪口を店のグループLINEに誤送信、ヒヤヒヤしながら出勤したら… | ビューティーガー

時刻(time):2023-05-08 16:20源泉(Origin):δ֪ 著者(author):kangli
一度は経験したことがあるかもしれないLINE誤爆。かわいいものならご愛嬌ですが、シャレでは済まない場合もありますよね。 富岡芳美さん(45歳・仮名)は、パート先で思い切り誤爆をやらかしてしまったそうです。 新しい店長への不満が募る毎日 写真はイメージです。(以下同じ) 「新しく来たパート先の店長が、本当にひどい人なんです。責任感が皆無でルーズ。お

 一度は経験したことがあるかもしれないLINE誤爆。かわいいものならご愛嬌ですが、シャレでは済まない場合もありますよね。

 富岡芳美さん(45歳・仮名)は、パート先で思い切り誤爆をやらかしてしまったそうです。






新しい店長への不満が募る毎日


新しい店長への不満が募る毎日

写真はイメージです。(以下同じ)

「新しく来たパート先の店長が、本当にひどい人なんです。責任感が皆無でルーズ。お店が忙しくても知らん顔で、自分はサボってばかり。物の管理ができないので、倉庫は荒れ放題でも平気で、何がどこにあるのか分からない状態。さらに性格も最悪で、ちょっとした誰かのミスを仕事のグループLINEでつるし上げ『これやったの誰ですか?』と犯人捜し。その割に自分の大ポカは何事もなかったようにスルー。人としてどうかと思います」

 新しい店長になってからというもの、仕事の指示もまともに出されず、出勤のシフト表も月末ギリギリになっても出てこず、誰かが催促して、やっと翌日以降の予定が分かる状態だとか。






パート仲間とのLINEが唯一の癒し


 そんなひどい店長の元で働くスタッフたちですが、富岡さんは主婦のパート仲間でグループLINEを持っていて、何かあるとそこで愚痴をこぼしたり、相談したりして、協力し合っていました。

「理不尽なことを言われてモヤモヤしたときや、お店が忙しいのにずっと店長は事務所でタバコを吸ってサボっていたときなど、どうにも我慢ならないときはこのグループLINEでこぼして救われていました。みんなそれぞれ、納得いかないことがあって、お互いに助け合っています」

 ですがそのLINEが災いの元になってしまいます。














店長のミスでクレームが入る


 ある日、パート先の店舗に大クレームが入りました。店舗の修繕に関わる書類に不備があり、ずっと前に修正してくれるよう問い合わせをしていた件が、いつまで経っても回答が来ないというのです。パート仲間も数人その最速の電話を受け、その都度店長に伝えていましたが、どうやらそれもスルーして何もしていなかったようです。

店長のミスでクレームが入る
「担当者が激怒して、お店まで来ました。『年末に必ず処理しなければならない書類なのに、どうなってるんだ!』と。その日、あいにく店長はお休み。慌てて社用携帯に電話しましたが、いつも休日に電話に出たためしがなく、今回ももちろん不通。その件は誰にも引き継がれていなく困り果て、仕方なくその上のマネージャーに電話して対応してもらいました。ありえない無責任ですよね」





パート仲間と店長の悪口LINE


 そんなことがあった翌日、たまらずにパート仲間とLINE。メンバーも同じような理不尽なことに立腹していたので、その日のLINEは店長の悪口で大盛り上がり。そんなやり取りの最中に、タイムリーに仕事連絡用のLINEに例の店長からLINEメッセージが入ります。

 店長からのメッセージは、誰かが商品を売り場に戻し忘れたことをネチネチをあげつらった内容でした。












勢いでやってしまったLINE誤爆


勢いでやってしまったLINE誤爆
「大事な書類の提出もしていないのに、商品ひとつ戻し忘れたくらいで、全員の前で公開処刑のようなLINEを送ってくる店長にブチ切れました。あまりにタイムリーだったので、思わずパート仲間のLINEに『自分のミスは知らんふりなのに、また嫌味なLINE来てるし!』と勢いよく入れました。が、それはよく見ると、仕事用の全員が見ているLINEに誤爆しまっていたのです!」






20人中、既読は3人


 LINEを送って数秒後に気づき、いきなり冷や汗! 慌てて送信取り消しを押すも、そのときにはすでに既読が3人。20名ほどいるスタッフの中で、誰が読んでいるのかヒヤヒヤして心臓がバクバクしはじめました。

 パート仲間LINEのひとりが「送り先間違っているよ!」と教えてくれたので、既読のうちのひとりは大丈夫だとしても、あと2人、誰が見たのかヒヤヒヤものです。ですが、その日は店長が遅番で、ネチネチLINEは仕事中に送ってきたので、おそらく本人は見ていないだろうと予想し、忘れることにしました。














何事もなかった様子の店長


 次回出勤で店長に顔を会わせるまでヒヤヒヤしていたという富岡さんですが、店長はなにごともなかったように、相変わらずの対応。おそらくあの誤爆LINEは見られていなかったようです。

何事もなかった様子の店長
 そうこうしているうちに、異動の辞令が降り、店長は他の店舗に行くことに。やっとこのハチャメチャな状況から脱出できるとみんなで喜んだそうです。

「こんな店長だったけれど、一応最後だからと、簡単なプレゼントを贈りました。ですが、それに対してお礼もなく無反応。さらに異動が決まれば、最終出勤日でLINEを抜けるのが慣例ですが、なぜかいまだにLINEグループを抜けず、なぜか上から目線でときどきコメントをしてくるという不思議な行動をとっています。やっぱり変な人ですね」

 トンデモ店長に振り回された日々は過ぎ去って、いまは平穏に仕事ができているという富岡さんですが、「誤爆だけは要注意」と心に刻んだそうです。みなさんもLINE誤爆には要注意!

―シリーズ「SNSトラブル」―

【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ

【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック

<文/塩辛いか乃>
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako



(エディタ(Editor):dutyadmin)
    顶一下
    (0)
    0%
    踩一下
    (0)
    0%
    ------分隔线----------------------------
    コメント(comments)
    Please observe the policies and regulations of the Internet.

    コメント(comment):
    気持(Expression):
    ユーザ:パスワード:
    認証コード:点击我更换图片

    最新コメント コメント詳細画面へ>>
    ランキング(Ranking)